MilanoからLondon、東京に移り住みましたが、変わらず日常生活を書き記そうかと。。
ミラノ通信 - 我が為すことは、我のみぞ知る



六本木に新しくできた国立新美術館で行われている文化庁メディア芸術祭10周年記念企画展へ行って来た。

訪れたメインは、テリー伊藤、富野由悠季、井上雄彦の三氏がパネリストとして語るシンポジウムで話を聞くことだった。

結論から言うと、最低のシンポジウムの司会だった。文化庁メディア芸術祭の実行委員で東大の院の先生だそうだが、話は下手糞、司会は最低、構成はメチャクチャ、時間配分は下手、ともう何から何まで最低のシンポジウム進行だった。

自己への反映のために敢えて駄目だったところを上げ連ねる。

先ずパネリストが3人だったが、サイト、パンフには上記三氏などと書かれていた。つまりこれは他にも交渉していたが断られた、と言う事であろう。本当に交渉を重ねていたのかどうか知る由もないが、紙になっているものの差替えは難しかったのかも知れないが、せめてWEBに表示している内容くらいは変えるべし。

同行した方の推察情報では、三氏のギャラは50万円から100万円に登っていると思われる。しかし、このギャラは高すぎると言える。中央省庁が主催しているのだから、予算はそれなりに潤沢であろう。しかしながら、高々1時間半(予定より20分も早く終わったので1時間10分で終わってしまったが)のためにそんなギャラを払うのはホントに馬鹿馬鹿しい。

そして進行であるが、冒頭から時間がない時間がないって言っていたのに、三人の紹介をするだけで20分近く費やす。もうこれは最低最悪であろうね。一人ひとりを先ず端的に紹介して、同様の質問をかぶせていく、と言うのであれば分かるが、一人当たり6-7分ずつ?!をずーっと話し、その間他の二人はただひたすら他の人の紹介を聞き待つ。最初にテリー伊藤さんの紹介をし、その後富野由悠季さんであったが、富野由悠季さんの紹介をしている間は、テリー伊藤と井上雄彦はまたずーーーっと待たされる。。井上雄彦の紹介の間は、テリー伊藤と富野由悠季さんはまたずーーーっと待たされる。。この繰り返し。しかも話を全く聞いていないのか、切り返す応答がホントに詰まらないし中身のないことを言う。大体MCが個人的なことを話過ぎなのだ。正直無名のお前の話なんぞ聞きたくないよ、って言う聴衆の思いは推し量らないのか。。。

また、途中で明和電器の詰まらないギャグが入ったビデオインタビューが挿入されたのであるが、これが全く構成上意味を為したとは思えない。その後別の日にある明和電器のライブのための番宣だったとしか思えず、正直死ぬほどガッカリした。

兎に角、あんな駄目な人間が文化庁の予算を使って富野由悠季氏に完全にこき下ろされた最悪のネーミングだと言われている、メディア芸術と言うものを語るなど不遜以外の何物でもないと思われる。

ホントガッカリした。。
中央省庁がこんな調子では、地方とかでも一緒だな。。。。

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