とうとう親父バンドに加入してしまった。そして今日は二回目の練習日、ローランドの中古シンセを片手に練習場所へ。
練習場所は前回と同様、S町の営業中の喫茶店である。マスターがギター、奥さんがドラムスであり、喫茶店は道楽で営業しておられるようである。
店内の片隅にアンプ類とドラムセットが所狭しと配置してあるが、どのアンプもF社やM社など有名ブランドばかりで、メンバー構成はギター3本、ベース、キーボード2台(女性と新加入の私)、ドラムスの7人編成である。
私のパートはキーボード、新米なので遠慮して窓際に陣取りキーボードをセッティング、今日はひとまずメンバーの演奏曲を聴いて曲覚えから始める。皆さ~ん、よろしくお願いしま~す。
マスターと奥さんの練習の間は、お嬢さんが店をしっかり取り仕切っておられる。また店内にはお客さんも入ってこられ、380円のコーヒーを飲みながら適当にオールディーズを楽しんで行かれるようだ。
ギターは全員がモズライト(10万円以上)で、このギターは若い頃随分憧れたものである。この中にはブルージーンズモデルの高級ギターを所有しておられる方もおられるようだ。
30年ぶりのキーボード、手は震え、冷や汗と脂汗がドバッ!と出る。昔のキーボードと違いシンセサイザーは、やたらとスイッチが多く音を作るのが難しい。今は演奏曲目を覚えるにが最優先、いずれ自分好みの音色にする必要がある。
10月にはデビュー戦がある。K社での演奏があるとの事で演奏曲目表を頂きこの順序で練習開始、やはり30年のブランクは大きい。当面はメンバーの足を引っ張りそうである。