深雪滑降隊

かつては、冬は「深雪急斜面」、夏は「沢登り」。現在は加齢に合わせてケガのないようなハイキング中心の登山となりました。

07/09/22 飯豊・えぶり差岳

2007年09月27日 | 縦走
飯豊のえぶり差岳&大熊小屋に久し振りに行ってきました。天気と仲間に恵まれよかったです。


9/22(土)
5:30には起床、寝不足ながら大石ダムまで車を走らせる。ナラの立ち枯れが目立ちびっくりする。大石ダム下の川を見て10年前の風景を思い出した。車をデポして飯豊山荘に戻る。
 準備して丸森尾根を登る。どんどん高度を上げ、どんどん汗が流れる。無風なのでとても暑い。夫婦清水にたどり着き、大休止。この先の急斜面でがんばるとツバタケを発見。思った以上の収穫だ。ツバタケに後ろ髪を引かれながら登り続ける。左を見ると梶川峰あたりの草紅葉がきれい。やっとのことでガスに覆われた地神北峰の稜線にたどり着く。りんごを食べながら休憩。




 ガスの中、頼母木小屋を目指して歩く。小屋に到着すると「泊まっていきな」と数人に声をかけられ計画より早いが早速頼母木小屋泊とする。となればげんきんなもんで俄然調子が出てくる。さっさとツバタケを洗う。


9/23(日)
朝は雨。でも、朝日越しに月山と鳥海山は眺めることができた。北方面は天気は回復傾向で前線が南下している感じ。天気の回復をゆっくりと待ち、出発する。やはり天気のいい稜線は気持ちがいい。これが縦走の醍醐味だ。





ドンドン汗が出てくる。えぶり差岳では晴天に恵まれた。北に向かう稜線はなだらかで地塘が見え、歩きたくなる。




でも、計画通り大熊小屋に向かうことにする。ガスの中を下るのは眺めがなくそうでもないが、苔むすほど通る人が少ない道を歩ける喜びがある。ガスをぬけると下は晴れだった。清水でミズのむかごを採りドンドン下る。右下に大熊沢の直瀑が見える。雪はない。やっとのことで急斜面が終わり小休止。大熊沢を渡ると大熊小屋に到着した。久し振りの小屋は変わっていなかった。


9/24(月)
5時過ぎに起床、ゆっくり朝スパを食べゆっくり出発。トラバースの道は健在だった。ブナ林がきれい。




右下のゴルジュがすごい。ユキツバキの時期に来るときれいだと思う。それでも思った以上に時間はかからず大石ダムに到着した。今回もいい山旅だった。満足です。




《日程》
9/22(土)いいで道の駅5:30/6:10--大石ダム6:50/7:00--飯豊山荘8:10/8:25~夫婦清水10:45/10:55~丸森峰13:05~地神北峰13:50/14:05~頼母木小屋14:40(泊)

9/23(日)頼母木小屋5:00/8:35~えぶり差岳10:55/11:40~一杯清水?13:05/13:20~大熊小屋14:30(泊)

9/24(月)大熊小屋4:00/5:00/7:50~沢10:30~橋9:45~大石ダム12:35/12:50--飯豊山荘14:10/16:00



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2 コメント

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飯豊はいいね! (なため)
2007-09-27 22:22:06
伸びやかな草原の飯豊は最高ですね?
40年前を思い出しました。
途中に「藤島 玄」先生の銅像は健在なんでしょうか? 40年前 我々のパーテーは先生に叱られてしまいました。
そんなに荷物を持ってくるな!と 一喝された記憶があります。
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銅像 健在です。 (やますきーお)
2007-09-29 07:47:14
ほんと、飯豊はよかったです。
えぶり差手前の銅像は健在でした。
書いてあるのは日本人なのにうまく読めない。
←筆の「かな」で書いてあるので。

それでも藤島さんの意思は伝わってきました。
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