図書館から借りてきた本です。
「ニセ医学」に騙されないために 内科医 NATROM 署 2014年7月8日 第2刷発行
危険な反医学論や治療法、健康法から身を守る!
船瀬氏の本に疑問、反論している箇所もあります。
自分のホームページも開設いています。「NATROM」ですぐ見つかります。
NATROMの日記 です。
私が紹介した本とは反対意見が多いようです。本来なら、正統派(西洋医学)。
日本全体からみれば、大多数派。でもなぜか、ペンネームです。
どちらかが100%正しいということはないと思います。
どちらも、よく調べて書いていると思います。
あとは、読む側も調べ、どう考え、判断するかだと思います。
私がいいと思った本の一覧はこちらです。
<つけたし>
お風呂にゆっくり入っていたら、おもしろいこと(自分の中で)を思いつきました。
ちょっと長くなるかも。少しずつ(何十分かおきに)公開してゆきます。
一種のたとえ話をします。
<歌編>
ここに、3人の歌を歌うひとがいます。(い)、(ろ)、(は)の3人です。
この3人に当てはまる条件とその結果に点数をつけてみます。
条件は次の2つ。
A 歌がうまい。
B 声量がある(ふつうの人以上にあるとします)。
結果は次の2つ
C 歌を聞いて、うまいと思う。
D 歌を聞いて、感動する(または、必ずしもうまくはないが、この歌はこの人の歌うのが好き)。
(い)さんは歌がうまくて、声量があります。聞いてうまいとは思いますが、
感動はしません。
(ろ)さんは歌はうまいけれども、声量は普通のひとどまりです。聞いてみると
うまいと感じると共に感動してしまいます。
(は)さんは決して歌がうまいわけではありません。声量もあるほうではありません。
でも聞いてみると、ほかの人が歌っているより、この歌だけは(は)さんの歌い方
にぴったりです。この歌といえば、(は)さんが思い浮かびます。
これを当てはまる条件、結果に各1点を与えて計算してみます。
すると
(い)さんは、条件 A+B が当てはまり、結果は C です。
(ろ)さんは、条件 A が当てはまり、結果は C+D です。
(は)さんは、条件は当てはまるのはなく、結果は D です。
これを点数でみると、
-------- 条件 ----- 結果 -----
(い)A+B = 2 ------> C = 1
(ろ)A = 1 ------> C + D = 2
(は)該当なしで 0 -> D = 1
条件がいいからと言って、必ず結果、満足度がいいとは、限りません。
(は)の例はこれです。
浅田美代子 ♫赤い風船♫
当時、すごい人気があったと思います。私もこの歌は、これが好きです。
(い)と(ろ)はむずかしいです。あえて、例をあげると(私の好みです)、
(ろ)は松たか子さん、こちらから、曲名の入っている赤文字をもう一度、押してください。
(い)は、May J. 「Let It Go~ありのままで~」
少しも寒くはないわ、のが全く、違います。
もしくは(い)は、日本語以外の言葉で歌っている歌です。
(ろ)の松さんの歌のほかに、世界各言葉による聞き比べもできます。
次が本番、お医者さん編です。
<お医者さん編>
風呂の中で、思いついたものです。反論はしないでください。
自己満足に入っています。
条件は次の2つ。
I 名医です。
J 投薬します。
結果も2つ。
K 治ります。
L 副作用で苦しみます。
(ち)医師は、名医ですが、西洋医学です。当然、投薬あり、それによる副作用がでる
ことがあります。したがって、薬によって、苦しむことがあります。
(り)医師は、西洋医学の外科医でしたが、限界を感じ、他の医学も取り入れています。
名医です。したがって、苦痛を与える投薬はしません。
(ぬ)医師は、西洋医学以外の治療をしています。したがって、国家試験の医師免状を
もっているのにかかわらず、ニセモノ呼ばわりされることがあります。名医ではあり
ませんが、苦痛を与える投薬はしません。一時、世の中では、人気者です。
そこで、点数をつける前に整理します。
(ち)医師の治療で、治ったものの、大変な苦しみを伴いました。
(り)医師のおかげで、苦しみもなく、治りました。
(ぬ)医師により、奇跡ともいうべき、運よく治りました。
ここで、点数をつけます。でも1つ、つけ方をより満足した方につけなをすことにします。
つまり、J の投薬の肯定文に点を与えるより、苦痛を伴う薬を与えないほうが、いいので、
条件 J の否定 NOT J に1点を与えます。
それと同様に、結果 L 副作用で苦しむより、苦痛がないほうが、いいです。
したがって、結果 L の否定 NOT L に1点を与えます。
例外は、上記の2点です。
これで点数をつけてみると(点数が1点のほうに着目して書くと)、
(ち)医師は I で K ですから、条件 = 1 結果 = 1
(り)医師は I + NOT J で K + NOT L ですから、条件 = 2 結果 = 2
(ぬ)医師は NOT J で K ですから、条件 = 1 結果 = 1
でも本来、病気のひとは、薬をもらうのが、当たり前とおもっているので、
条件 J のみ本来の点数に戻すと、
(ち)医師は I + J で K ですから、条件 = 2 結果 = 1
(り)医師は I で K + NOT L ですから、条件 = 1 結果 = 2
(ぬ)医師は 条件で点数なしで K ですから、条件 = 0 結果 = 1
となります。
(り)医師は、医学の常識からはなれたところ(世の中はそう思っている)がありますが、
結果の満足度は1番です。
(ぬ)医師は、インチキ呼ばわりされても、感謝されていることがあります。
条件は一番わるいですが、結果は条件の一番いい(ち)医師と同じです。
(ち)医師は、世間の常識、医学の常識を踏襲しているのにもかかわらず、1番にはなれません。
条件は一番いいわけですが、治療中に苦しみをあたえてしまったせいで1番ではありません。
現実は、見限られて、(り)医師や(ぬ)医師に治療の機会を奪われる、ことが起こりえます。
実際に、こんなたとえ話みたいなことも起こっているように思えます。
点数をつける前の文章によって、結果満足度の順位はいろいろ変わります。
結論としては、サービスを受ける側のひとも、他人任せにだけしないで、よく調べ、納得いくサービス
を受けましょう。その上で、結果を受け入れるしかないように思えます。
いざとなった時、万が一のときは、頭が真っ白になります。何も考えられない状態になります。
きっかけ、いいこと見つけたと思ったとき、即、行動しましょう。全部できなくてもいいのです。
思い出して、調べるきっかけになるようにしておけば、ちょっとは役に立つと思います。
読んでくれた方、ありがとうございます。
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