昨年12月に東京で行われた全国高校選抜優勝大会にアベック出場を果たした誠英高校の報告書を掲お届けします。
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「ウィンターカップをおえて」
誠英高校男子バスケットボール部
主将 柳田雅人
誠英高校男子バスケットボール部は、創部8年目にして初めて全国大会への出場を決めることができました。それは、これまでこの誠英高校を築いてきてくださったOBの方々や、常にあたたかく声援をおくってくださった保護者の方々、また、優しく、ときには厳しくご指導してくださった先生方はもちろんのこと、他にも本当に色々な方からの支えがあったからこそ、この結果があるとだと思います。本当にありがとうございました。
誠英高校に対する周囲の期待は高まり、僕達も夢が叶うのではないかと挑戦したインターハイ予選では、決勝戦で下関工業に敗れ悔し涙をのみました。その悔しさから、僕達は3年生全部員がウィンターカップへ向けて部に残り、もう一度全国大会出場という目標を目指して練習に取り組みました。そして迎えたウィンターカップ予選、僕達は順調に勝ち進み、決勝戦へと駒を進めました。決勝戦では、対山口高校となり、昨年度の予選と同じカードでした。僕たちは、インターハイ予選のリベンジ、そして、昨年度のリベンジをかけて決勝へ臨みました。試合の出だしは好調でこのまま行けると思いましたがそう簡単には行かせてもらえず、山口高校の粘りの前に追い上げられ、苦しい時間帯も、3年間の意地をみせてしのぎきりました。そして試合終了のブザーが鳴ったとき、これまで何度となく悔し涙を流してきた僕達ですが、ついに嬉し涙を流すことができました。あの時の感動はずっと忘れることはないと思います。
僕達は、東京へ向かう前に愛知学泉大学に立ち寄り、最後の調整をさせていただきました。大学生は強靭な体で、シュート確率も高く、その技術力に圧倒されました。また、対戦相手である山形県代表の羽黒高校のサイズに合わせたメンバーを組んでゲームをしてくださり、本当に中身の濃い練習をさせてもらったと思います。ありがとうございました。
そして23日、アベック出場となった女子バスケットチームの応援のため、僕は初めて東京体育館へ足を踏み入れました。あの会場の雰囲気は、9年間バスケットを続けてきて、初めての感覚でした。その時改めて、全国大会へ出場できた喜びを実感しました。
翌日の24日、僕達はサブコートでのゲームでした。羽黒高校は全体的に僕達よりも背が高かったので、足を使ったバスケで対応しようと考えました。しかし、オフェンスでもディフェンスでもリバウンドをことごとく相手にとられ、主導権を握られてしまいました。また、なかなか外郭のシュートが入らず、それでも、パス回しから空いたスペースへドライブをしかけ、センターへの合わせという形で、得点を取りに行きました。3Qでは、やっと外郭のシュートが決まり、追い上げましたが、最後は102対71で3年生にとって高校最後の試合が終わりました。負けはしたものの、ゲームを通して学んだことは多く、この経験を3年生はこれから、大学や社会に出て、1・2年生はこれからの試合へ向けて活かしていけると思います。
東京まで足を運んで応援してくださった方々、また、山口から応援してくださったすべての方に感謝をしたいです。ありがとうございました。
また、誠英高校男子バスケットボール部は、まだインターハイへの出場は果たしていません。そのインターハイ出場という夢を後輩たちへ託したいと思います。これからも、誠英高校を応援をしてくださいますようよろしくお願いいたします。
「ウィンターカップをおえて」
誠英高等学校女子バスケットボール部
主将 本山ひとみ
本当に苦しかった県予選を経て、山口県代表として二年ぶりにウィンターカップに出場することができました。皆様からたくさんのご声援をいただき、本当にありがとうございました。
インターハイ出場の後、ウィンターカップ出場を目指し、チーム一丸となって厳しい練習を乗り越えてきました。その結果、幸いにも山口県初となる男女アベック出場を果たすことができました。東京への切符を手にいれた瞬間の感動は、今でも忘れることはできません。そして、その後は決意も新たに、全国大会に向けての練習を開始しました。
