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今日この一日に感謝

いくつになっても好奇心を持ち続けたい。
好きなことが出来る今日この一日に感謝するdiaryです。

黄斑円孔手術入院記録(その①)

2025-05-24 22:15:00 | 目の疾患
黄斑円孔+白内障の手術のため、入院した記録を残していこう思います。


黄斑円孔と診断されてから、半年が経った今年の4月、手術日が4月22日と決まり、前日の21日午後に入院しました。


入院した日のブログはこちら💁‍♀️




入院初日の夜は、手術を控えた緊張よりも、環境が変わったせいか(部屋の温度や病室の廊下に響く患者さんの声など)ぐっすり眠ることは出来ませんでした。



【手術当日】
手術は局所麻酔のため、食事制限もなく、朝食はしっかり頂きました。

朝食後、執刀医の診察があり、体調の確認、所要時間や手術内容を再度説明されました。

手術の順番は2番目で、手術開始時間は10時30分の予定でした。

診察が終わってから約2時間、ラジオを聴いていても、頭の中をすんなりすり抜けたラジオパーソナリティの方の声や音楽。

やはり緊張していました。

落ち着こうと思って、入院前にAmazon musicにダウンロードしていた大好きな今井美樹さんのベストアルバムを聴きながら、口ずさみ、「平常心、平常心」と心で唱えていました。


1番目の患者さんの手術時間が伸びたようで、看護師が病室に迎えに来てくれたのは10時40分を過ぎていました。


いよいよ手術です。


抗生剤や抗菌剤の点滴をしていたので、手術室には看護師に車椅子で連れられ向かいましたが、手術室入り口から手術寝台までは歩いて行きました。


これまでも、婦人科疾患で大学病院での手術経験がありましたが、正気のある状態で手術室に入るのは初。


手術室ってこうなっているのね!

緊張が高まって、風邪でもないのに、無意識に咳が出るようになりました。


「どうしよう」
「深呼吸、深呼吸」
必死に身体の力を抜くように、意識しました。


だってね、本当に繊細な部分の手術なので、絶対に動いちゃいけないと分かっていたから。


案の定、執刀医から「咳をしたい時は教えてくださいね。繊細な手術ですから」と言われました。

看護師から、カスタネットのようなもの(既に仰向けで目を塞がれていたから見えなく)を手に握らされ、「何かあれば鳴らしてください。先生が手を止めますから」と。


心臓のモニターにつなぐパット、血圧計を付けられ、手術する左目だけが見えるように顔に被せ物をされ、目の周りを消毒、目を見開きにするための器具を頑丈なテープのようなもので止め、目の中に麻酔をして「始めます」と執刀医が補助の医師や看護師に伝え、黄斑円孔+白内障の手術開始です。


白内障ではないのですが、目の奥の方の手術をするため、白内障になりやすいというのと、年齢的にも早くはないとのことで、同時に行うと説明がありました。


白内障の眼内レンズを入れ、その後に黄斑円孔の手術となりました。


時折、「ここ、押されるように痛いところですよ」「我慢出来ない時、握っている物を鳴らして、教えてくださいね」と執刀医から言われました。

たしかに、目をグーーーーーっと押されたように痛い感じはありましたが、我慢は出来ました。


執刀医が「ふぅ〜」と一呼吸息を吐くこと数回、助手の医師への問いかけ、手術室のBGMのクラッシック音楽、私の心臓の音が「ピッピッピ・・・」と手術室に響き渡っていました。


仰向けで微動だにしない状態で、約90分。
全て聞こえるって、逆に緊張するもので、全身麻酔の方が良かったかもと後悔しましたが、無事、12時半に手術が終わりました。


緊張が解けて、手術室を車椅子で出る時は腰抜け腑抜けの状態。手の指が真っ白で、とても冷たくなっていました。




顔の半分くらいの眼帯。


眼帯の下はどうなっているんだろう?
ドキドキしました。


1時間ベッドにうつ伏せで安静。
ここから、耐え難きを耐える、うつ伏せの療養期のスタートでした。




昨年、緊急入院した術後イレウス。
予防のために病院管理栄養士が、通常のメニューから変更して下さった食事。

入院期間中、毎食撮っておきました。



つづく







いよいよです

2025-04-22 06:30:00 | 目の疾患
昨日午後から入院しました。

昨年11月の緊急入院は、あれよあれよと様々なチューブが身体の中に入り、ストレッチャーで病室に移動してきましたが、今回はどこも痛くないし、眼科だし、身体、精神的にも余裕がある入院です。


ただ、以前と同じ階で、東か西病棟の違いだけ。
トイレに行ったら、以前お世話になった看護助手さんとバッタリ会って「また?」と聞かれちゃいました😆


昨日の夕食

イレウス予防で軟食飯
食札には禁忌食材が沢山書かれていました



昨夜は、所変わればで、やはりなかなか寝付けず(消灯21時ね〜
23時頃に、うとうとしてきて眠りにつきましたが、2時間毎に目が覚めてしまい
手術の不安で眠れない訳ではなかったのですが、しょうがない



いよいよ本日、黄斑円孔+白内障の手術です。
所用時間は45分〜60分程度と説明がありました。
「不安なことがあったらいつでも言ってくださいね〜」と娘のような若いナース

