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全日本卓球2018-若手の台頭-

2018-01-21 21:07:49 | スポーツ、五輪
昨日から「全日本卓球2018」一色だった我が家。

昨日のダブルス準決勝戦から、今日の男子シングル、女子シングルの決勝と見ていたのだけど、男女とも若手の台頭が凄いなという印象。

女王石川佳純選手が準決勝で、伊藤美誠選手に敗れるという結果になった。

今大会の伊藤美誠選手のプレーや表情を見ていて、「リオ五輪の頃よりも強くたくましくなっている」ことに驚いた。リオ五輪の後、不本意な成績が続いてその間に平野美宇選手の活躍ぶりがマスコミを賑わせ、「伊藤美誠」の名前を押しのけていっていた…のだけど、負けん気の強い美誠選手、悔しかったんでしょうね、相当練習したのではと感じられた。

その表情からして、今大会の伊藤美誠選手を見ていて、「全く負ける気がしなかった」。テレビ画面からでさえも気迫は伝わってきていた。

優勝後のインタビューでゲスト解説者の福原愛も語っていた、「目の表情が全然違ってた」と。私もそう思った。

美誠選手の気迫と鋭いプレーにほぼ乾杯状態だった石川佳純選手。
先日、NHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」で石川佳純選手を取り上げていた。テレビをつけたら偶然番組をやっていて、個人的になんでかな?結構好きな選手なので番組を見ていたんだけど、試合で使われるボールの素材が変わったことで、今までのプレースタイルや試合運びを続けるのが難しくなり、試行錯誤の上「ラケット」を変更して試合に挑んでいる姿が放映されていた。
ボールの素材が変わるずっと前からプレーしている石川選手にとって、ボール1個と言えどもそれはもう対応していくのに物凄く苦戦しているようだった。卓球台ひとつとっても、台が変わるだけで全く違うと、以前水谷選手が語っていたことがあったが、ボール1個でも大変なんだなと。

プロフェッショナルの撮影がいつ頃だったのか…放映された流れからいくと、石川選手は今「変えたラケット」を使いこなすために、試行錯誤している状況にあるのだろうか…一皮も二皮もむけた「新生」伊藤美誠を前にして、どうにもならない…というよりも、表情ですでに負けていたように見えた。
スポーツ選手って、戦う前から「勝敗」が分かる時があるんですよね…顔で負けてるというか、気持ちで負けてるというか…表情を見るだけで「ダメだな」と分かる時がある。



平野美宇選手の試合を準決勝から見ていたのだけど、「あれ?強くボンボン繰り出す展開はどこに?」といった具合に、美宇選手の良さが全くいきてこない試合運びだった。
美宇選手と準決勝で対戦した永尾尭子(ながおたかこ)選手が、世界では実績のある美宇選手に食らいつき、7戦最後まで粘り強い試合運びをしていて、素晴らしかった。表情ひとつ変えず、常に冷静に向かっていく様は、私も見習いたい。いやぁ、結構、打たれ弱いんで(^_^;)

決勝での伊藤美誠選手と平野美宇選手、強烈なラリーが続いたりスマッシュがあったりと面白い展開ではあったけど、美宇選手も表情ですでに負けていたように思う。

石川選手も美宇選手も、「表情」では勝機を感じさせることが出来なかったと個人的には思う。
美誠選手のあの強気の「目」、勝機溢れる表情を見ていると、「勝つ選手は表情から違うな」と改めて感じた。


そして、
男子シングルの水谷隼選手と張本智和選手の決勝での戦い。

私はリオ五輪の水谷選手のプレーにひとめぼれをして、卓球の面白さ、男子卓球の面白さに目覚めたひとりなので、水谷選手押しだったんだけど、やはり張本選手、気迫が凄かった。
水谷選手が弱かったというより、張本選手が強かったと思う。
水谷選手も食らいついていたんだけど、とにかく「チョレイ張本」は強かったなぁ。。。
(そう言えば、私の耳が聴き間違えでなければ、伊藤美誠選手もチョレイって言ってなかったかな?今まで彼女の口から聞いたことなかったけど、プレーを決めた時に口をついて出てくる言葉を聞いていたけど、チョレイって聞こえた…けど、チョレイって何…??)


早速、世間は世代交代と言い始めるんだろうけど、まだまだ前進していって欲しいな、石川佳純選手、水谷隼選手。


今年の全日本卓球もとても面白い試合でした!
選手の皆さん、お疲れ様でした。

たくさんの感動をありがとうm(__)m


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