自然のメモ

松原の美しさ

 

土佐日記を読んでいると、宇多の松原というのが出て来ます。今は、もう今はなくなっています。


海岸には松が良く生えます。これは松が厳しい環境を耐える木だからです。日当たりが良く、土壌が超え、水が豊富なところは苦手。海岸の風雨の厳しさ、潮風、乾燥、栄養の少なさ。そういう厳しいところが、耐える力がある松が頑張ってよく育ちます。それゆえに、海岸には松原が出来るのです。


調べて見たら、日本には三大松原というのがあって、三保松原(静岡県)、気比の松原(福井県)と、植林ですが虹の松原(佐賀県)、だそうです。


写真ACから写真を探したら、三保松原はありました。

 

美しいですね。


海岸から陸地の森へ、森から海岸へ、道路などで断絶することなく、生態系が続いているものです。
山の昆虫や動植物が海へ降りて、落ちた食べられるものを食べたりして、海は浄化を保ちます。
また山の動物が海まで降りて、繁殖することもあります。
陸と海とがつながり合って生態系は出来ており、海も浄化を保っているのです。
このような昔ながらの松原は、日本の中から消えつつあります。


他の写真は無料では見つかりませんでしたが、私が行ったことがある天橋立も見つかりました。こちらも古事記にも登場する古くからの松原です。

 
 
美しいですね。
 
「白砂青松」日本古来の海岸の姿です。こういう自然の護岸を各地に再生してもらいたい。
 
これからも白砂青松の松原を追いかけて行きます。
 
 
 
 
 

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