保証書の期限すぎればそののちは壊れてもよい電気製品

この電車は三宮まで停まりません。パニックとなりし各駅停車 (ああびっくりしたぁ所収)

#吉田修一原作 #NHKドラマ 路 ルウ #最終回

2020年06月01日 | 日記
前回まで楽しく見て最終回はどうなるかと思ったが婚約者が振られるという予想通りの展開。
ヒロインは台湾人の男を取った。確かに新しい方が魅力的かも。しかしなあ。
それにこの婚約者の物わかりのいいこと。
女に呼び出された喫茶店で飲み物を頼む間もなく婚約指輪を返される。
現実ならこんなバカな話があるかと言うのやね。
しかし創作はなんでもやる。男はそうだね、わかったと言って去っていった。
こんな男おらん。怒りまくるのが普通、女なら泣く。そのくらいの残酷な行為である。

結局何のひねりも利いてなかった。それどころか
筋に関係ない台湾の若い二人も結婚。もうひと組もうまくいくという
3組のハッピーエンドとあいなった。やり過ぎもええとこやね。
創作やからいくら自由にできると言ったってなあ。
やるほどに感動がぼやけていくのですよ。

幸せな話ばかりでは単純という訳で老婆の死やその後、夫の末期癌宣告も入れて同情を買う。
これもお馴染みのパターン。こうして見る人を揺さぶったつもりなんでしょうね。

一言で評価すると吉田はいろんな話を混ぜているだけ。テレビのバラエティ番組みたいですね。
散漫なだけ。嘘の話をいっぱい聞かされてもなあ。どれだけのリアルがあるかが勝負。
吉田はいくらか読んだがあまりいいのに当たらなかった。
この手では奥田英朗のほうが面白いと思います。

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