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MilanoからLondon、東京に移り住みましたが、変わらず日常生活を書き記そうかと。。
ミラノ通信 - 我が為すことは、我のみぞ知る



Duomoの近くにMilan Shopがあるんですが、更にVittorio Emanuele Ⅱのすぐ入ったところにMilan Mega Storeが出来ていた。

去年の6月にMilanoに来た時はなかったような気がするんだが…。ま、こっちはかなり広かったね(インテルのショップに比べて)。かなりの品ぞろえで、うちの奥さん曰く、小さな赤ん坊からまぁ何から何まで(的な)揃っている、と。確かに、赤ちゃんの前掛けから小学生とかの文房具から、万年筆やらの大人用の文房具、ネクタイから、寝具、キッチン用品とまぁ生活するのに必要なものは大体揃っていましたね。

って、今回またおいらはMilanのネクタイ買いましたが?

毎度欲しいものがあって、飽きさせないよね、と言う奥さんの一言は、ある意味クラブのMD販売体制の良質な姿を映しているのでしょう。お金がないと当然在庫は持てない訳で、不良在庫とかをノベルティー的なものや、選手にサインをさせるだけで償却物品扱いのものがプレミア化すると言う意味で、Milan等は通常の物流で言うところのサプライチェーンマネージメントのプロセスには絶対に入ってこない、逆に言うとビッグクラブと言う立ち位置、また換言すればバリューコンテンツホルダーとしての立ち位置をフル活用した物の売り方をしていると言える。おいらの前で購入していたちびっ子のお母さんは、以前AC Milanのマーケティング部の人たちに取材した時に流通させようとしていたMilanのクレジットカード付きのポイントカードでもって決済をしていた。つまりCRMを実践的に行っていると言うことである。

素晴らしい囲い込みだ。

サッカーと言うコンテンツホルダーの中でも、やはりロイヤルティーの強いクラブ程、こう言う施策が打てると言うものだ。おいらに言わせれば、ある程度地元などにサポーターがいれば、CRMは可能だと思っていて、だからJクラブの殆どは上手く実行すればCRMによって劇的に売上(チケット、MD)は上がる。

決済会社を自前で持っていたらもう怖いものなしですが、これはどうも地元Milanoの金融会社のものを使っているようだ。しかしながら、Milanと言う立ち位置から恐らく通常では考えられないようなコミッションを得ているのだろう。クレジットカードIssuerになれば、自動的にチャリンチャリンと決済の度にお金が落ちてくるしね。




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