ところで、天皇家の祖神とされるを祀る伊勢神宮の参道を歩いた事がある人ならば知っていることであろうが、参道の両側に立つ石灯篭の台座にビデ大王の紋である「カゴメ」が彫ってある。それは現在、イスラエルの国旗に採用されているマークである。それが何故、伊勢神宮にあるのか。しかも、その反対に、イスラエルのヘロデ大王の記念門には、日本の天皇家の紋章である「十六菊紋」に似た紋が大きく刻まれている。これはヘロデ大王の紋としていまに伝えられているのであるが、両者の間になんらかの相関関係があるのだろうか。
その謎は、「伊勢」という名称の由来を明らかにすれば解決される。もともと「IWUS」というエルサレムを記念する言葉があり、それが「イセ」という言葉になってしまったことが考えられるのである。「出雲(イズモ)」という言葉も同じ。それはエドムを記念する言葉ではないかと思われる。そして、アイヌ人と遭遇したとき、大和の人々は彼らをエビスと呼んだが、それもエブス人のなまったのかもしれない。