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ハレ時々オンデマンドTV

オンデマンドTVの感想やら日々の見聞録

イージス艦「きりしま」 横浜大桟橋

2009-07-26 21:54:46 | Weblog
横浜大桟橋にて海上自衛隊のイージス艦「きりしま」を見る。



横浜大桟橋に海上自衛隊のイージス艦「きりしま」が寄港していた。
昨日から一般公開されていて、
仕事先のN村氏は甲板まで乗船できたそうだが
残念ながら本日午後に行った時点では乗船はできず
展望デッキから眺めるだけであった。

とはいえ、特徴的な巨大なブリッジは遠くから見ても
存在感は圧倒的。
さらにイージス艦の目玉である
フェイズドアレイレーダー(SPY-1D)を
間近で見ることができたのは感激であった。



「きりしま」は日本に6隻あるイージス艦の中でも
最初の「こんごう」に次ぐ2番艦で
1995年3月に就役、現在は第4護衛隊群第8護衛隊に所属し
定係港は横須賀である。

2001年9月11日のヴィン・ラディンの米国テロ以降
米国の対テロ作戦支援のため、イージス艦としてはじめて
インド洋に派遣された経歴を持つ。



もともとイージス艦(イージス・システム)は
米国がソ連の大量同時飽和攻撃を想定して
空母機動部隊の防空任務を担当するために
開発されたものだが、現在の日本では
日本海の向こうから飛んでくる弾道ミサイルへの
防衛手段としての期待が大きい。

実際に今年4月、某国のミサイル発射の際には
「こんごう」「ちょうかい」が日本海の防空任務に展開し
「きりしま」は太平洋側で切り離されたブースターの確認を
担当した。

大桟橋のホールではハワイアンフェアが開催されており
華やかなフラダンスが訪れた人の目を楽しませていた。
横浜は横須賀や厚木が近いので
軍艦だの戦闘機だのはさほど珍しくないせいか
家族揃ってフラダンスとイージス艦を一緒に眺めて
なんの違和感もなく楽しんで帰っていくように見えた。



「きりしま」は今日横浜港を出て、再び通常任務に戻る予定である。
某国では既に亡くなっていると噂される指導者の
後継者着任に向けて準備が進んでいるようである。
衛星だのミサイルだの発射は、それを控えた
国威発揚のためのハッタリなんだそうだが
手違いが起こらないことを祈るばかりだ。

イージス艦見物は、天気のいい日曜の午後
家族連れに混じってフラダンスと一緒に
というのが、いいなあ。


本土寺(あじさい寺)であじさいを見る

2009-06-13 18:23:06 | Weblog
先日、仕事で松戸方面に行ったときのこと。
仕事先の事務所がちょうど本土寺のすぐそばで
あじさいと菖蒲が見ごろだよ、とすすめられ
帰りに寄ってきた。



本土寺は別名「あじさい寺」と呼ばれるほど
有名なお寺で、北の鎌倉とも言われているそうな。
テレビの天気予報のバックに使われたり
時代劇のロケもよく来ているとか。

なるほど境内は青や紫、白い紫陽花で溢れており
たくさんの見物人が散策していた。



奥の方には菖蒲田があり、
なるほど菖蒲の花が水田のように
列を作って植えられている。
こちらも紫と白の花が一面に咲き乱れており
お寺の木々の中で、一種現実離れした光景を見せている。



花のことは全く知らないが
バラやひまわりのように
見ていて気分を高揚させる花と
あじさいや菖蒲のように心を落ち着かせる
花があるように思う。

色のせいや咲いている時期の関係なのかも知れないが
あじさいと菖蒲はお寺の境内にはよく似合うようだ。

今ほど町中に色彩がなかった時代には
菖蒲田の風景は極楽浄土を現しているように
見えたのかもしれない。

ちょっと癒されたひと時ではあった。

<追記>

何日か前にたねまるフィギュアを送った札幌のI氏から連絡あり。
カプセルを10個送ったにも関わらず
残念ながら7種コンプリートはできなかった。
しかも、自分的に一番狙っていた「シウマイ」がなかったとのこと。
頼まれて送ったものとはいえ、自分のことのように悔しくて
また狙ってやろうなどと考えていたりする。

