総合診療医からの健康アドバイス

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ステキな沖縄の風景も少しお届けします

機内での注意

2023-12-18 10:43:16 | 医療情報
 皆様、こんにちは。総合診療医からの健康アドバイスの時間です。
 
 今日の沖縄は曇り。予想最高気温は21度です。昨日は最高気温が17度までしか上がらず、平年よりも低かったです。北風も強く、これが冬の寒さだと思い出しました。今日は平年並みに戻りますが、日差しがほとんど無いので、寒く感じます。考えてみたら、来週の月曜日はクリスマスですし、再来週の月曜日はお正月です。寒くなってようやく、年の瀬感が出ましたね。大掃除は疲れるので、小掃除をちょっとづつやっていこうと思います。では、本題へ。
 
 

 血中ヘモグロビンの酸素飽和度が下がると、もともと心臓や肺に病気がある人では、症状を悪化させるリスクがある。

 

 心臓を栄養する血管が細くなる狭心症の人では、狭心症発作の症状としての胸痛がおこることがある。

 

 慢性閉塞性肺疾患などの慢性の肺の病気の人では酸素不足による症状の悪化をきたすこともある。

 

 航空機内の環境条件で次に大きな問題は、湿度が約20%とかなり乾燥すること。

 

 気道粘膜が乾燥しやすくなり、喘息の発作が起きやすくなる。

 

 狭心症や慢性閉塞性肺疾患、喘息などの病気を持つ人が、機内で胸痛や呼吸困難を感じたら、直ちに客室乗務員をコールするための座席への備え付けボタンを押すとよい。

 

 

 

 沖縄本島中部、うるま市の風景です。

 

これを実践するだけで、楽しく食事をして、健康的に若々しく、やせることができます。高血圧や糖尿病も予防するので、コロナウイルスにもかかりにくくなると思います。「病気にならない食事の極意」よろしくお願いします。

 

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