ヨコシマな備忘録

レディコミ・オカルト・サッカーあたりをうろうろしている
漫画家の横嶋やよいです! 

ダイナマイト関西2010(オードリー寄りのレポ)

2010年12月15日 06時15分00秒 | お笑いライブ
行ってきました中野サンプラザ!
ものすごく久しぶりです。
もしかして十数年前の「大川興業」のお笑いライブ以来かも…yellow22
とにかく長時間のライブだという噂だったので、水分控えめにして
観覧に挑みましたよ。
観客は今まで観たお笑いライブの中で一番男性が多いライブでした。
一人で来ている人も多かったように思いましたよ。

※長文なので折りたたみます~。
ちなみにダイナマイト関西とはどんなお笑いライブなのかというと、
う~ん、まぁIPPONと同じカンジの大喜利の勝ち抜き戦です。
D関西のほうが先に始まったんだけどね。


まずは、このライブの主催者であるバッファロー吾郎の木村が
中野サンプラザにちなんで”サンプラザ中野くん”のコスプレでご挨拶。
挨拶の中でた~っぷりの自分の本や他のライブの宣伝をしてましたyellow16

そして選手入場!
ここではトーナメントで闘う芸人8人のみです。
選手は以下の8人。
・若林正恭(オードリー)・真栄田賢(スリムクラブ)
・上田誠(ヨーロッパ企画)・山里亮太(南海キャンディーズ)
・博多大吉(博多華丸大吉)・西田幸治(笑い飯)
・竹若元博(バッファロー吾郎)・ケンドーコバヤシ


選手は観客席の両脇のドアから入場してきました。
なんと若林が一番初めに登場!
私は右側のドアに近い席にいたんだけど、
残念ながら若林は反対の左のドアから入場…yellow23
今回あまり席は近くなかったので、間近で見るチャンスを
逃してがっかりですyellow23

最後に呼ばれたケンコバは私のいる右のドアから登場。
なぜか上半身裸で観客席に乱入
ちょっとしたプロレス会場になってましたよ。
私の近くにも乱入してきたので、思い切って手を出したら
タッチしてくれましたぁぁ!!
きゃぁぁ~~っ嬉しいぃぃ~~!yellow18

ケンコバの手はちょっと汗ばんでいました。
緊張していたのかもyellow22

一番初めに舞台の上に上がった若林は、他の選手が入場する時に
なぜか直立不動。
なんだかすごくまっすぐ立ってましたよ。
さっそく人見知り全開なのか?yellow22

服装はD関西オリジナルのピンクTシャツにANNでもよくはいている
緑色のカーゴパンツ、そして黄色に近い茶色の靴でした。

開会宣言はスチャダラパー!
この為だけに来たそうですよ。
豪華です~。

トーナメント開始の前にまずはOPシングルマッチ。
対戦は
又吉直樹(ピース)vs. 川島邦裕(野生爆弾)

くーちゃんの脅しに負けないで又吉がわりとアッサリ勝ちました。


そしていよいよトーナメント一回戦開始!

第一試合は
若林正恭(オードリー)vs. 真栄田賢(スリムクラブ)

若林の入場曲はやっぱり「浅草キッド」です!
もちろんビトさんの歌ってるほうです。
入場曲にしてはちょっと… しんみりしすぎかもyellow22
今回のキャッチフレーズは「隠れマザーコンピューター」。

真栄田の入場曲はなぜか「魅せられて(ジュディオング)」
真栄田にマイク向けられている時の若林は、
席においてあったマジックのサイドのキャップを交互に
開けたり閉めたりと、挙動不審な行動をしてました。
それが会場の大画面に映ってたので、会場からクスクス
笑いが起きてましたよ。

お題は
「宇宙から帰ってきた宇宙飛行士の驚きの一言」
「イラッとくるキャッチャーの一言」など。

何度も対戦したことがあるという因縁の2人。
真栄田は手数を多くして若林を攻めます。
最初のうちは手数の少なかった若林だけど、
後半は勢いに乗ってどんどんスピード回答。
逆に真栄田を追い詰めてみごと勝利!
若林が準決勝進出。
なかなか見ごたえある対戦でした。

第2試合は
上田誠(ヨーロッパ企画) VS. 山里亮太(南海キャンディーズ)

この上田さんはアニメ「四畳半神話大系」の構成・脚本を担当した
人とのこと。
アニメは見ていたけど知らなかったわ~。
四畳半は文化庁の賞も取ったんだよね。
才能ある人なんだなぁ。

とにかく山ちゃんの書くスピードの早さに圧倒されました。
ゴングがなったとたんにマジックを走らせて次々と回答。
相手に答える隙もあたえないくらいで、なんだかあっという間に
山ちゃんが勝ってしまいました。
山ちゃんの気合の入りかたがハンパなかったです。
次の相手が若林ということで、よりいっそう気合が入ったみたいですよ。
山ちゃん曰く「根暗の頂上決戦」という位置づけだって!


