預託の育成の牧場のポジショニングは結構シンプル!
実際にお金を下さる馬主さんの方向を見ていればその方向に調教師さんの姿もあり更には生産者さんもいて顧客はいわばひとかたまり!馬を一生懸命世話すれば結構みんな納得してくれます♪
難しいのはコンサイナー
実際に預託料及び販売手数料を払ってくれるのは生産者!
でもセリ市場で馬を買って下さる購買者も勿論大事なお客様♪
一円でも高く売りたい
一円でも安く買いたい
全く方向性の違う顧客を出来るだけ矛盾を少なくするコーディネーターの役割がコンサイナーには有ります!
勿論大事な仔馬を預けて下さる生産者の方を見るのが筋…直接の契約相手ですから…
でも生産者はコンサイナーに馬造りのみならず販売力を期待しています
実際にトップクラスのコンサイナーのブランド力は大したものです♪
それを維持、発展するには購買者に対し誠意ある対応も勿論大事なことです!
購買者に欠陥というわけでもないが馬体の構造上の弱点を隠し、見映えだけする造りを心がけ散財させれば生産者(直接的顧客)は喜んでくれますが馬主(間接的顧客)は徐々にコンサイナーから離れていきますよね…仕方ない…
正直に弱点を説明し(勿論長所もプッシュしますが)動ける体つくりを心がければ馬主さんは喜んでくれますが生産者は苦い顔になるのも仕方ない
でも結局馬主さんの信頼を失い販売力、ブランド力が落ちたらそのコンサイナーには生産者も預けてくれなくなります!!
僕も規模は小さいですがコンサイナーをやらして頂きますがいつも難しさを痛感します!!
頭数、高馬揃いの大型コンサイナーは尚更…
コンサイナーに預けたにも関わらず大した金額にならなかった、声もかからず売れ残った…
セリ市では良い馬だったが育成に移ったらみるみる萎んでしまった、高い買い物だった…
そういう恨み節にならないよう生産者さん、馬主さんとの信頼を深め出来るだけ矛盾を無くす…
難しいなぁ…