Iさん、ちょっと待っとってね。
(あ~ちゃん風広島弁)



Y150 横浜開港博 たねまるの横浜歴史紀行 海洋堂 

2009-06-07 23:11:57 | Weblog
Y150横浜開港博 「たねまる」の横浜歴史紀行 海洋堂

札幌に住んでいた頃の同僚I氏から、
横浜開港博の会場で限定販売されている
「たねまる」の横浜歴史紀行というカプセルフィギュアを
手に入れて送るよう指令が入った。

I氏は食玩コレクターで
仕事場にはミニチュアフィギュアがあふれていて
煮詰まるとコレクション眺めてひとりで萌えている(らしい)。

「たねまる」のシリーズは海洋堂製で
一見地味だけれど、細かなつくりがさすがに繊細で
マニアでなくても欲しくなるようだ。



赤レンガ会場のショップに置いてあるのだが
ブースの前には人だかりができていて
みんなカプセルを光に透かして中を見分けようとするのだけれど
当然、無理。全然、わかりません。



どうやら、崎陽軒のシウマイに人気が集まっているようだったが
こればっかりは・・・
ちなみに、ガチャポン式では効率が悪くなるためか
手づかみで好きなだけ選べるようになっている。

全部で7種類あるのだが、運を天に任せるしかないので
I氏には10個送ることにした。
さて、上手くコンプリートできることやら。。。



帰りの途中で「はじまりの森」を通りかかったら
丁度、例のクモのデモ時間で
会場の隙間から巨大な姿の一部を見ることができた。



外から見てもかなり巨大で
煙なんぞ吐きながらガチャガチャと動くさまは圧巻。
今度はぜひ近くでじっくり見てみたい!


<追記>



近所のローソンでUCC×エヴァの
今度はカフェラテが出ていた。
それでまんまと買ってしまうのだから(しかも2本も!)
このパッケージ作戦は実に効果大なのではないだろうか。

I氏に敬意を評して、フィギュアを並べて記念撮影してみた。

それにしても、キャラクター戦術恐るべし!


ブルーインパルス in 横浜

2009-06-03 00:56:05 | Weblog
今日は第28回横浜開港祭の2日目。
13時からブルーインパルスが展示飛行をするというので
仕事場を抜け出して見に行って来た!



登場から6種の展示飛行で約20分間。
内容的にはお祝いモードのソフトなものだったが
やはり6機のT-4がギリギリの編隊でフライパスするのは
迫力があり、年甲斐もなく興奮してしまう。

2機が交錯してハートを描いたのが
ウケがよかった。(→クリック!)


ブルーインパルスを見るのはこれで3度目。
前に見たのは札幌に住んでいた小学生の頃で
丘珠空港で開催された航空ショーと
北海道開道100年記念イベントだった。

当時の機種はF86セイバーで、
シンプルなスタイルのカッコよさに子ども心を奪われた。
その後、機種変更されてT-2の時代は見たことがない。

開道100年とか横浜開港150年とか
節目のときにブルーインパルスを見るというのも
何かの因縁なのかもしれない。



今日、陸上の臨港パークを埋め尽くしていたのは
飛行機マニアでも何でもない、普通の家族連れで
やはり単純に「旅客機以外のジェット機」が飛ぶ迫力と
正確無比な飛行技術に感嘆し、拍手喝采している。

PRブースでは子どもの記念撮影コーナーなどもあり
実に、平和でほほえましい光景が見られた。



最近は北の方からミサイルなんかが飛んでくるくらい
キナ臭いこともままあるけれど
自衛隊の出動は、やっぱりこういうイベントのときだけで
終わらせて欲しいものだ。


<追記>

夜は夜で花火のショーがあり
例によって新しく買ったばかりのデジカメを持って出動!
会場からはちょっと離れたみなとみらい大橋で見物。
ちょうどみなとみらいスポーツパークの上で大輪の花が開いた。



三脚を持たずに出たので橋の欄干にひじを突いて撮ったのだが
結局手首がぶれるので、ロクな写真にはならない(そうだよね・・・)。
シーン選択の「花火モード」で撮ってみたのだけれど
花火の開くタイミングに書き込みのスピードが追いつかなくて
思うようにシャッターが切れない・・・
う~ん、もっと研究が必要だな!

