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この歳でDA PUMPの魅力に気づいた、遅咲きの新規ファン。

2018-10-20 12:41:47 | 音楽
DA PUMPが歌う「USA」が、大ブレークをしている今年の音楽業界。

「DA PUMP」… 彼らの名前は知っていたが、当時は4人だった。またあの頃、沖縄アクターズスクールという所があって、安室奈美恵、MAX、SPEEDといった、歌とダンスに優れたパフォーマー達を、どんどん世に送り出していた時代でもあって、何か事を成すには東京が主流なんだろうなという無意識の諦めのようなものがあった時代に、「何故、こんなに沖縄にはスターの卵がたくさんいるのだろう?」「沖縄って凄いな。」と、地方の人間としては、その沖縄のいい意味での成功と破壊力に、ただただ唸るしかなかった。

DA PUMPの4人(当時)が出てきたのも、そんな時だった。

ボーカルを務めるISSAと、ダンス兼ラップのKEN、ダンスのYUKINARI、SINOBUだったが、ISSAはボーカルをしながらダンスもこなす。当時の映像を動画サイトで見ても、今同様にISSAの歌声というのは、安室ちゃん同様に、また三浦大知同様に、「ハァハァ」しないで歌いきっていることに、改めて気づかされた。しかも、当時より今の方がISSAの歌唱力は上がっているような気がする。

ただ、この時代のDA PUMPは、若いっていうのもあり「ギラギラ感」も凄かったのと、HIPHOP系があまり好きではなかったこともあって、グループ自体を好きになることはなかった。(ISSAはクォーターだけあって日本人離れしたイケメンぶりで、当時からキャーキャー言われていたけど、私にはちょっと苦手なイケメン顔だった。)

にも関わらず、当時「if...」をケータイの着メロにダウンロードしていたことを思い出した。
グループ自体は好きではなかったのに何故曲は好きだったのか…今思えば、ISSAの歌声ってやっぱり魅力あるんだろうなと。
普通に考えても、「DA PUMPそんな好きでもないけどメロディはダウンロードしていた」って有りえないよね…。

そういうこともあってか、私は4人時代のことを実はよく知らない。名前すらISSAのことしか覚えていなかったくらい。

「そう言えば、DA PUMPって4人じゃなかったけ?」というくらい、メンバーの脱退・加入があったことも知らなかった。

今のDA PUMPはISSA含めて「7人」いるため、ファンの中には4人時代の彼らを「4DP」と称している場合も。

4DP時代からファンだった方の中には、現在の7人体制をなかなか受け入れられないという人もいる一方で、「USA」の大ヒットを受けて改めて過去の映像を見直し、音楽を聴き直して、今の「USA」の大ヒットに至るまでの彼らの「苦悩」「生きざま」を思い、<4DPしか受け入れられなかったけど、今の7人の地道な努力、頑張りを思うと、応援しようという気になった>とか、<USAではダサかっこいいで話題だけど、この歌ではただただカッコイイ>、<改めて7人のダンススキルの高さを感じる>、そして、最後には動画を見ているほとんどの人が、「何で、これ当時売れなかったの??」「もっともっと世に知られて欲しい」「これをテレビで歌って欲しい、USAもいいけど、この歌こそDA PUMPだから」…といった声で溢れている。

その歌というのが、「New Position」。今から4年前に発表された。
DA PUMPにはお馴染みの、m.c.ATとタッグを組んで制作された楽曲で、歌詞には当時の彼らの心境を表すかのような言葉で埋め尽くされている。

その歌詞の中に、

「…雨ニモ」「…風ニモ」といった言葉が出てくるのだけど、これだけで岩手県の人間の脳裏には、「宮沢賢治」がよぎるのだ。

うわぁ~~、宮沢賢治使ってるよ、DA PUMP~~~~!!!(正確には、制作したm.c.ATだけどね)

