MilanoからLondon、東京に移り住みましたが、変わらず日常生活を書き記そうかと。。
ミラノ通信 - 我が為すことは、我のみぞ知る



毎年のようにEuropeに行き、その度に各種スポーツ、特にサッカーのマーチャンダイズの有り様を勉強してきている。

 

自分の足で稼いだ情報はオンラインでサッと買うような体験価値とは絶対に異なるからね。中々辿り着けないショップを見つけるまでに一体ファンはどう思っているのか、などね、考えていけばその街の中のクラブの位置付けや、場所柄から商圏を考えられたりする。喩え、街中から偉く遠く離れた場所にスタジアムがあり、そこにのみ、メガストアが併設されていたとしても、平日の昼間にファンで埋め尽くされている光景を見ると、JクラブのMDは、宝の山を発見出来ていないと思うよね。可能性に埋もれているとしか見えないもんね。

 

足で稼いだ情報と、その後の分析を組み合わせれば、自ずと答えは見えてくると思うから。スポーツ業界の人は総じて勉強が足りてないのはなんでなのか不思議だよ。ファンをどう喜ばせるか、その向こうに何が求められているのか、需要喚起の為に何が必要なのか、考えていく為には勉強が必要だから。勉強して、打率の高そうな商品展開をさせる為にはどうするかを考えるのが楽しいはず。

 

現に、以前コンサルしていたクラブでは、弊社の提案に即応してくれて、たった1つのSKUの商品展開であっと言う間に800万程の売上を上げ、と言うこともあった。一方でマーケティングとセールスの違いも分からないまま、言葉の共通理解がないと、明らかに無駄と言うか、機会損失を当たり前と思う世界観に浸ったまま、泥舟と共に沈みゆくことに気付けてなかったりする…。地方クラブの悲哀を2005年に日本に帰国してからいくつも目にしてきた。特に地方クラブに多いのは何故なのかしらね…。しがらみが多すぎるんだろうな。。。

 

さて、我がMilanがCOVID-19に対応して、maskを売り出した。

 

予約だけ、だけどね。きちんとさ、欲する物を商品展開する能力がないとね。待ってましたわ。買いますよ、もちろん。そして使いますよ、もちろん。これから先の人生、何かとmaskをしたままになるだろうから、maskなんぞなんぼあっても宜し。

 

自粛明け、我がMilanがcoppa Italia準決勝に臨む。

 

このマスクの売上が、少しでも選手獲得に繋がればとサポは思うものです。だから買う。サポ満足度を上げるために何をすべきなのか、考えたクラブが勝つ。そうであるべき。

 

Forza Milan 🔴⚫⚽

 



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