さて、今日はご苦労さんな街歩きです
先月猛暑の中、頭がチラクラして、途中でリタイアした
千駄木の続きです。
でも今日も大変な猛暑
どうなる事ですか
出発は、JR・地下鉄千代田線の「西日暮里駅」
地下鉄の出口を出ると、左に見えるのが「道灌山」。
東京の山を一般的な概念で考えてはいけません
さあ山登りです
左から登って来て、キックターンでさらに登ります。
最高点だけど、さして感動の有る景色じゃなかった
かろうじて「スカイツリー」が見えました。
この坂を下って、
「道灌山通り」にでます。
「きつね坂」
登りきると、先月のエライ高級な住宅街。 そこを進んで「動坂上」
そして、「天祖神社」
裏口から入ってしまって、小さい神社だと思ったら、表に出るとなかなか立派な神社だった。
すぐ隣の「駒込名主屋敷」
江戸時代の門構えです。
少し南下すると、「吉祥時」
大きなお寺です。
「二宮 尊徳」のお墓。
「榎本 武揚」のお墓もあるんだけど、見つからない。
寺脇の道は真っ直ぐ進むしかなく、さらに直角に曲がるしかなくて、「ここはどこ?」状態
猛暑の炎天下で「私は誰?」状態にもなりそうなので、やっと見付けた自販機でポカリスエッ
トを買って鯨飲します
「本郷通り」に向かい、
すぐ左折します。
気持ちの良い夏空
でも爽やかじゃない 熱い・・・・とんでもなく
「夏目漱石」旧居跡
日医大の施設になっています。
クリックで字が読める大きさになります。
日医大病院を左に見ながら・・・・
左に「東京テモテ教会」
右に「東大地震研究所」
そして「新坂」(権現坂・S坂)
本郷通りから根津への便を考えて新しく作られたので「新坂」。
根津権現(根津神社の旧称)の表門に通じるので「権現坂」。
「S坂」は森鴎外の小説「青年」に「純一は権現前の坂の方に歩き出した。・・・・
右は高等学校(旧制第一高等学校)の外囲、左は出来たばかりの会堂
(さっきのテモテ教会)で、・・・・坂の上に出た。地図では知れないが、割合
幅の広いこの坂はSの字をぞんざいに書いたように屈曲してついている。」
とあります。 コホン!
「根津神社」を左に見ながら下ります。
正面に「赤字坂」。
その手前を左折、
「猫町」という猫関連の店
面白そうだけど、もう階段は登りたくない
疲れて来てる
「大名時計博物館」
江戸時代の和式の時計を沢山展示しています。残念ながら今日は休館日
現在は、1日を24の等間隔に割って時間を決めています。
江戸時代は、日の出から日没まで、日没から日の出までを、それぞれ6等分して
時間を決めていました。
だから季節によって、もっと言うと1日毎に、昼と夜の時間の長さが変わる訳です。
その為、かなり誤差はあったようです。
こんな話が残っています。
文化文政時代に「中野石翁」という人物がいました。
この石翁さんの娘(養女)が、十一代家斉将軍の最愛の側室「お美代の方」となります。
その為、恐ろしく羽振りが良くて、この大名時計も幾つも持っていたようです。
(因みに、このお美代の方が産んだ娘が、加賀百万石前田家に嫁いで、今の東大の赤門を
造らせた溶姫です。)
ある時、石翁さんの屋敷で、時の鐘を打つ係の中間が時間を間違いました。
上司が首にすると怒りました。
中間は必死に開き直ります。
「殿様の何千両もする時計もしょっちゅう狂ってるべー。年三両の給金のオラッチが間違えて
もしょうがあんめーよー」。
それを聞いた石翁さんは「もっともである。」と許したんですとさ
さっき登らなかった「赤字坂」を下ります。
途中にある「猫カフェ29」
この後、千代田線根津駅まで歩いて終了です。
ヤレ、しんどかった
やっぱり、アレです・・・・・
猛暑の日に、重いリュックを背負って、坂道を歩いてはいけません。
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