言志四録だより

　　　
　　　
　　　　　　　　　　　＜　富貴は春夏の如し　＞

　　　　富貴は譬えば
　　　　　　　　　　即ち春夏なり。

　　　　人の心をして
　　　　　　　　　　蕩せしむ。
　　　　
　　　　貧賤は譬えば
　　　　　　　　　　即ち秋冬なり。

　　　　人の心をして
　　　　　　　　　　粛ならしむ。
　　　　
　　　　故に人　富貴においては
　　　　　　　　　　　　　　　即ち其の志を溺らし

　　　　貧賤に於ては
　　　　　　　　　　即ち其の志を堅うす。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【　言志四録　一
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　言志録四一　】より

　　　　貧乏は良薬と言われるが＊＊＊
　　　　　　　　　　人の心歪まぬよう
　　　　　　　　　　　　　　　生きぬく力に変わるように：：

　　　　　　　　　　　
　　　　　　　祈りをこめて　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　合掌