第三試合は
博多大吉(博多華丸大吉)VS. 西田幸治(笑い飯)

「捕虜」と「粉ふき芋」の中学いけてない芸人対決!
個人的にはこの対戦がツボでした。
2人とも手数は少なかったけど、確実にポイントをとる戦術。
2問目の問題が野球関係だったので、野球好きな大吉が有利に運んで
勝利を勝ち取りました。


一回戦最後の第四試合は
竹若元博(バッファロー吾郎)VS. ケンドーコバヤシ

拍子抜けするほどアッサリとケンコバが勝ち抜いてしまいました。


観客席にはプロレスの試合さながらの「解説ブース」があって、
試合に出てない人などが主催の木村と一緒に試合の解説をして
会場を盛り上げてました。

この試合のゲスト解説は野生爆弾のくーちゃん。
試合があっけなかったので、くーちゃんの不思議トークの方が
目立ってましたよ。


そしてトーナメントはいったんお休みして
「ダイナマイトサバイバル」
6人の芸人が面白回答で他の芸人のポイントを奪い合っていく
サバイバル方式です。
出演者は
・池田(しずる)・ロッシー(野生爆弾)・熊谷(ガリットチュウ)
・松田(東京ダイナマイト)・綾部(ピース)・RG(レイザーラモン)

目立っていたのは綾部とRG。

綾部は入場曲の「抱きしめてトゥナイト(田原俊彦)」を
サビのあたりまで踊りきりましたyellow22
綾部は顔もかわいらしいけど、存在に華があるなぁ…。
つか、フツーにダンス上手い!!

RGは今旬の海老蔵ならぬAB蔵押し。
どんな問題にもAB蔵や歌舞伎をからめて答えてました。
解説者の山ちゃんに「歌舞伎を背負って闘っているつもりか」と
突っ込まれてましたよ。
いやしかしまさかRGがこんなに出てくるとはなぁ…。
HGが売れていた頃には考えられなかったよ。
この人も努力の人なんだと思う。

結果はロッシーが棚ボタのような形で優勝。
会場を沸かした綾部とRGは自爆回答連発で
早々に退場しちゃいましたyellow16


このサバイバル対戦が終わった後に15分ほどの休憩。
この時点で20時。
まだ春日も出てないのに。
これは噂どおりの長時間ライブになりそうだと
覚悟を決めましたよ。

休憩明けにはもう一つのゲスト対戦「シックスメンタッグマッチ」。
お笑いイケメン軍団と大喜利モンスター軍団との戦いです。
チームのメンバーを順番に交代しながら回答していきます。

出演者は
イケメンチーム:亮(ロンドンブーツ1号2号)・村上(しずる)
        高橋(キングオブコメディ)
モンスターチーム:今野(キングオブコメディ)・伊藤修子(拙者ムニエル)
         春日(オードリー)

ここでようやく春日がキターー!

この6人も両脇のドアから入場。
入場曲はイケメン組は嵐、モンスター組は「妖怪人間ベム」。
なんとモンスター軍団は右ドアからの入場で、
人生で一番近くで春日を見ることができましたぁぁ!yellow18

春日はいつもの通り、ゆっくりゆ~っくりと入場。
D関西のピンクTシャツの上にいつものベストを着ています。
ピンクonピンクです。
いつものようにTシャツの袖をめくり上げてます。
本当に… 春日って肩幅広くて胸板厚い…
ちょっとキュンキュンしましたyellow18
でもって春日のキャッチフレーズは
「微笑みの桃色魔人」でした。

綾部の”華”もすごいなぁと思ったけど、
春日の”華”はそれを上まわっていたと思う。
圧倒感っていうのかなぁ。
どこにいても埋もれない存在感というのかな。
解説席にいたその綾部も、春日のことを
「存在感あるなぁ」と言ってましたよ。
やっぱりファンの贔屓目じゃない存在感があるんだな、と。

出されたお題は
「三日で生徒が辞めていく英会話教室。なぜ?」
「囚人が脱獄失敗。どんなミスをした?」など。

「英会話」のお題での春日の答え、
「基本的に生徒をジャップと呼ぶから」に大ウケしましたよ。
けっこういい回答をしてポイントゲットしてました。

驚いたのは伊藤修子。
この人… 本当に本業が女優なの?
ものすごく面白いんですけど!
以前若林と大接戦を繰りひろげたというのも納得。
そこらの女芸人じゃ太刀打ちできないかも。
ちょっと昔のサブカル系回答がものすごく私のツボでした!

