自然のメモ

モズの話:ダーウィンが来たを見て、その生息地、危機*林縁が大事

ダーウィンが来たで、大阪のモズのことをやっていましたね。

大阪の府、堺市の鳥なのだそうですよ。
仁徳天皇の逸話があるようです。

 

(自作イラスト)

 

百舌鳥は万葉集の時代にも和歌で詠まれている、古代のロマンも感じさせる鳥です。

 

 

さて、このモズ、EUのナチュラ2000ビューアで見てみると、おそらく8種類が保護種にされていました。

減少しているいるものの、低懸念で止めています。

EU

NATURA2000 VIEWER

 

西欧のモズも、セアカモズがドイツとイギリスで絶滅したようですが、全体として残っている状況のようです。(私のざっくり調べですが)

 

 

一方、日本はモズに対しては対策も保全はしておらず、チゴモズはもうおそらく絶滅しかけ、するか?と言われている状況です。

アカモズももう、最近のニュースで、もう相当に減少していると判明し、絶滅しかけとなっています。

 

このモズ、日本では

アカモズ
チゴモズ
シマアカモズ
オオモズ
モズ

がいます。

 

 

ナチュラ2000に載っている二つ。

セアカモズ
アフリカに越冬する 日本では迷鳥


オオモズ
アフリカに越冬する
日本には冬鳥、旅鳥として渡来する、北海道東北地方など

は、日本とも関わるので、日本もナチュラ2000に入ればどーでしょうか"(-""-)"

 

 

さて、日本にいるこうした絶滅寸前の種類が出て来ており、モズらも個体数が減少し、危機的な状況を迎えている我が国です。

 

 

ドイツ NABU HP 

アカモズ 1985年のバードオブザイヤー

 

こちら、アカモズと翻訳で出て来るのですが、ドイツのセアカモズのことです。

絶滅の危機になったが、今は400万から800万のつがいまで増加させたとのことです。一番小型のモズのようですが。


「この減少には、土地の統合、ニッチおよび周縁部の生息地の破壊、小規模開発構造から大規模な単一栽培への転換、肥料や殺虫剤の使用の強化など、さまざまな種の生息地への強力な介入が原因」と言われております。
ドイツのウィキペディアより モズ 

 

まるで日本と同じ状況・・・。

 

このNABUのHPでは、保護措置として、

「生垣の景観の保存と開発
殺虫剤、肥料の使用に注意する事
草地、果樹園地域、休耕地、自然林縁、乾燥地の促進」

 

が上げられています。

 

テレビでも、梅ちゃんが営巣しているところは、森の終わりの林縁でした。

 

私の推測ですが、おそらくこれが日本で減っているのでしょう。

 

ということで、近所の林縁を見てみましたが、林縁、森の端、森林と田んぼの境というのは、どこも人間に手入れされたり、工事されたり、自然らしいってところは、あんまり見当たりませんでした。どこも人の手が入っているのですよね。

 

 

ですので、この林縁、日本でも改善していったほうが良いと思いますね。

 

人との境である林縁について何ら考えなく、森の際までが道路工事されて、林縁がない日本。(その他もないですが・・)

 

 

ドイツではこういう生垣というのを積極的に果樹園に作ったり、庭に作ったりして増えたようです。

 

日本ではアカモズは最近、人工繁殖まで手を加えることにしたようですが、その他、絶滅寸前のチゴモズでさえ、生息地の保護、林縁を作ることなども特にやってないようです。

 

 

 

ですので、果樹園や草原、田んぼがあって森がある林縁、そこをもっと日本も取り組んで行ったほうが良いと思いますね。

その前には広がる餌場=果樹園、草原、田んぼも、農薬に影響されず、健康そうなカエル、昆虫、トカゲなどのエサも十分あることも必要ですが。

 

 

これはほんのちょっとした行動で済むと思うのですよね。

スペースを少々取って林縁をやっていくとか、草地や空き地に生垣を作ってみるとかは、それほど難しいことではないと思います。

 

 

(ただ、暗くなるので明るい希少種があるところは注意と思います。何の種にしても、希少種が近くにある場合は、現状変更は慎重が必要です)

 

 

 

こちら、ドイツの生垣の用意の仕方、開けた草地や田んぼの用意のことなどが載っています。

ドイツ バードライフ HP

アカモズの普及促進 

 

 

茨みたいな枝枝が伸びる低木、茂みとが折り重なって出来上がるもの。

それが、モズには必要なのですね。

 

 

こういう生垣が必要だと言うことは、単に生息地として森があれば良い、というだけではないものを思わせます。

森だけ用意しても、林縁や田んぼがなかったら、モズには生きづらい状況になる。

生息地の確保と合わせて、やはりそれぞれの種族からの保全も必要に思いました。

 

今回私も調べて、良い学習が出来ました。また、何か見て、ナチュラ2000見て、いろいろと書いていきたいと思います。

また、林縁は大事ですので、これはまた掘り下げていきたいと思います、

 

 

 

 

このブログを応援したかったら、したの写真をぽちっと押していってね。

(でぐちになってるので、出るか戻るかしてね)

 

 

環境問題・保護ランキング
環境問題・保護ランキング

 

ランキングもPVも競ってませんが、応援してくれると中の人がまた、記事を書こうとするかもしれません。

PVもほとんど分からないので、何回でもクリックしたって分かりません(笑)。気兼ねなくどうぞ。

 

生息地をふやそう

 

人気ブログランキング
人気ブログランキング

 

日本も昆虫基本計画で、昆虫やミツバチを増やそう

 

人気ブログランキング
人気ブログランキング

 

気になったらフォローもどうぞ。多くて三日に一度更新。

 

 

人気ブログランキングでフォロー

自然のメモ - にほんブログ村

 

「#生物多様性」人気ブログランキング「#生態系ネットワーク」人気ブログランキング「#自然再興」人気ブログランキング

「#山海川水路田んぼ」人気ブログランキング「#自然再生」人気ブログランキング

PVアクセスランキング にほんブログ村

ありがとうございました☆彡


ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「日本も生息地保護指令、種の保護指令を」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事