というタイトルの本を読みました。
このシンプルなタイトルとシンプルな表紙
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/ce/e82c42647c5a414569c2d47aafc29e77.jpg)
そしてこの帯に惹かれて買ってみました。
V6の岡田君って、すごい自分の世界を持ってる気がして
そんな人がどんな本読むんだろうとちょっと興味がわき
読んでみました。(一応ですけど、ファンではありません)
で、読んでみたら帯の通り、サラっと物語が
入ってきます。すごい楽しめました
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内容はというとまずたくさんの映画が出てきます。
5つの話が収録されていて、物語のタイトルが映画のタイトルになっています。
一話完結なんですがどこかで少しずつつながっています。
(すでにお気づきかもしれませんが、たいてい一話完結ものを読みます。
でないと、私、集中力が・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ase2.gif)
)
第1話「太陽がいっぱい」
確かアランドロンが出てるやつですよね。
小説の中の話は映画がきっかけで友達ができ、
その二人の少年時代から大人までの話です。
途中別れもあったりするんですが、最後はなんだかほっとした感じになります。
第2話「ドラゴン怒りの鉄拳」
これは間違いなくブルースリー。
小説の方は、世間とまったく繋がりをきっていた主婦が映画を通じて
人と出会ったり、人生が変わってくみたいな話です。
第3話「恋のためらい/フランキーとジョニーもしくはトゥルーロマンス」
これはアルパチーノと確かミッシェルファイファー(だったと思う)
トゥルーロマンスはクリスチャンスレーターだったっけ?
こちらの物語は二人の高校生がとんでもない事をやっちゃうって話です。
第4話「ペイルライダー」
この映画は全然知らないんですけど、気になります。
物語は、少年が出会ったかっこいいおばさんライダーの話です。
第5話「愛の泉」
この映画も知らないんですけど、やっぱり気になります。
そして個人的にこの5話が一番楽しめました。
おじいちゃんを亡くしたあばあちゃんを元気づけるために、
5人の孫達がある計画を立てるのですが、その5人の孫のキャラがとてもいい
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特に主人公の子が。心の中の声とかが、かなり笑えます。
笑いあり、感動あり、また笑いあり(オチがつく)で
なんとも言えない温か~い感じに終わります。
そして、読み終わった後、もっとたくさん映画が見たくなる小説でした。
そうそう。
5話全部に共通して出てくる映画が「ローマの休日」なんですが、それとは別にもう一つ。
つまらない映画の代表として出てくるフランス映画、金持ちの主婦が不倫するという
映画。これだけは題名が書かれていないのですが、すごい気になります。
そんなにつまらないのか。
総務部 田中