沈む夕日に空が赤く焼けて 暗色の闇が忍び寄る
どこかで 子供の声が母を呼んでいる
薄暗がりの中に 家々の明かりが灯る
そこには 家族の帰りを待つ母のあたたかさがある
人は母から生まれ
母なる地球のもとで生を送り
死して魂の母の元へ還る
すべてのものは「母」からやってくる
母性とは神そのもの
子供の頃 母の膝にふれると
言いようのない安心感に包まれたように
自分が今 神の胸の中で生きていると知ってから
大きな安心感に満たされている
生を越え 死を越えて 魂はつながっている
母なる神へと・・・