MilanoからLondon、東京に移り住みましたが、変わらず日常生活を書き記そうかと。。
ミラノ通信 - 我が為すことは、我のみぞ知る



Bilbaoに到着して一番最初にしたことはスタジアムを訪れること。

San Mamesは良いスタジアムだよ、と何人かのサッカー関係者から言われており、行かずにはいられなかった。泊ったホテルはAbandと言うところで、そのAband駅から地下鉄で3駅。結構あっと言う間だった。

ミュージアムがあると言うことで中に入ってみると、5時15分からスタジアムツアーがあるけどどうするか?と聞かれ、勿論行く!と答えた。いやぁ、実際色々と勉強になりました。

先ずここはVIPルーム。13番と言う席はあるけども、不吉だから絶対に誰も座らせないのだとか。12番はPresident用の椅子だと説明された。何かこう言う拘りは嬉しい。



そしてMix zone。こじんまりしていました。



実は今真隣に新しくスタジアムを建設しており14年には完成し、15年シーズンから使うらしい。そこでもこのシンボルとなっているアーチを移設して使ってくれ、とサポーターから言われているらしい。こう言う拘りもまた何か嬉しいし、きっとクラブはこう言う気持ちとシンボルを大切にするのだと思う。



正直古いな、と思ったから隣に新しいスタジアムを建設していると聞いて納得。しかしこのスタジアムはそれはそれで味があって良いと思った。なんて言うか、古くても心が宿っている感じがした。バスク人だけで構成されているチームと言うことでこの地方の人々の象徴なのだと思う。地域密着と言うレベルでは最早測れない存在だ。心の支えと言うか、ある意味「真髄」と言っても良いだろう。

このクラブは1984年シーズンにリーガ、カップ、スーパーカップを獲って以来タイトルからは無縁だと説明されたけども、レアル、バルサと並んで一度もセグンダに落ちたことが無いクラブなんだ、とも説明された時、ガイドの目には魂と誇りを感じた。

素晴らしいクラブ。

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