平成23年度全国高等学校総合体育大会に参加して
山口県立山口高等学校
バスケットボール部主将 川武雅幸
今回の「2011熱戦再来 北東北総体」に山口高校が出場するにあたり、たくさんのご支援・ご声援を寄せていただき、ありがとうございました。ここに、出場報告をさせていただきます。
男子は、秋田県能代市での開催でした。私たちは秋田に入る前に、宮城県の明成高校に寄り、練習試合をさせていただきました。明成高校は5月に山口県体育協会による「被災地チームを招待した山口県チームとの合同練習会」事業の一環として、来山されました。その際、山口高校で練習されたというご縁で、佐藤久夫監督からのご好意で寄せていただくことになりました。佐藤監督の率いる明成高校は全国の常連校であり、鍛えられているチームなので、普段では味わうことのできない体の強さや、スピードを目の当たりにし、非常にいい経験をさせていただきました。
それから、秋田に入り、八王子高校とのモデルゲームやチームでの調整練習を重ね、気持も体もほぼベストの状態で試合当日を迎えることができました。インターハイ出場は、山口高校としては5年ぶりで、当然、私たちにとっては初めての舞台ということもあり、皆緊張していました。そこで、「これまで培ってきたチームディフェンス・緻密さと大胆さを兼ね備えたオフェンスを展開して、全国の舞台で山高バスケを見てもらおう」と、チームで再確認して、心を落ち着かせて試合に臨みました。それでも試合序盤は、緊張からか皆の動きが固く、イージーミスを犯したり、ディフェンスがうまく機能せず、17-21とリードされ1Q終了。2Q、ディフェンスを強めたことで、チームにリズムが生まれ、速攻につなげたり、気持ちよくシュートを打つことができるようになり、33-34と1点差で前半を終えました。後半に入り、3Pやバスケットカウント等で流れをつかみ、逆転して点差を広げる場面もありました。しかし、相手センターが存在感を示し始め、ゴール下で得点を重ねたため、追いつかれました。結果、54-53で3Q終了。最終Q、一進一退の展開となりましたが、先に流れをつかむことに成功し、残り3分で5点リードすることができました。しかし、この後、#14付の退場を機に、インサイドを相手に支配され、再逆転を許してしまい、勝負どころでのシュートも決めきることができないまま、71-73と1ゴール差で負けてしまいました。
ベスト8を目標に挑んだことや、勝つこともできた試合内容での一回戦敗退とあって、敗れた時の悔しさは忘れることはできません。しかし、全国の舞台に立ち、全国大会ならではの雰囲気を経験でき、その中で自分たちの目指していたバスケットを少しでも表現できたことは大きな自信となりました。
今後は、ウインターカップへの出場、そして、出場するだけでなく、全国で勝ち上がれるチームになることを目標に、練習していきたいと考えています。
山口高校バスケットボール部の全国大会出場を支え、応援してくださったすべての皆様に心から感謝申し上げて報告とさせていただきます。本当にありがとうございました。
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[男子1回戦]7月28日(木) 二ツ井町総合体育館
山口●71(17-21 16-13 21-19 17-20)73○桜丘(愛知)
詳しくはこちら
山口県立山口高等学校
バスケットボール部主将 川武雅幸
今回の「2011熱戦再来 北東北総体」に山口高校が出場するにあたり、たくさんのご支援・ご声援を寄せていただき、ありがとうございました。ここに、出場報告をさせていただきます。
男子は、秋田県能代市での開催でした。私たちは秋田に入る前に、宮城県の明成高校に寄り、練習試合をさせていただきました。明成高校は5月に山口県体育協会による「被災地チームを招待した山口県チームとの合同練習会」事業の一環として、来山されました。その際、山口高校で練習されたというご縁で、佐藤久夫監督からのご好意で寄せていただくことになりました。佐藤監督の率いる明成高校は全国の常連校であり、鍛えられているチームなので、普段では味わうことのできない体の強さや、スピードを目の当たりにし、非常にいい経験をさせていただきました。
それから、秋田に入り、八王子高校とのモデルゲームやチームでの調整練習を重ね、気持も体もほぼベストの状態で試合当日を迎えることができました。インターハイ出場は、山口高校としては5年ぶりで、当然、私たちにとっては初めての舞台ということもあり、皆緊張していました。そこで、「これまで培ってきたチームディフェンス・緻密さと大胆さを兼ね備えたオフェンスを展開して、全国の舞台で山高バスケを見てもらおう」と、チームで再確認して、心を落ち着かせて試合に臨みました。それでも試合序盤は、緊張からか皆の動きが固く、イージーミスを犯したり、ディフェンスがうまく機能せず、17-21とリードされ1Q終了。2Q、ディフェンスを強めたことで、チームにリズムが生まれ、速攻につなげたり、気持ちよくシュートを打つことができるようになり、33-34と1点差で前半を終えました。後半に入り、3Pやバスケットカウント等で流れをつかみ、逆転して点差を広げる場面もありました。しかし、相手センターが存在感を示し始め、ゴール下で得点を重ねたため、追いつかれました。結果、54-53で3Q終了。最終Q、一進一退の展開となりましたが、先に流れをつかむことに成功し、残り3分で5点リードすることができました。しかし、この後、#14付の退場を機に、インサイドを相手に支配され、再逆転を許してしまい、勝負どころでのシュートも決めきることができないまま、71-73と1ゴール差で負けてしまいました。
ベスト8を目標に挑んだことや、勝つこともできた試合内容での一回戦敗退とあって、敗れた時の悔しさは忘れることはできません。しかし、全国の舞台に立ち、全国大会ならではの雰囲気を経験でき、その中で自分たちの目指していたバスケットを少しでも表現できたことは大きな自信となりました。
今後は、ウインターカップへの出場、そして、出場するだけでなく、全国で勝ち上がれるチームになることを目標に、練習していきたいと考えています。
山口高校バスケットボール部の全国大会出場を支え、応援してくださったすべての皆様に心から感謝申し上げて報告とさせていただきます。本当にありがとうございました。
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[男子1回戦]7月28日(木) 二ツ井町総合体育館
山口●71(17-21 16-13 21-19 17-20)73○桜丘(愛知)
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