勝負はわりと大差でモンスター組の勝ち。
モンスターチームはわちゃわちゃと不思議なハイタッチをしてましたよyellow19

最初の挨拶で
「笑い声でサンプラザの屋根を吹き飛ばしますよ」と
言ってた春日。
試合終了時に綾部がツッコミ。
「屋根吹き飛んでます?」yellow16
会場大笑い。
春日だけはキレイな星空が見えていたそうです。


さて、トーナメントに戻っていよいよ準決勝!

対戦は若林VS. 山里!
「たりない2人」の対戦です!
山ちゃん曰く「性根腐った対決」
若林は「持ち前の明るさと社交性でがんばります」と
たりない2人の漫才でもお馴染みのフレーズで対応。
この対戦が今回の一番のヤマだったと思います。

とにかく山ちゃんのスピードの速さ!
なんというか表情からして鬼気迫るかんじ。
「勝ちたい!」気持ちがあふれ出てましたよ。
静かな会場に山ちゃんが書く力強いマジックの音が響いて、
それがものすごく圧迫感ありました。
若林もそれに引っ張られるように、スピードを上げて
回答してきました。

お題は
「おじいちゃんがスカイダイビングをして一言」
「ゴーストバスターズがトラウマになったオバケとは?」
「漁師が「今日の漁は中止だ」言ったのはなぜ?」など

スカイダイビング問題では若干若林が有利にポイントを
重ねていきました。
それはたぶん若林のおじいちゃんモノマネが上手かった
せいだと思う。
あれは卑怯だyellow18

今回の解説席には相方の春日が着席。
2人の考える時間の短さや手数の多さに春日も驚いていた。
「若林くんに勝ってもらいたい」だの
「たいしたものですな」などと、フツーに応援してましたよ。

ただ、2人とも答えを書きかけてやめてしまうことも多かったんで
「紙がもったいない」と非常に春日らしいコメントが出て
会場が爆笑しました。
ナイスコメント!

戦いは双方ポイントを一つ残したところでタイムアップ!
なんとサドンデスに突入です!

お題は
「手違いでくだらない芸能ニュースが速報で流れました。その速報とは?」

若林「少女時代、意外に大人」
山里「真矢みきさんが諦めました」

正直…「やられた!」と思いました…。

しかしジャッジは2:1で若林の勝利!

ふは~…
手に汗握る大接戦の好試合でしたよ。
山ちゃんが本当に本当に悔しがってました。

準決勝第2試合は 大吉 VS. ケンコバ
こちらはケンコバが勝ち上がりました。


そしてついに決勝!
若林 VS. ケンコバの「キャンパスナイト対決」!

決勝なので2人の入場は両脇のドアから。
またしても若林は反対のドアから入場で再びガッカリ。
若林は決勝ということで柄でもない「顔芸」
(立川談志師匠のモノマネっぽい顔)で
会場にサービスしてました。

ケンコバの入場はカメラマンに難癖つけてあっちこっちに移動。
この時点ですでに22時近かったので、正直早く舞台に立って
欲しかったですよyellow22

お題は
「仲のいい双子のおじいちゃんは2人で何をしている?」
「戦場カメラマンに続く新しい戦場の職業は?」など

共にポイントを重ねていくが、若林は準決勝の山ちゃんとの戦いで
ちょっと消耗しすぎたのか手が止まりがち。
そこを手数を多く出してコンスタントに得点を重ねていったケンコバが、
5-2で若林を破った!!

優勝はケンコバ!!

あああ若林、本当に残念~~~!

EDは出演者全員が舞台にあがってご挨拶。

みんなが揃う間、ケンコバが若林の肩を抱いてなにやらボソボソ。
どうやらこのあとの打ち上げに誘っていたようです。
若林「さっきケンコバさんに絶対打ち上げに来いよと言われたので、
   数年ぶりに行きます」と挨拶でバラしました。

山ちゃんの挨拶は春日について。
「このピンクTシャツの上にベストを着るのはいいのかな?」と聞かれたと。
春日は本当に真面目ですなyellow16

挨拶のときはにこやかだったけど、それ以外ではけっこう悔しそうな
残念そうな顔をしていた若林。
本当に残念だったねぇ…。
でも準優勝だもの、それだってすごいよ!
まだまだ来年もあるんだからこの次はぜひ勝ち取ってください。


全てが終わって時計を見たら22時20分!
なんと…4時間20分もやってたのか…!

マジで終バスに間に合うかどうか危なかったので、
ダッシュで中野サンプラザを後にしました。

ゲストも豪華で本当に楽しいライブだったけど、
次回の開催はあと1時間早くお願いしますyellow22

お疲れ様でした!

イラストレポは今回ナシ…かも。

これは自分土産のスケッチブック。
芸人さんたちが使っていたヤツの小さい版だそうですよ。



※拍手コメントと絵を変えました~。
 よろしければひとつ。
 懐かしアニメシリーズです。

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