炎に魅せられて

丸山俊夫があなたの薪ストーブライフを応援します。

2013年新春登山―前編―

2013年01月07日 09時38分52秒 | 登山・ハイキング
皆さま、明けましておめでとうございます。


ほぼ毎年恒例となっている新春登山に今年も出かけて来ました。

ただ、これまで3年ほど一緒に出かけていた石ちゃんが都合で登山できないとの連絡を受け、

私一人で企画し一人で出かけることになりました。

そのせいというわけではないのですが、

今回選択した南アルプス仙丈ヶ岳(標高3,033m)は、敗退に終わって帰ることになりました。

しかもこの山行にかけた日数は3日間も費やしたのである。

現在の私にとって3日間を連続して登山に費やすということは稀である。

何とかして成功させたかった。


が、こればかりは天気に左右されてしまうので、

いつでも諦める勇気を持って挑まなければならない。

いつでもずっとそう言い聞かせてやってきたつもりなので、

今回もポジティブに受け止めるよう努めた。


1月3日9時28分

戸台口付近に駐車してスタートしたが、

上に向かって歩くと10分ほど先に本当の駐車場があり、正確な登山口はそこであった。



美味しそうな黒豆をだらかが落として行ったようだ・・・あっ、鹿の糞



川原をひたすら歩くルートだ。



降雪がひどくなってきた。

やばっ

トレース(踏み跡)が消えてしまい道がわからなくなるじゃないか

と思ってみたが、本日の登山者はけっこうおられたし、

下山してくる人も後を絶たず、足跡は簡単に加えられた。



1月3日12時45分

旧丹渓山荘の廃屋まで来る。

ここまで川原を延々と3時間か・・・



旧丹渓山荘を過ぎると八丁坂という樹林帯の坂道を歩く。

急勾配な個所もありアイゼンを装着した。



千手観音のような針葉樹の葉っぱ、

両手を振りかざして出迎えてくれているのか、

はたまたここから先へはむやみに行くなと言っているのか定かではない

ポジティブに捉える

 


1月3日15時30分

なんだかんだとくだらないことを考えながら、

はたまたすれ違う人に声をかけて、

「北沢峠まであと何分ほどでしょうか?」などとくだらないことを質問したりして、

ようやくこの日のゴール地点である北沢峠にたどり着いた。

冬でなければここまではバスに乗って来ることができるのだが、

6時間かけて歩いてきたが、決して無駄なことではないと、ここでまたポジティブに捉える。




本日と明日のお宿となる長衛荘さん。

素泊まりで、しかも寝具不要で予約しておいた。




明けても暮れてもインスタントの食糧ばっかで、

二食付きで申し込んだ人たちのお食事がちょっと羨ましい。



私に割り当てていただいた寝るスペースは、2階の左側の布団のないスペース。

空いているので、好きに使ってよいとのことだ。

1階ではアメリカダッチウエスト社製の薪ストーブを焚いている。

そういえば伊那に大きなダッチウエスト販売代理店があったな。

この小屋では昼夜にわたり火を絶やさず焚いていて、くれてとても暖かく寝ることができた。

 

呑むものもタップリ頂いたので、明日に備えましょうか・・・





2012年1月3日戸台~北沢峠



2013年新春登山―後編―へ続く。


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