なかむらじゅんこ地蔵絵巻展

　
　　　　　　：：：天と地の間：：：
　　　　　　　
　　　　　　　　＊＊＊＊　風に吹かれる様に時は進む　　＊＊＊
　　　　　　　　
　　悠久の時を奏でる二胡奏者
　　　　　
　　　　　　　　張　照　翔　心に残るコンサート
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（入場無料）　

　　　　　　　2006：9月３０日（土）
　　　　　　
　　　　　　　時間：pm:7:00より
　　　　　　
　　　　　　　場所：岐阜市大洞
　　　　　　　　　　　　　　　願成寺境内にて
　　　　　
　　　　　　　　


　　　　　　　【　　地蔵絵巻展示のお知らせ　　】　　
　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（同時開催）

　　　　　　　期日：　2006年9月30日（土）～10月10日（火）
　　　　　　
　　　　　　　場所：　岐阜市大洞　願成寺 （10月１日より光輪閣にて展示）
　　　　　
　　　　　　　時間：　am:10:00～pm:4:00

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　主催：願成寺
　　　　　　　
　　　　　　　後援：願成寺同好会
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　中将姫成願桜保存会
　　　　
　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　
　　　　　　
　　　　　　
　

赤蜻蛉

　　　　　
　　　　　　　　赤蜻蛉
　　　　　　　　　　　　　　風にゆらゆら
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　わが世界
　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【恵眞尼】

　　　　　　　　山近く
　　　　　　　　　　　　水清き場所に
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　住みたるを：：感謝＊＊＊

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　合掌

繋がるいのち

　　　　　
　　　　　　　　皆揃い
　　　　　　　　　　　　　蝉の声きく
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　墓参かな
　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【恵眞尼】

　　　　　今年も生かされていることに感謝して＊＊＊＊ありがとう。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　合掌

エアデールテリア（空）くうでーす。

　　　
　　　毎日暑いね。ワンワンワン＊＊＊

　　　　　　蝉時雨
　　　　　　　　　庇の下を
　　　　　　　　　　　　　通ひ路に
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（　大野林火句）
　　　　
　　　　朝めが覚めるとね：：：
　　　　　　　　　　　　　　蝉さんが鳴いてるよ：：
　
　　　　　　　　今日も暑くなるよー
　　　　　　　　　　　　　　　　　そういってるのかな？？

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　くう

６１年目の終戦記念日

　　　　　　
　　　　　鎮魂の夏＊＊＊
　　　　　　　　　　　　　８月１５日＊＊＊
　
　　　　　　８月６日からの：：：　真夏の１０日間は歴史と向き合う時か：：

　　　炎天や
　　　　　　かの日正午の
　　　　　　　　　　　　箱ラジオ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（高橋青塢句）

　　　　
　　　　　　　靖国問題＊＊
　　　　　　　　答えの見つからない夏を迎えて：：
　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　今日も平和を祈らん
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　合掌
　　　　
　　　　　　　　　　　　　　

盂蘭盆会

　　　　　　
　　　私たちのいのちは：：：
　　　　　　　　　バラバラにあるものではない
　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　長いいのちの関わりによって
　　　　　　　　　　　　　　それぞれに
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　賜っているもの。
　　　　　　　　
　　　　　【　　旧里や
　　　　　　　　　　　臍の緒に泣く
　　　　　　　　　　　　　　　　　としの暮　　　】
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（松尾芭蕉）
　　　　　　　　
　　　　　　自分のいのちはしっかりと親のいのちとつながっている
　
　　　　　　　　始まりも：：：行きつく先も見通せないほどに
　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　長いいのちの歴史と広い世界

　　　　　　今、この身に賜っているいのちを
　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　ただごとではないいのちとして
　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　尊べと教えられて
　　　　　
　　　　　　　　　　
　　　　　　そうめんに
　　　　　　　　　　　亡き人偲ぶ
　　　　　　　　　　　　　　　　　盂蘭盆会

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【恵眞尼】

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　合掌　　　　　　　　

季（とき）のうた

　　　　　
　　　　朝顔に
　　　　　　　雨戸すかして
　　　　　　　　　　　　　二度寝かな
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【安部みどり女】

　　　　　　朝顔は午前中にしぼんでしまう一日花

　　　雨戸をすかして覗き見し
　　　　　　　　　　　　弾む心でもう一度ねむる

　　　　　　こんな感動の日を忘れない自分でいたい。

　　　　　　　　　　　　　　　　　生かされて感謝
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　合掌

黄色いマクワウリ

　　　　　　　
　　　　　古井戸や
　　　　　　　　　　ぽこりぽこりと
　　　　　　　　　　　　　　　　　真桑瓜
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【夏目漱石】

　　　　　　暑さがピークの頃
　　　　　　　　　　　ほんのり甘い香りがほっとさせてくれた
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マクワウリ＊＊

　　　　　今は中々食すことも少なくなったが

　　　　　　　　　　　　　あの味を今も忘れない＊＊＊

　　　　　　献上され＋＋　徳川家康も【清味】と

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　合掌

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

広島の被爆アオギリは平和の象徴

　　　　　　
　　　　　　　街を破壊し、数え切れない人の命を奪った原爆
　　　　　　　　　アオギリの木は爆心地から１,３キロ離れた
　　　　　　　　　　旧広島通信局の中庭に４本並んで植えられていた。

　　　　　被爆で爆心地側は焼けただれ、幹もえぐられた。
　　　　　　　３本が残りその地は平和記念公園となった。

　　　　今は、残った２本が横に２世を従えて無言の語り部に：：

　　　　アオギリに生きる力を与えられた被爆者沼田鈴子さんは
　　　　　　被爆アオギリの前で長い間、原爆の語り部を努めていた。

　　　今。アオギリの種は
　　　　　　【平和の種】として各地の平和を願う人達に育てられ
　　　　　　　　
　　　　声なき命の叫びとして。
　　　　　　　　　　　　　世界に広まっている。
　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　永久に広まることを祈りて

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　合掌
　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　

もう一つの８月９日

　　　　　　　長崎に二つ目の原爆が投下された日
　　　　　　　６１年前の昨日
　　　　　　　　　　長良川の堤の芋畑で
　　　　　　　　　　　　水やり作業に出ていた小学２年生の子が
　　　　　　　　　　　　　　川に流された。

　　　　　　悲鳴を聞きつけ丹羽流一先生が助けようと飛び込んだが
　　　　　　　　　力尽きて＊＊＊二人とも水死

　悲しい結末も敗戦の６日前の出来事だったが世に知られず

　　　　　　戦後になり教師の死はいつか忘れさられようとしていた。

　　今、小学校の校庭には先生の顕彰碑がたてられているが＊＊＊

　　　　長良川で泳ぎ：：遊んだ私。
　　　　　　　今までこのような事実を知らない＊＊＊
　　　　　　　　
　　　　　　　愛する川は多くの涙：：
　　　　　　　　　　　　　　そして：：喜びを包み
　
　　　　＊＊　　　今日も静かに流れている。　　＊＊

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　合掌