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MilanoからLondon、東京に移り住みましたが、変わらず日常生活を書き記そうかと。。
ミラノ通信 - 我が為すことは、我のみぞ知る



先日、実家に帰った時に傘を貰って帰ってきた。

とは言え新品でもなんでもなく、昔から家にあった古くさい傘。おいらが小さい頃からあったのではないかな。そうすると30年ものか…?!自分の傘以外は使ったことないから、余り記憶が定かでないが。柄は今時珍しくがっちりとした木製。ボタンで傘が開く典型的なコウモリ傘だが、若干バネが馬鹿になっているかも知れない。色は茶系で千鳥格子のデザイン。なんかどこにでもありそうなのだが、今時の無機質な傘ではなかなかない代物。決してモダンではないと思われる。

しかし、何故か惹かれたんだなぁ。

前だったら使っていないかも知れない。年齢を重ねて多少オールドファッションな物に憧れてきたかな。最近買ったパンツで、若い頃には絶対着なかったような千鳥格子の柄を身に纏ったりするようになったしなぁ。まだロープタイとかはしたいと思わないが(笑)。ま、そう言うのはもしするとしてももっと後の、それそのものが似合う年齢になってすればよろしい。今はまだ時期尚早。と言うか多分似合わなくてカッコ悪い筈。趣味的にもないしね。ただ、この傘には何故だか惹かれた。結構古めかしいんだけどねぇ。。。

ここ最近かな、この傘のような変わらないデザインを嗜好するようになったのは。

イタリアンファッションは物凄く好きだし、素材とかもプレーンなものが好きだったりする。またUKのテーラーメイドっぽいスタイルにも非常に憧れるし、実際にLondonに住んでいた時代はBurberryとかが安く手に入ったりして以前に増して好むようになったしね。なんか原色系のド派手なスタイルではなく、何時の時代にも無さそうで決して消えないこう言うデザインはあるんだな、と。

おいらはこの前のエントリーでも書いたが、靴を履き潰したり、服を着潰したりしたくないししない。だからこそ高校1年生の時に購入したスーツを未だに着たりするし。この傘も壊れない限り(結構頑丈な感じ!)ずっと使い続けよう。うちの父親の世代から使っていたのは間違いないが、下手するとおじいちゃんが使っていたのではないかと思われるようなもの、おいらの子供とかに使ってもらえたら物凄く嬉しい。そして誰しもが嬉しいんだと思う。

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