天気予報通りに雪の朝になった。
20年３月２９日、昼前。
首都圏には外出自粛要請が出ているが、
人気のない道での散歩は許されるだろう。
数日前からの腰痛も良くなってきたので、
雪の降るなか散歩をする。
誰もいない。
疎水道の桜たちに冷たい季節外れの雪が降りかかる。
それでなくても、年とった老木にこの水っぽい雪は酷だ。
雪の重みで枝が折れて落ちている。
桜は満開、日曜日、自粛、雪。
この日を決して忘れないと思う。
世は
どこも自粛。
ムードではなく本当の自粛だ。
楽器練習に使ってきた施設は今月末まで閉館。
そして、
所属している市民オーケストラの練習も中止。
ベートーヴェン交響曲３番は、
どうしてもやりたい。
だけど５月に予定されている演奏会も怪しくなってきた。
かなしい:-(
そして、
今日
楽しみに待っていた交響楽団の演奏会が中止という内容の封書が届いた。
なんと無観客演奏を行うそうだ。その演奏をラジオで生放送するという。
これが安全策なのダネ。
チケット代金は戻るというが、、、。
チェロレッスンの教室からもメールが届き、新型ウイルスへの万全の対策をしていると言うことです。
先生に感謝。
バッハがんばろう。
くもり空
だけど決めていた、
今日はあの山走るぞと。
数年ぶりのあの山、
七国山。
ゆるやかなジープ道をゆっくり上る。
昼なのに誰も出合わない。
ここはいつ来ても迷ってしまう。ルートが枝分かれしていて、迷う。
どう行くべきか。
そこに初めて人と出合う。
若者グループにルートを確認して進む。
進む山道が結構変化していた。昨年の台風の影響だろうか。
そして急坂に出くわす。
重いマウンテンバイクを押して登る。
息が苦しい。
先の若者達が急坂をトライしてくる。
さすがの若者たちもリタイア、
彼らの息切れの様子を見てニヤリとする。
それほどの上りだった。
そして、
そこも久しぶりのゴールにたどり着く。
しばしの休憩。
ドラ焼きをほうばる。
うまい。
まだまだやるぞ!
山道遊びはやめられない!
三寒四温
ならぬ
一寒一温
で
じっと出来ない性分
猛烈な風だけど
山道バイクに。
案の定、山の中はほとんど風を感じない。
かつての通勤山道を
ふうふうこぐ。
寒い朝は霜が降りて真っ白な風景に驚嘆しながら、山道をぶっ飛ばして職場へと急いだ。
もう一昔も前のこと。
ぼちぼち行こか。
