今日は同じ大学院の友人の引越し(訳あって新居へ移動)の手伝いをしその後にDuomo近辺のデパートなどに必要なものを買出しに行った。DuomoからSan Babilaに抜けられる、Vittorio Emanuele Ⅱ(ヴィットリオ エマニュエーレ Ⅱ)と言う通りがあるのだが、Duomoの広場辺りからもの凄い数の人で溢れかえっていた。ミラノに来てから3週間が過ぎたが、今日は多分一番混んでいたのではないだろうか?土曜日はやはり郊外から買い物に来るのか?
日本にいる時から、電車の中や歩いている時もいつも何気なく街角ウォッチングをしているのだが、今日はメガネのことについて書きたい。
先ず最初に一言で言うと、イタリア人のメガネはとても個性的である。
セルロイド製だろうか、結構レンズの周りが太いものが多いように思える。その色や形はとてもバラエティーに富んでいる。黄色、グレー、青地に白の水玉、、、色はとてもカラフルだ。また、形はオーソドックスな角が丸い長方形のものから、蝶ネクタイのように左右から鼻に向かって三角形を成すような形や丸っぽいもの、、、形も色々である。北イタリアは比較的金髪系が多く見られるような気がするのだが、女性に限って言えば、個性的なメガネの子は何となく金髪系が多いような気がする。。
小生の通う大学院のアドミッションオフィスのスタッフは殆ど女性(いや、知っている限りは全員)で、一部ITの人(学生は余り関係ない)は男性がいる。その女性のうち、半数近くはメガネを掛けているのだが、金髪系の子(多分小生より若い。。)は黒縁のセルのメガネで小さい顔から大きくはみ出ていたような気がする。全くの主観だが、顔からはみ出ていても結構可愛らしい感じがする。一方、オフィス内で一番偉い女性もメガネをしているのだが、小さめのチタン?のような細めのメガネをしている。彼女は焦げ茶に近い髪の色をしていて、如何にもイタリア人、と言うようなカーリーヘアをしている。また同じオフィス内のセミロングのブラウンのストレートの女性もメガネをしているが、彼女は小さめのチタン系のメガネをしている。この彼女はまた結構メガネ美人と言うか、知的な感じがする。サンプル数が余りにも少ないし、極めて主観的なのだが、、、
要はそれぞれ髪の色とか目の色とかに合わせて自分に合った物をチョイスするのが上手いのだと思う。ミラノがファッションの街と言われるのは確かにガリバルディーやブレラ周辺のファッショナブルな街並みやデザイナーズブランドのお店に起因するところは大きいと思うのだが、やはり綺麗でセンスの良い格好をしている女性が非常に多いと思う。メガネもその一端を担っていると思う。
ご存知のとおり、イタリアには厳然と南北格差があり、ミラノを筆頭に北イタリアがこの国の商業、経済を支えている。必然的にある程度富裕な人の率が多くなると思うのだが、それに比例してファッションセンスの良い人が多いように思える。
歩いていて楽しい。。
KEN@自室