Yes Ver. おもいゴト/かんがえゴト/かんじゴト

私 Yes Ver. が見る・聞く・行うなどして思ったこと、考えさせられたこと、感じたことを書きなぐっています.

光学迷彩って…スゲ…

2006-08-16 00:39:41 | Weblog
光学迷彩って聞いて, 私が真っ先に思い出すのは「攻殻機動隊」です.
ここ 2 ~ 3 年の間 (だと思う) に深夜アニメとしてやってたのをたまたま見て, 結構好きになりました.
その, 半ば SF の世界である「光学迷彩」を実現させた方がいらっしゃるようです.

単刀直入にここを読んでみましょう.
(リクルートさんのリクナビ NEXT 内の Tech 総研の 1 記事です)
FireFox では動画が見れませんでしたが, IE で見れました.

記事を読んでみると, この方も攻殻機動隊からアイデアを得たようです.
すごいの一言です.

記事を読んでみた限り, 光学迷彩の理屈は結構簡単みたいです.
迷彩を施す対象Aに, Aの背後にある映像を, リアルタイムに投影するって感じでしょうか.
ですので, 多分, 単一方向の迷彩処理と言う事になると思います.

なんでこんな記事が見つかったかって言うと, cbook24 さんからの 2006 年 8 月 14 日付けニュースレターに PR されていたからでした.
こういう PR (まぁ, 広告ですな) の 80% 以上はほとんど役に立たないんですが, 時々今回みたいに興味を惹かれるものがあります.
いつも, うぜぇーとか思っちゃうんですが, 捨てたもんじゃないですね.

私は, 情報っていうのは,「入ってこないより入ってきた方が有益」だと思っています.
入手さえしてしまえば, それを使おうが捨てようが, その選択権は自分にあるわけです.
でも, そもそも情報が手に入れられなければ, 使うことも捨てる事もできません.

最近, インターネットやコンピュータの普及で, 情報が溢れている, 人間が情報に踊らされている...と言った事が叫ばれています.
これも真だと思います.
でもね, これって受け手の (処理能力の) 問題だと思うんですよ.

道具の善し悪し議論でかならず例に挙がるのは, 火と包丁でしょうか?
火は生活と切り離せない道具ですが, 非常に危険なものです.
包丁も便利な道具ですが, これまた非常に危険なものです.

つまり, 情報もそういうものだと思うんです.
基本的に, 危険なものなんです.
でも, 非常に便利で有益なもの.
危険だと思ったら, 使わなければいい.
使うんであれば, 自己責任で.

さて, ここで一つ重要な問題に気づいてしまいました.
それは「いかにして, 情報が危険と言う事を広く認識させるか」と言う事です.
これは難しい.
火や包丁は物理的に攻撃可能なものなので, 命への直接的な危険性をイメージしやすいんです.
情報って, 物理的形状のあるものではないので, 火や包丁のような危険性をイメージしにくいんですよね.

現在では, 義務教育 (小中学校) でも情報教育をしていると聞いています.
そうすると, むしろ心配なのは, 現在の大人ですね.
私も社会的には大人と呼ばれてしまう年齢ですが, 勉強は学校だけでするものではなくなってきていると感じています.
常日頃から勉強していないと, いつか社会から隔離された存在になってしまいそうです.

怖いものです.

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