実際に宮沢賢治作品から引用したかは分からないけど、勝手に「親近感」を覚えたことが「New Position」にはまるきっかけにもなっている。

で…、今じゃ、この歳で(50に突入)DA PUMPにはまっている自分に我ながらびっくりしている今日この頃。(一気にはまったわけではなくて、USAを何度も聴いて、見て、ダサいなぁと感じ、それでもそのダサさが面白く感じるようになって。)

ダンスに長けた人たちがたくさんいるのは知っている。

けれども、歌と歌い手の声とダンスとメロディと…全てを総合的に見つめていくと、今の7人体制のDA PUMPが、私にはドンピシャ。

何だろうな、、年齢を重ねて、苦難も経験し、壁も乗り越え、ショッピングモールをツアーするなど、地道な活動であきらめずに這い上がってきた今の7人を応援しないでどうする?っていう気持ちと、年齢を重ねた故の安定感や信頼感、ファンを大事にするところに加えて、何よりISSAが楽しそうでDAICHI君ほか、メンバー全員も楽しそうにパフォーマンスしてるっていうのが、見ているこちらも自然と笑顔になってくる。

ミュージシャンやアーティスト等と呼ばれる人たちって、その道のプロだからある種Prideがあるのは当然と言えば当然なのだけど、時にそれが邪魔をすることだってある。
彼らは、不遇の時代が長かったこともあって、ファンの前では「気のいい兄ちゃん」達なのだ。(と、感じる)
すごく親しみを覚えるくらい、ファンに対して優しい。決して上から目線ではない。

その兄ちゃんたちが、曲がかかると、キレのいい動きを次々に披露してくれる。

エグザイル系とは違う、ジャニーズ系とも違う、また、三浦大知とも違う魅力が、今のDA PUMPにはある。

みんなそれぞれが、「唯一無二」のパフォーマー達であることは間違いない中で、私はDA PUMPにはまった。

苦手だったISSAのことも、メンバーが口をそろえて「辺士名一茶という人が好きだから」ついてきていることを知り、またKENZOが「絶対に武道館に(ISSAさんを)連れていきます」と断言するなど、色々なことがあったであろう故の結束力の高さを知るにつけ、ISSAという人は、優しい人なんだなということを知り、ショッピングモールでのイベントの際も、笑顔でパフォーマンスするなど、当時苦手に感じていた意識も、今は吹っ飛んだ。

ISSAだけが注目されがちではあるけど(4人時代からのオリジナルメンバーだから当然ではあるけども)、私が彼らにはまったもうひとつのきっかけは、DAICHI君の笑顔だ。

グループ最年少で一番小柄な彼は、はち切れんばかりの飛びっきりの笑顔で「USA」を踊っているのだ。

「こんなに楽しそうに踊る人、初めて見た」と動画にくぎ付けになり、DAICHI君の愛らしい笑顔といじられキャラで、DA PUMPファンの入り口の敷居を下げてくれた(いい意味で)。
※ USAではピンクのシャツに赤いパンツの人です。

DAICHI君の笑顔は、万人を幸せにする…そういっても過言ではないくらい、老若男女に好かれるあの笑顔。

東京国際フォーラムで開催されたライブ、仕事休んででも行きたかった…。(12月発売予定のアルバム…予約しました。)
WOWOWには入っていないから、来年あたり全国をもう少し回っていただけると、岩手は無理でもせめて仙台に来てくれないかな?

USAの後の新曲、「New Position」じゃダメかな??(^_-)-☆
(かなり高音なので、ISSAの喉に負担がかかってしまうかもだけど…、USAとは全く違うカッコ良さ。テレビで歌わないかな??)

この歌詞、一般人にも通じる部分は大いにあると思う。落ち込んでる時や元気ない時に、パワーを貰えるかっこいいナンバーです。

DA PUMP / New Position


※ ↑
 これはショートバージョンなので、全体を見たい方は、動画サイト内で「New Position」と検索すると、ショッピングモールでの動画も出てきます。(個人が撮影されたものですが)また、GYAO!(無料動画)では上記の全体バージョンを見ることが出来ます。
 エンディング近くの振付に「エアギター」があるのだけど、個人的に大好きな振りです。(全体バージョンで見ることが出来ます)


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