無駄話

見ても読んでも無味乾燥で面白くもなく、また得に益にもならず、またなんら役にもたちませんが、よろしければ宜しく。✌

絵=敦盛=真似

2018年05月19日 | 絵画
美少年=敦盛=菊池契月氏の作品
その真似絵が、これ↓↓↓です。

菊池契月氏について、ある解説では、[(歴史画、人物画に冴えた清らかな作品を得意とし、四条派の様式を基礎としたやまと絵の古典的画法による典雅な画風を築く。)]と記されている。
絵画の専門的知識に欠けるため四条派も古典的画法もどんなものか知らないが、清らかで典画な絵の表現は、そのように感じられる。

勿論、その人物は、信長が好んだと伝えられる幸若舞の敦盛です。
(映画など桶狭間に出陣前で、[人間五十年・・・]良く舞が撮ら放映されている。)
その敦盛は、源平争乱の一ノ谷で熊谷直実に討たれた17歳(16歳?)の平家の公達美少年。
この描顔をアップで写し、我がプロフィールの絵にしています。
願わくば、かくありたしたかったと願う容貌かも!?
兜、鎧の武者絵でなく説明にあった禁欲的な白描の立像は無官太夫に相相応しい感じもする。
人物絵の横にこれも知っている人は知っている、超有名な平家物語の冒頭の一節を画の隣に書きました。

その絵と墨字の全体の色紙です。

右下がり掛けの色紙となっていますが、それは、若さと清らかさを
無くした我が心と眼の傾きなので、斜めから見て下さい。

源平盛衰、戦国時代、幕末の争乱は、その多くが悲惨・残酷であったと思う。今は娯楽の歴史読物となっているが、現実に起こらないことを願うのみ!
そのために、我々は何を為すべきか???
私には、ワカラナイ!



コメント
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