縄文語

日本語の起源 著者 笹谷政子  新風社
私は笹谷政子女史の説を取り入れたいと思っているのでご紹介したい。

数値の不思議

2023-03-01 00:18:54 | 雑学
ヘロドトスの証言
はじめて大ピラミッドがクフ王(第四王朝)の墓だと断定したのは、紀元前五世紀にエジプトを訪れたヘロドトスである。詩人でもあり、今でいえば新聞記者のような立場のヘロドトスは、エジプトで聞いた伝承や、ガイドの話を興味深く書きとめた。その中で彼は、大ピラミッドがクフ王の権力誇示と、来世のためにつくられた墓であると述べている。さらに、大ピラミッド建設のために、絶えず十万人の国民が三ヶ月交代で強制労働に服し、大ピラミッド建設用の道路を造るのに十年、ピラミッド自体にはニ十年もの年月が必要であり、クフ王は、国民を奴隷のようにこき使ったと述べている。このヘロドトスの証言は長い間、一般的に信じられてきた。そして大ピラミッドにクフ王の名が記されていたことから「大ピラミッドがクフ王の墓であった」ということは間違いないとされたのである。しかしヘロドトスの言うようにクフ王が悪政をしいたり、国民に強制労働を課したという証拠は何も発見されていない。