深雪滑降隊

かつては、冬は「深雪急斜面」、夏は「沢登り」。現在は加齢に合わせてケガのないようなハイキング中心の登山となりました。

08/08/03 飯豊 石転び沢~大尾根

2008年08月06日 | 縦走


・8/3(日)砂防ダムの階段を登って本格的に進む。うまい水を過ぎると雪渓。少し進むと雪渓がなくなり、すこぶる暑い夏道を行く。雪渓は涼しくて登りやすい。ゆっくりしたペースで進む。黒滝は見えてきており慎重に左岸を通過する。その上の雪渓も慎重に登り中ノ島にたどり着きホッとする。するとミヤマキンポウゲがきれい。小屋に着くとマツムシソウがきれい。小屋はツアー客が26人を含めて40人超。暑い。19:00過ぎには静かになる。

・8/4(月)夜半からすごい雨。明け方には雷まで鳴り出した。ツアーの団体さんはそれでも4時前には起き出して5:30には出て行った。残ったのは佐賀のご夫婦と若いカップル。それでも9:00には出て行った。頼母木から1人と御西から5人が小屋で休んでいった。外を見るともうあらかた大丈夫のようなので重い腰を上げて出発する。はじめはカッパを羽織っていたが暑くなったので脱いで進むことにする。きょうもマツムシソウをはじめ、花がすごい。カメラは出しっぱなしで歩いてしまった。縦走路に雪渓が残っているところがありいい感じ。今年は雪が多い。御西小屋に着くころにはガスはすっかり晴れ、すこぶるいい天気になった。本山の小屋に着くと人がすごい。25人と15人のツアーの他に何人かがいるのでほとんどギューギューだ。何日か前までは雪渓に水場が隠れていたそう。「いやーんめー」。小屋に帰ってみると片方のツアーはすき焼き!うらやましい。日がかげってくると薄手のフリースがちょうどいい。もっと暗くなると星明りとともに町の明かりがきれいに見えた。明日も天気がいいといいのですが。暑いので窓を開けていたのにもかかわらず、シュラフカバーにすら入らなかった。

・8/5(火)ガス。風は強くはない。4:00には室内灯がつき行動開始。早いほうのツアーは4:35に出発していった。俺もついつい早かったのか、5:15には出発。大尾根を下る。やはり思った以上にアップダウンがあり、結構きつい。しかし、日が高くなることには雲が出てきて何とかなった。きょうもゆっくりと進む。飯豊の主稜線がきれい。笹で滑りやすいところなど、危険と思われるところが4ケ所ぐらいあった。1人とすれ違う。ヒメサユリが待っていてくれた。きれい。飯豊温泉でゆっくり汗を流す。




石転びの中間部、涼しい中を登ります。



シラネアオイがきれい。




ハクサンコザクラもきれい。



御西小屋が「雲上」。すてきです。



御西から本山までの稜線はまさに最高のお花畑でした。




やっと大日岳が顔を出してくれました。



《日程》・8/3(日)飯豊山荘9:35/10:00~うまい水11:15~石転び出合12:55~黒滝上中ノ島15:20~梅花皮小屋16:05(泊)
・8/4(月)梅花皮小屋4:00/10:40~烏帽子岳12:00~御手洗ノ池13:00~天狗の庭13:40~御西小屋14:40~飯豊山頂16:10~本山小屋17:35(泊)
・8/5(火)本山小屋4:00/5:15~宝珠山7:05~休場の峰9:30~吊橋11:20~飯豊山荘12:10

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4 コメント

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羨ましい! (なため)
2008-08-07 07:02:02
飯豊の稜線散歩は素晴らしいネ!
王者の貫禄に圧倒されました。なためには思い出深い山ですが、もう登る機会は無いかもしれません・・・・・
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荷物、持ちますよ! (やますきーお)
2008-08-07 21:07:43
飯豊ですね。もしかしたら、私が一番好きな山かもしれませんと、感じてます。

荷物持ちますから、一緒に登りましょう!!
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良いですね~ (やまとそば)
2008-08-11 07:29:13
石転とダイグラのこのコース・・・。
やってみたいコースです。
でも、体力的に自信がなく、何回も躊躇しています。
やますきーおさんは凄いです。
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いっしょにいきましょ! (やますきーお)
2008-08-18 16:18:14
ゼンゼン全くすごくないです。日帰りでも行く人がいるコースらしいですよ! 来年の夏はいっしょにいきましょう!
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