人手不足で多忙な医療従事者に、今回も感謝感謝です🙏




手術後からうつ伏せの体勢になるので、少しの間、ブログもお休みします。





あっという間にいう間に満開になった桜でエネルギーチャージ




















頑張るぞ〜





2025/04/17

2025-04-18 07:12:00 | 目の疾患
こちらの記事からの続編、その3となります。



何故、予兆もなく、イレウス(腸閉塞)になったのかというと、担当医からの説明では、20年前ほど前に婦人科疾患の手術をした後の癒着が主な原因。
なので術後イレウスと断定しますとのこと。

疲労やストレス、食事、様々な要因もあるそうです。



退院してから、再発を防ぐために、これまでの食事メニューがガラリと変わり、主に水溶性食物繊維の食材を選び、消化が良くない食材は、ほぼ控えるようになりました。


国立がんセンター東病院HPより抜粋
参考にさせて頂いてます。



そのせいなのか、食べる量なのか、身体に力がみなぎらない感じがしばらく続き、冬季ということも重なり、退院して2ヶ月を過ぎても体力が戻らない日々が続きました。



父母の介護など、とても体力がなくて、以前のようには動くことが出来ず、しばらくは弟夫婦に協力してもらい、母については介護認定を受けていたので、ケアマネージャーさんにお任せして助けて頂きました。



体力が戻らない歯痒さから、私の身体のことを見つめ直すことにしました。


良くも悪くも、自分のことより他人のことを優先にすることを止めて、自分のことを優先にしてもいいんじゃないかと思うようになり、目の疾患についても、父母の介護のため、手術を拒んでいたけれど、先の未来を考えれば、早いうちに治療した方がいいなら、医師の提案を受け入れようと、今年2月の後半に手術の予定を立てました。



誰かのために

ではなくて

自分のために



黄斑円孔手術日まで、5日となりました。





青天の霹靂

2025-04-17 07:13:00 | 目の疾患
一昨日のブログ記事

1週間後の手術のために - 今日この一日に感謝

昨日アナウンスされたgooブログ終了のお知らせを受けて、昨夜は凹んでいたのですが、私はgooブログをスタートさせてから、まだひと月。長年こちらで日々投稿されていた方々...

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続編その2です



続編その1はこちらの記事





黄斑円孔、網膜裂孔と診断されたのは昨年10月。


父母の介護中でもあり、そう易々と簡単に入院して手術することなど考えられないと、頑なに治療を延ばそうと思っていたのですが、「せめて年内中に目の状態をもう少し詳しく検査しておきたいので、造影剤を使用してCT検査をしましょう」と医師に促され、昨年12月初旬にCT検査の予約を入れていました。




ところがです!



昨年11月中旬、何の予兆もなく(ほんとに突然)夕飯の支度をしている最中に、腹痛が起き、時間が経つにつれて痛みが強くなってきたため、少し横になろうとベッドに横たわったら、痛みとともに嘔吐🤮

それが断続的に起こり、冷や汗もMax!
意識が薄れてきた頃に、旦那さんが仕事から帰ってきて、私の異変に只事ではないと救急車を呼んでくれて、救急病院へ搬送されました😱😱



止まらない痛みと嘔吐で、消えゆく意識の中、「腸がねじれているのか、閉塞がありますので、詳しく検査して、ねじれていたら緊急手術になります」と、救急医が旦那さんに告げたのを微かに聞こえてました。


どんな検査をしたのか、ほとんど記憶がありません😖



幸い、腸はねじれてなく、イレウス(腸閉塞)の診断でイレウス管なるものを鼻から腸まで入れて入院加療することになりました。






激しい腹痛と嘔吐の中、容赦なくチューブを入れていく医師。


私にとっては、拷問の何ものでもなく、「もうやめてください!」と声を振り絞るように言ったことを覚えています。


イレウス管と尿管を入れて、寝たきりで輸液のみ、絶食5日間。


腸が圧が減ってきて、痛みが治った入院6日目に、水200CCのみ許可が出ました。

お腹の痛みや張りがなかったので、入院7日目は全粥からスタート!



緊急入院から10日目、無事退院となりました🙌





ある意味、神さまからの強制終了の
ようで、これまでの私の細胞が入れ替わったように、身体も考え方も変わってしまいました。



退院後の体力回復は、一進一退で、目の造影CT検査もキャンセルとなり・・・・。






to be continued








黄斑円孔と診断されて

2025-04-16 07:46:00 | 目の疾患
昨日のブログ【1週間後の手術のために - 今日この一日に感謝】の続編です。



黄斑円孔と診断され、診察して頂いた医師から、「この疾患は手術しないといずれ失明することがありますから、早いうちに手術しましょう。年内にしましょうか?」と言われて、「ちょっと待ったー🙋と心の中で爆叫びでした。



診断名を告げられ、ものの2分ほどで手術日を決めてと言われても、決められる訳ないじゃん




「この疾患について、自分なりに理解したいし、両親の介護中でもあるし、家族とも相談してからでないと、返事出来ません。次回の診察まで持ち帰ります」と医師に話したのを記憶しています。



治療や術後の見え方など、書籍や文献、ググって、いろいろ調べてこの疾患を受け入れました。


今から半年前のことです。



診断されてから、早いうちに手術する方が、その後の見え方(回復度合い)が変わってくることも知りながら、父母の介護を背負っていることが、すぐに入院手術に踏み出せない理由でした。


診断を受けて、ほどなく1ヶ月経った頃、他の部位で緊急入院することになるなんて、全く想定外の出来事が起きちゃいました。




 to be continued