シーズン前にシェヴァを売り払った後の補強は、お世辞にも良い選手獲得をしたとは言えなかったMilanであったが、シーズン半ばのCalcio mercatoでオッドとロナウドを獲得した。
マッシモオッドはラッツィオのカピターノであったが、93-95シーズン時にカペッロに冷遇されその後は諸所転々として漸く古巣に帰ってきた。正直もう〝機関車〟カフーでは心許ないし、ボネーラはサイドバックではなかったし、ネスタは怪我の手術受けてるし、敬愛して止まないマルディーニ大先生は全く残念ながら今シーズンで引退と言うことで基本合意をしている。ましてやコスタクルタのようなご老体ではもう既にセリエAで活躍するのは無理である。であるならば、GKのジーダを含めて、完全に弱点となっているDF陣営を固め直すことは急務だ。遅咲きながらAzzurriに定着してきているのは、着実にステップアップしてきている証拠だ。
Azzurriが、完全なる復活を果たしたのは、伝統のカテナチオを復活させたからではない。確かにバロンドール男のカンナバーロや、ブッフォン、ザンブロッタなど名を連ねるのは世界最高峰のDF力を誇るジョカトーレではあるが、彼らから始まる攻撃力と言うものが発展系カテナチオがあったからこそだ。我がMilanもただ守るだけのDFではなく、DFから基点を為すDF陣営を再構築して欲しい。そして年末に、日本に来て欲しい、トヨタカップで。。
期待したい。
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