クレーン萌えな土曜日

2009-05-02 18:49:39 | Weblog
今日は午前中、近所の公園でクレーンに萌えてみた。



ネタ的には少ないのだが、公園に隣接して建設中のマンションのクレーン。
なんだか、孤独でかっこいい。

見上げるとこんな感じ。



完成後にはずしてしまうのは惜しいくらいだ。

今日のお気に入り。
道路を挟んだ向かいのビルのカーテンウォールに映りこみ。



絶妙なゆがみが美しい。


今度は運河の向かい側、スポーツパークあたりに建設中のビル。



本体とクレーンが一体化していて、見事。

ついでに。クレーン以外のネタで。
デザイナーズ風マンションの外観にパラボラがちょこちょこ。
これも布団に匹敵する「想定外」なのでは。



1個だけ別方向を向いているのだが、分かるかな?

ついでにの2。
これもご近所のスナックなのだが、何故にこんなにアンテナが・・・



とっても怪しくてナイス。

工場萌えな日曜日

2009-04-27 03:17:10 | Weblog


新しいデジカメを買ってしまったので
試し撮りを兼ねて鶴見あたりの工場で萌えてみる。

京急鶴見駅から多分3~4km散歩気分で歩いて埋立地の突端へ。
資源リサイクル工場はなんだかガンダムの体の一部のようでSFチック。



堤防で釣りをする人々にいぶかしがられつつも対岸の風景を撮る。



これは海芝浦の東芝の工場近辺。
こっちは反対側の火力発電所の施設の一部。



トウィニーヨコハマの2本の煙突はこの辺からは随分目だっているのだが
自分のウデではなかなか絵にできず、こんな感じで・・・



デジカメは一眼ではないのだけれど自分的には使いやすくてよさそう。
GWはもう少しあちこち撮ってみようかと思いつつも
徒歩だと、疲れるなあ・・・

ナッチャンWorld 横浜大さん橋に

2009-03-01 21:48:11 | Weblog
ナッチャンWorld 横浜大さん橋に寄港
横浜・函館開港15周年記念イベント



世界最大級の高速フェリー「ナッチャンWorld」が横浜港に寄港した。「ナッチャンWorld」は「ナッチャンRera」とともに2007年秋に青函航路に就航したものの、昨年の原油価格高騰のあおりを受けてわずか1年足らずで運休を余儀なくされていた。しかし幸いにして新しい運用会社が決まり、再デビューが決まったということ。今回の寄港はメンテナンスを終えた「ナッチャンWorld」が函館に戻る途中で、函館・横浜の開港150周年記念イベントのひとつとしてPRをかねて立ち寄ったのだそうだ。

鋭い船首や空気抵抗低減のために凹凸を少なくしたカタマランと呼ばれる双胴の船体は、文字通り海の超特急という印象で見ているだけでワクワクしてくる。船体いっぱいに描かれたイラストは公募で決まった小学校2年生の川島なつみちゃんによるもので、「ナッチャン」という船の名前も彼女の愛称が由来だそう。SFチックな船にもかかわらず、この絵や名前がとても馴染んでいていい感じである。自分の絵や名前が船になるなんて、幸せな気分だろう。再就航が決まって喜んでいるに違いない。



船内は車庫と客室2フロアにわかれている。エコノミークラスは旅客機のようなシートが並び、ラウンジなどもあり、なかなか快適だ。エグゼクティブクラスになるとマッサージチェアや2~4人掛けくらいのソファーブースが並び、ゆっくりとくつろげる。
20年ほど前、自分が乗ったフェリーは、椅子席もあったが大方畳の小上がりを衝立で仕切った程度でほとんど雑魚寝状態だったように記憶している。その頃に比べると雲泥の差だ。