12月19日に山口県を出発し、22日までの4日間、愛知県の実業団で合宿をさせていただきました。そこでは、実業団の方々とはもちろん、選抜出場校とも練習試合をすることができ、ウィンターカップに向けて気持ちを高めることが出来ました。
12月23日、試合会場である東京体育館を目にし、この体育館で試合ができることを本当に嬉しく思いました。私たちの対戦相手は、昨年もこの大会で2年連続準優勝を果たしている名門校の東京成徳大学高校でした。
第1P、出だしはリードを奪いましたが、すぐに逆転され19-23、第2P以降、相手の圧倒的な高さや、パワー、シュート力で徐々に点差も開いていきました。最後まで諦めず戦いましたが、51-82で初戦敗退となりました。自分自身の高校三年間のバスケットボールをよい形で終わらせることができず、悔しい思いでいっぱいですが、誠英高校で、このチームで、このメンバーと一緒にできたことを、今でも誇りに思っています。
私たちを応援してくださった方々や、毎日一生懸命指導してくださった先生方、今まで一緒に練習してきたチームの仲間に心から感謝しています。ありがとうございました。これから新チームとなり、後輩たちは辛く厳しい練習を続けていくと思います。インターハイやウィンターカップで一つでも多くの勝利をつかめるよう、頑張ってほしいと思います。
今年は山口国体も開催されます。私たちは卒業しますが、山口県のことを心から応援しています。是非頑張ってください。
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■大会名
JX-ENEOSウインターカップ2010
平成22年度 第41回全国高等学校バスケットボール選抜優勝大会
[女子1回戦]
12月23日(木)10:00 東京体育館
誠英●51(19-23 14-20 13-20 5-19)82東京成徳大学(東京)
[男子1回戦]
12月24日(金)16:00 東京体育館
誠英●71(16-23 11-20 23-18 21-41)102羽黒(山形)
詳しくはこちらへどうぞ
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「ウィンターカップをおえて」
誠英高校男子バスケットボール部
主将 柳田雅人
誠英高校男子バスケットボール部は、創部8年目にして初めて全国大会への出場を決めることができました。それは、これまでこの誠英高校を築いてきてくださったOBの方々や、常にあたたかく声援をおくってくださった保護者の方々、また、優しく、ときには厳しくご指導してくださった先生方はもちろんのこと、他にも本当に色々な方からの支えがあったからこそ、この結果があるとだと思います。本当にありがとうございました。
誠英高校に対する周囲の期待は高まり、僕達も夢が叶うのではないかと挑戦したインターハイ予選では、決勝戦で下関工業に敗れ悔し涙をのみました。その悔しさから、僕達は3年生全部員がウィンターカップへ向けて部に残り、もう一度全国大会出場という目標を目指して練習に取り組みました。そして迎えたウィンターカップ予選、僕達は順調に勝ち進み、決勝戦へと駒を進めました。決勝戦では、対山口高校となり、昨年度の予選と同じカードでした。僕たちは、インターハイ予選のリベンジ、そして、昨年度のリベンジをかけて決勝へ臨みました。試合の出だしは好調でこのまま行けると思いましたがそう簡単には行かせてもらえず、山口高校の粘りの前に追い上げられ、苦しい時間帯も、3年間の意地をみせてしのぎきりました。そして試合終了のブザーが鳴ったとき、これまで何度となく悔し涙を流してきた僕達ですが、ついに嬉し涙を流すことができました。あの時の感動はずっと忘れることはないと思います。
僕達は、東京へ向かう前に愛知学泉大学に立ち寄り、最後の調整をさせていただきました。大学生は強靭な体で、シュート確率も高く、その技術力に圧倒されました。また、対戦相手である山形県代表の羽黒高校のサイズに合わせたメンバーを組んでゲームをしてくださり、本当に中身の濃い練習をさせてもらったと思います。ありがとうございました。
