>今土手のほうに避難してったのでとりあえずは大丈夫そうです。
>今日の夜には家で温かいミルクを飲んでいることを期待しています。
後輩は僕のねこ好きを知っていたのでメールをくれたのでしょう。
僕はこれがご縁かと思い、
あまり迷わずに迎えようと決めました(ツマに相談なし)。
早く行かないとまたカラスに襲われたり事故に遭うかも知れない。
土手の向こうの河川敷にはおそろしい大きな猫たちもうろうろしています。
ケージを買う時間もないので洗濯用のかごとネットを家から持ち出して、
海岸道路を西へ向かい、夕暮れ時の河川敷で子猫達を探しました。
するとニャーニャー鳴きながら、
草むらの中からキジトラの子猫が出てきました。
これは僕をおびき寄せるため後輩が送ってきた写真。
ヤスミーンはこんなにちびだった。
のちにヤスミーンとなるキジトラの子猫は
僕を見上げて逃げずに鳴いていました。
手を伸ばすとフーッと威嚇しましたが、あっさり捕まりました。
威嚇しながらもゴロゴロのどを鳴らしています。
人慣れしているし、毛並みもきれい。目やにもない。
ノラには見えない。
僕はヤスミーンを洗濯ネットに入れて、
もう一匹の、おなかの白い子猫を探しはじめました。
ねえキジトラちゃん、ずっと一緒だったシロはどこへ行ったの?