今回は札幌にいた頃会社の同僚だったI君が、函館開港150周年イベントに関わっている関係でこのイベントのために出張してきたため、彼と会う方々出かけていったものだ。横浜大さん橋に行く道すがら、記念行事に向けて改修工事が進む皆と周辺の様子を見るながら、徐々に盛り上がってるな、という実感を受けた。
一方の函館はご多聞にもれず景気後退の影響で企業協賛も厳しい状況だという。

今年開港150周年を迎えるのは横浜、函館のほか神戸と新潟。それぞれの都市で記念イベントなどが行われるのだろうが、やはり個人的な縁がある分横浜・函館にはもっと一緒に盛り上がってほしいと思う。

3月6日(金)にはこの「ナッチャンWorld」で横浜ベイクルーズが催されるそうだ。最新の高速船に乗って海の上から眺める氷川丸も乙なものかもしれない。1時間20分のクルーズ、軽食・ソフトドリンク付きで大人5,000円、小人4,000円ということなので、興味のある方はぜひ体験を。



<高速船ナッチャンWorld横浜ベイクルーズ>
3月6日(金) 
第1便 クルーズ 11:00~12:20 募集人員100名
第2便 クルーズ 15:00~16:20 募集人員100名
受付は出航15分前まで。詳細は下記へ問合せを。

問合せ先/日新航空サービス(株)横浜支店 担当:岡本さん渡辺さん、友金さん、栗原さん
     TEL:045-671-6332

ヨシダトシコ先生の収納セミナー

2009-02-15 00:40:11 | Weblog
ヨシダトシコ先生の『暮らしを変える!収納セミナー』


おおよそ、らしくないテーマなのだけれど。。。。

縁があって、茨城県の工務店「住まい工房ナルシマ」さんで
実施された収納セミナーを聴いてきました。

講師はテレビチャンピオンにも出演した
収納の神様ヨシダトシコさん。

ヨシダトシコさんのポリシーは
「収納とは、人生そのもの」ということ。
収納さえきちんとできれば、運気も上がるしお金も貯まる、ということ。
「ほら、お金だって出し入れでしょ!」と言われれば、
グウのねも出ません。

収納を軸にして掃除から調理、子育てまで家事全般
果ては環境にやさしい暮らしを語る言葉には
非常に説得力があって、感動的ですらあります。
巷に溢れる「収納本」やら「収納タレント」の話とは
一味もふた味も違う話が聴けて、
参加していたお客様は心から納得しているようでした。

その中で紹介されていた
掃除の時大変役に立つ「クリーンシュシュ」という除菌剤を
早速使ってみました。



下の写真が、現状の我が家の冷蔵庫。
確かにもう何十年も使っているから古いのですが
改めて見ると、ひどいねえ・・・



ちなみに自分はヘビースモーカーで
家の中は吸い放題です。

で、「クリーンシュシュ」でひと拭きしたのがこれ。



「あ、この冷蔵庫白だったんだ」と思い出しました。
何の力もいりません。



確かに、強力洗剤はいくらでもありますが
これは超電解のアルカリ洗浄水で
しかも、500mlで800円くらいで買えるところがミソ。
同じような商品なら普通1.5倍くらいの値段がします。

今日はちょっと試してみただけですが
壁のタバコの汚れも落ちると言うので
やってみたいと思います。

タバコはともかく、洋服のシミなどにもいいらしいので
興味のある方は問い合わせてみるといいでしょう。


さて、せっかくセミナーを聴いてきたのだから
今日から早速、洗面所あたりの手狭なところから
整理・整頓をはじめましょうか!

ヨシダトシコ先生の『暮らしが変わる!収納セミナー』 2009年2月14日
茨城県取手市駒場 住まい工房ナルシマ モデルハウス陽だまり亭にて
→ホームページ

超電水「クリーンシュシュ」のお問合せは
住まい工房ナルシマ TEL0297-73-6911へ!


