自然のメモ

光害対策:うちの近所の個人の店は、山まで照らす照明つけた・・・

光害とは?(定義)人工光による悪影響。照明による環境被害。


動植物:誘引、走光性、背光性、行動への影響、ウミガメ産卵上陸の障害、子亀が方向を間違えて海にたどり着けず死ぬ、夜行性への影響
魚:走光性、背光性
植物:さまざまな影響
農作物:出穂遅延などのさまざまな影響
家禽:さまざまな異常行動

人間:メラトニンの抑制・・・等

 

光害には様々な弊害が言われていますが、あまり注目されておりません。

 

野生動物や昆虫、鳥たちの中には、夜行性がいます。

ともすれば人間視点で昼ばかりの生態系や保全を考えてしまいますが、夜の行動や生態も夜になったらあるということも、生態系や自然環境には考えておかねばなりません。(私のこと)

目も違います。
紫外線を見る者、赤外線を見る者。

見えるとは逆に対立構図に、
紫外線がダメージとなってしまう者、ブルーライトがダメージとなってしまう昆虫

走光性があって、引き寄せられて捕食されて死んだりする者、
反対に非走行性があって、害がある者。

照明という人工物が有害となってしまう者・・・

と光害と言ってもいろいろあります。

まあ、これを言い出したら、超音波、低周波音と、光や音の周波の関係など、まだ他にもあるでしょう。

それはそれとして、まあ、こんな頼りない私がいうことですが、光害対策をしましょうという話です。

 

これは我々はいったいどうしたら良いものか。

環境省

光害対策ガイドライン 令和3年3月改訂版

 

この中にも載っていますが、フランス、チェコでは、屋外は3000k(色温度)。日本は夜の照明に対して条例があるところは、そのあたり。

それからこのガイドラインでは、眩しさの単位でこういう指針というのが書かれています。

ただ、星空保護区や条例指定の市町村を除き、我々一般に対しては、これは義務というのはなく、拘束力もなく、こういう基準はありますというものです。

 

海外のものはこちら

ドイツのバイエルン州 

光害防止ガイド

Leitfaden zur Eindämmung der Lichtverschmutzung Handlungsempfehlungen für Kommunen 

 

しかし、こうしたガイドラインがあったとしても、一般人らには浸透してないという話です。

 

私の地域の例なのですが・・・

私の地域に移住者が来て、週末限定で民宿をやり始めたのですが、その人が来たら、ひっそりと営業をし始めたのですが、都会の繁華街でもこんなのあるか?というものすごい照明を看板のついた家の壁につけたのです。

その明かりは周りの田んぼから、山まで届き、辺りがまるで違った明るさになりました。

自然や田舎が好きで移住してきた人?でしょうが、田舎にとっては有難い人ですが、光に関しては、都会の繁華街が基準で持ってない?なのか、どうか分かりませんが、田舎好き、自然好きでは語れない、闇に対しては、もっと違う思い?があるようで・・・

 

こうした例でも、光害対策ってのはどこでも浸透していなくて、そのお店だけを責めることも出来ません。ガイドラインですし、義務でもないですから。

 

公共施設などは落としているのは分かります。そっちは落としやすいでしょう。

しかし、個人の店など、ガイドラインだの指針だの、あるのも知らない上に、その人らのつける光の中には、どれほど凄まじいものがあるか・・・

 

ですので、光害対策をガイドラインではなく、もっと広めて欲しいです。

ウミガメなどの来る浜は、特にそうですし、山や川、自然の中にある照明もそうです。

特に、店の照明・・・

 

 

 

 

では具体的に

 

どういう光害対策が良いのか?というと、

 

まずはうちの近所とはちょっと違いますが、とある例と思ってください。

これはイラストACを使っています。

 

 

これを・・・理想はこれ。

 

 

さらに深夜、理想はこう・・かな。

 

 

うちの近所の人への理想です。

もともとは単なる民家ってこうなんですよ。うちの周りを見ても。

が、こうだったのが、店を始めて、一番上になってしまっていますので。

 

 

上の環境省の公害対策ガイドラインより、抜粋

 

 

・カバーなどをつけ、上や横への漏れを防ぐ例

 

 

 

・照明の中に遮光板をつける

 

 

 

 

・照明は上へ向かって照らさず、下に向け、かつカバーもつけ、光漏れをしないようにする

 

 

 

この他にも、センサー式にする、時間によって、減灯する、不要な照明はつけない。など、他にもいろいろあると思います。

これは長くなって来たので、またやって行きたいと思います。

 

ということで、光害について個人らは何とも思っておらずものすごい照明をつける者もいること、対策はもっと浸透させたほうが良いこと、その対策はどうするか等を取りあげてみました。

 

気候変動が叫ばれる中、無駄なエネルギーはカットするのに、光害にまでなる照明は手つかずです。

 

これはエネルギーカットのために、もっとして行ったほうが良いのでないでしょうか。

 

また、世界的にセンサーなどで光害対策の流れですが、まだ全世界では進んでないようなので、これから、センサー式の照明、減灯、エコな外灯、照明は、需要があると思います。

ですので、我が国の照明やセンサーの会社には、経済的利益が出るチャンスなのでないでしょうか。

 

私も最近、光害に気づいて、夜になると、カーテンを閉めることを心掛けるようになりました。

虫やそういう夜行性の動物のために、夜、カーテンを閉める、無用な明かりは消す。ということを個人では、やってみると良いのではないでしょうか。

 

今回はこんへんで。

 


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