ここでのワールドカップは意義があります 【大友信彦著 釜石の夢－被災地でワールドカップを－】

2019年に日本でラグビー・ワールドカップが開催されます。会場は１２ヵ所。その中に被災地・釜石があります。

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■ワールドカップ

人口３万余人の釜石市。
スタジアムは、まだありません。

ここで2019年にラグビーワールドカップが開催されるんです。
大漁旗を振りながら、熱心に応援する観客の姿が頭に浮かびますね。

今から、そのときが待ち遠しいです。

	釜石の夢 被災地でワールドカップを (講談社文庫)
	クリエーター情報なし
	講談社

■被災そして復興へ

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岩手県釜石市。
かつては数千人の従業員を抱えた新日鉄も、今はわずか３００人。
町の人口も激減した。
Ｖ７を成し遂げた新日鉄ラグビー部は今、釜石シーウェイブというクラブチームとして存続している。

2011年3月11日。
東日本大震災で甚大な被害を受けた釜石。


ニュースを聞いたラグビー部ＯＢが、全国から駆けつけた。
現役の選手とともに、救援活動を行う。
帰国を拒んで救援活動を続ける現役の外国人選手もいる。
ラグビー選手は、人並みはずれたパワーで救助・救援活動に貢献する。

やがて現役選手は、地元の人を勇気付けるためにグラウンドに戻り、必死の形相で試合に臨む。
ＯＢは、救援活動とともに、数々のイベントで地元を元気付ける。

やがて彼らは
「釜石でワールドカップが開催できないか」
と考えるようになる。


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この本は、釜石を思う市民と新日鉄ラグビー部ＯＢ，全国のラグビー関係者が作った団体「スクラム釜石」の救助・復興活動をつづったルポです。
改めて被災地のみなさんのご苦労が分かりました。

2019年。
ここでワールドカップが開催されます。
被災地で行う試合。
外国勢もその意義を感じて、すごいプレーを見せるはずです。
世界中からやってくる観客も、東北のすばらしさを分かってくれるはずです。


そのときが楽しみです！

岩手県、行きたいな～


スクラム釜石のサイト


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