箱根駅伝

2009-01-03 13:50:38 | Weblog
第85回箱根駅伝 復路



このところ引きこもりがちだったので
散歩をかねて駅伝見物に・・・

9区の横浜駅を過ぎてちょっと行ったあたりで
見ていたのだが、今更ながらみんな早い、早い。
多分、いまの私の全力疾走以上の早さだな。

カメラを構えていても、あっという間に通り過ぎて、撮れない。
写真は東農大の選手でこのあたりでは6~7位を走っていた。
(残念ながら最終的にはシードには入らなかったようで、残念)

天気もよかったので、そのまま近所を散策。

運河沿いの公園では親子連れが何気なく投げたポップコーンに
海鳥が群がって、大変なことになっていた。



さすが横浜は中華料理の街だけあって、
いたるところに中華料理屋があるのだが、
賑やかな中華街とは違って、この辺は静かなもの。

さてさて、のんびりしていたお正月もすでに終盤。
東洋大の鮮やかな優勝劇が年明けの気分を明るく盛り上げてくれた。

沿道でちょっと旗を振っただけだが
走り抜けた選手の元気をもらったようで、トクした気分、なのである。

東京ゲームショウに行ってきた

2008-10-11 22:03:29 | Weblog
東京ゲームショウ2008



何年ぶりかで東京ゲームショウに行ってきた。
ゲームの世界は久しくご無沙汰しているので
何がどうなっているのかよく分からないが
相変わらず、人は入っている。

自分の分かる範囲ということで、ついCAPCOMのブースで
『バイオハザード5』のPVに見入ってしまった。

本作は「ハリウッド」クォリティを目指したそうで
俳優や制作はほぼアメリカのハリウッドで行ったそうだ。
最終的な画像はCG処理されるのだが
キャラクターや彼らの動作をリアルにするために
俳優、女優が存在する。

簡単に製作過程を紹介すると
 1.絵コンテを起こす
 2.それに沿った実写(風景など)を行う
 3.それぞれの俳優がモーションセンサーをつけて
   グリーンバックでアクションシーンを撮影する
 4.各シーンをCGで合成する
 5.顔にモーションセンサーをつけて
   アップの仕上げとアフレコを行う
 6.BGMの録音もハリウッドのスタジオで
   フルオーケストラで行う
ということになる。
実写の映画そのものよりもよほど手間ヒマがかかっており
ひとつひとつのシーン仕上げる時間と人手を考えたら
気が遠くなりそうだ。

プロデューサー氏によれば
とにかく現在の最高のものを目指し、
画像のリアリティと迫力、CGならではの特殊効果
さらにストーリーの重厚さは映画作品と肩を並べるという。
「このゲームを知らないということは
 トップを知らない、ということだ」という言葉に
自信のほどが表れている。

制作費の話はしていなかったが
近年のゲーム制作にかけられるコストは
下手な映画を軽く上回るので、この作品も
ご多分に漏れず、であることは想像に難くない。

ゲームは既に子どもの手を離れて
一般的な「エンターテインメント」として認知されてきた。
とはいえ、こうした大作が出るたびに
たかがゲームごときにここまでやるか、という
ご意見も確かにあるだろう。

しかし、やるからには頂点を目指すというエネルギー
やったことがないことに挑戦しようとする強い意思があるからこそ
テクノロジーの可能性が広がっていくことも、事実なのだ。

比較の対象としては適切ではないかもしれないが
10年で月に立つ、と宣言したことで本当に
月面着陸が実現したこととも似ているように思う。
人は大きな目標を持つことで
夢と勇気を持って階段を上ることができるのだ。

ゲームというエンターテンメント・ビジネスは
インターネットや通信の世界と密接に結びついている。
パソコンやテレビ、携帯電話の発展には
ゲームで培われたノウハウが少なからず貢献してきた。
その裏には、娯楽としてのゲームという枠にとらわれず
ビジュアルや音響の可能性を追求してきた
制作者たちの「こだわり」と「夢」がある。

たかがゲーム、されどゲームが
未来の映像と音によるコミュニケーションの領域を
改革していく大きな力になることは間違いないのだ。

そういう意味で、一時期の勢いは失ったとはいえ
日本(世界)のエンターテインメント・ビジネスが
これからも夢と勇気を持ち続けることを、期待してしまうのだ。

また、同じ意味で
任天堂がこの場にいないことを、ちゃんと考える必要があるだろう。



東京ゲームショウ2008 10月9日(木)~10月12(日) 幕張メッセにて