そして23日、アベック出場となった女子バスケットチームの応援のため、僕は初めて東京体育館へ足を踏み入れました。あの会場の雰囲気は、9年間バスケットを続けてきて、初めての感覚でした。その時改めて、全国大会へ出場できた喜びを実感しました。
翌日の24日、僕達はサブコートでのゲームでした。羽黒高校は全体的に僕達よりも背が高かったので、足を使ったバスケで対応しようと考えました。しかし、オフェンスでもディフェンスでもリバウンドをことごとく相手にとられ、主導権を握られてしまいました。また、なかなか外郭のシュートが入らず、それでも、パス回しから空いたスペースへドライブをしかけ、センターへの合わせという形で、得点を取りに行きました。3Qでは、やっと外郭のシュートが決まり、追い上げましたが、最後は102対71で3年生にとって高校最後の試合が終わりました。負けはしたものの、ゲームを通して学んだことは多く、この経験を3年生はこれから、大学や社会に出て、1・2年生はこれからの試合へ向けて活かしていけると思います。
東京まで足を運んで応援してくださった方々、また、山口から応援してくださったすべての方に感謝をしたいです。ありがとうございました。
また、誠英高校男子バスケットボール部は、まだインターハイへの出場は果たしていません。そのインターハイ出場という夢を後輩たちへ託したいと思います。これからも、誠英高校を応援をしてくださいますようよろしくお願いいたします。
「ウィンターカップをおえて」
誠英高等学校女子バスケットボール部
主将 本山ひとみ
本当に苦しかった県予選を経て、山口県代表として二年ぶりにウィンターカップに出場することができました。皆様からたくさんのご声援をいただき、本当にありがとうございました。
インターハイ出場の後、ウィンターカップ出場を目指し、チーム一丸となって厳しい練習を乗り越えてきました。その結果、幸いにも山口県初となる男女アベック出場を果たすことができました。東京への切符を手にいれた瞬間の感動は、今でも忘れることはできません。そして、その後は決意も新たに、全国大会に向けての練習を開始しました。
12月19日に山口県を出発し、22日までの4日間、愛知県の実業団で合宿をさせていただきました。そこでは、実業団の方々とはもちろん、選抜出場校とも練習試合をすることができ、ウィンターカップに向けて気持ちを高めることが出来ました。
12月23日、試合会場である東京体育館を目にし、この体育館で試合ができることを本当に嬉しく思いました。私たちの対戦相手は、昨年もこの大会で2年連続準優勝を果たしている名門校の東京成徳大学高校でした。
第1P、出だしはリードを奪いましたが、すぐに逆転され19-23、第2P以降、相手の圧倒的な高さや、パワー、シュート力で徐々に点差も開いていきました。最後まで諦めず戦いましたが、51-82で初戦敗退となりました。自分自身の高校三年間のバスケットボールをよい形で終わらせることができず、悔しい思いでいっぱいですが、誠英高校で、このチームで、このメンバーと一緒にできたことを、今でも誇りに思っています。
私たちを応援してくださった方々や、毎日一生懸命指導してくださった先生方、今まで一緒に練習してきたチームの仲間に心から感謝しています。ありがとうございました。これから新チームとなり、後輩たちは辛く厳しい練習を続けていくと思います。インターハイやウィンターカップで一つでも多くの勝利をつかめるよう、頑張ってほしいと思います。
今年は山口国体も開催されます。私たちは卒業しますが、山口県のことを心から応援しています。是非頑張ってください。
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■大会名
JX-ENEOSウインターカップ2010
平成22年度 第41回全国高等学校バスケットボール選抜優勝大会
[女子1回戦]
12月23日(木)10:00 東京体育館
誠英●51(19-23 14-20 13-20 5-19)82東京成徳大学(東京)
[男子1回戦]
12月24日(金)16:00 東京体育館
誠英●71(16-23 11-20 23-18 21-41)102羽黒(山形)
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