山口ステーブルがゆく~♪

浦河町【山口ステーブル】所有馬を中心に育成のあれやこれやと競馬の楽しさを

生産と育成

2010-04-11 06:00:00 | 日記
育成者は「あそこの生産の馬は手がかかって無いから煩い」だの「体質や骨が弱い」だの放言し

生産者は「あそこの育成はやり過ぎて馬をすぐ壊す」だの「全然乗り込みが足りて無いんじゃないか?」とか放言する

けして交わらないお互いの意識…


北海道に移り住んで以来育成畑のみ一本でやってきました。

が、一歳セリのコンサイナーを業務に加えるようになり生産牧場の重要性を改めて感じ、より深く馬の成長を見守り経験する為に自分で繁殖牝馬を所有するようになりました。

現実問題として流石に生産部門を立ち上げるのは大変だと判断し親交のある牧場さんにお願いして預かって頂いています♪

あまり頻繁に立ち寄り迷惑になるのは嫌なので時折様子を見に行って馬を見て話しをしているだけでもとても勉強になります!

育成牧場に移るまでにいくまで発情から種付け~受胎~出産~離乳~昼夜放牧

様々なイベント、アクシデントを乗り越えてきた背景を考えてより育成にも責任感が出てきます!

「生産者の竈に手を突っ込むな!」などとお叱りを受けそうですが…
餅は餅屋、育成は育成などと完全にカテゴリー分けする必要は無いハズです!
僕らは馬屋さんとして馬の事を良く知らないとイケマセン!少しでも知識を得て引き出しを増やして置けば必ず役に立つハズです!

育成にも苦労があり生産にも苦労がある…

二足のわらじは無理だとわかっていますが理解する姿勢を忘れずにこれからも貪欲に馬と向き合っていきます!







高く売れれば二度美味しい〓

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