goo blog サービス終了のお知らせ 

ハレ時々オンデマンドTV

オンデマンドTVの感想やら日々の見聞録

ブライアン・イーノ ディスクリート・ミュージック

2007-12-09 23:13:00 | 音楽
ブライアン・イーノ/ディスクリート・ミュージック


本作は「オブスキュアレーベル」の1作目で
イーノ自身の作品をレコードにしたもの。
自分でつくったテープのディレイシステムを使い
単純なフレーズを反復・遅延・増殖させながら
徐々にクラスター化(音のかたまり)させていくという作品。

分かりやすく言うと
炎天下に放置したソフトクリームが
溶けていくのをじっっっっっっっっと
眺めているようなものだ。

「オブスキュアレーベル」からは75年~78年にかけて
10作品がリリースされている。
ペンギン・カフェのようにちょっと流行った(?)ものもあれば
実験的なものまでさまざま。

個人的にはジョン・スティールとジョン・ケージの
カップリングによる『Voices and Instruments』に思い入れがある。
昔、札幌のDISC UPという輸入盤屋(既にない)で
見つけたとき3,200円くらいで(普通の輸入レコードは1,800円程度)。
貧乏だった(今も)自分は二の足を踏み
でも3日後に覚悟を決めて買いに行ったときは
既に売れて無くなってしまっていた。

それ以来、見かけていない、つまり、聴いたことがない。
実に、悔しいのである。

それ以来
「見つけたら、金がなくても買え!」
が教訓になってしまい
おかげで、今もこうして
無駄な衝動買いが止まらない・・・


ま、それはともかく。
こうして冬の夜中に
溶けていくソフトクリームを眺めるのも
なかなかオツなものかと。


BRIAN ENO/DISCDEET MUSIC (CD) 2004 Virgin Records Ltd
※アマゾンにて購入。1,400円だったかな・・・?


<追記>

姫山桜桃(ひめ ゆすら)嬢の
胸元の凡字の刺青が気になって調べたら
阿弥陀如来と千手観音を示す文字らしい。
目撃したら合掌して念仏を唱えるべし。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。