今日は高岡ＴＯＨＯプレックスで北日本放送主催の試写会「インファナル・アフェア２ 無間序曲 INFERNAL AFFARSⅡ」を観て来ました。
６時半開場７時開演、６時前に行くつもりだったのですが、出るのが遅れ、着いたのが６時１５分ごろ、すっかり並んでました。
「ま、仕方ないですね」と京極夏彦氏「鉄鼠の檻」を読みながら待ってました。（これが重いんだ、なんてたって１３００頁超）
３０分過ぎ開演で人が流れ始めたところ知り合い発見、でも気付くのが遅れたので声は掛けれませんでした。
スクリーンは４００座席の４番。席は真ん中は勿論埋まっているので、前の区切りの一番後ろのど真ん中に陣取りました。
時間になると現れたのが北日本放送の相本アナ。第一声に何故か拍手が起こります。「試写会で拍手をいただいたのは久しぶりです。ありがとうございます。」
相本アナ、客席に向けて質問「この作品はインファナル・アフェアシリーズ三部作第二章ですが、インファナル・アフェア第一章を御覧になられた方?」
私は予習の為つい先日観ておりますので、手を揚げました。後ろの方でも手を揚げる気配が・・・
「たくさん観ていただいてますね。では観てらっしゃらない方、恥ずかしがらないでくださいね。」やはり結構手が挙がったみたいです。
「良かったですね。この作品は前作を観ていなくても大丈夫です。ゴッドファーザーを思い出してください。一作目がヒットしたので続編が作られましたが、過去に戻って作られてます。この作品も前作から１０年ほど戻った設定の作品です。見ていない方も楽しめると思いますので、どうかごゆっくりご鑑賞ください。」
お待ちどう様、開演です。
一言で云うと、この作品は男の為の映画ですね。帰りしな私の後ろの通路から「男の人が好きな映画かもね。」という女性の声も聞こえてきました。
前出の相本アナも解説してましたが、設定だけではなく雰囲気もなんとなくゴッドファーザーに似ていると思いました。（ネタバレになりますが、粛清のシーンとか）
この作品の主人公は間違いなく「エリック・ツァン 」演じる「サム」と「アンソニー・ウォン」演じる「ウォン」警部です。前作では敵役同士の二人ですが、本作で二人は組織のＮｏ．５であり、警部です。組織のＴＯＰではない二人にはそこはかとなく友情すら感じることが出来ます。
「サム」。前作では敵役としては印象として弱いかな、とも感じたんですが、（あの甲高い声のせいでしょうか。もう少し背を低くして頭を淋しくしてあげると「ダニー・デビート 」に似てるかも）本作ではいい味出してます。悪のトップになるには優しすぎ、妻を愛する彼は、愛すべき哀しき男です。そして「ウォン」警部。悪を退治するために彼が選んだ道は汚れた道でした。ここに業（ごう）が生まれたのでしょう。（私の世代の人が見たらきっと石原裕次郎ボスを思い出すでしょう。雰囲気クリソツです。）
この作品で人間として強いのは「ショーン・ユー 」演じる「ヤン」です。第一章では語られなかった真実のため警察学校追われる彼ですが、あくまで善＝警察官であろうとしています。しかし彼には家族という縁（えにし）が付きまといます。
そして一番人間的に弱い・罪深いのは「エディソン・チャン 」演じる「ラウ」でしょう。愛するものの為に罪を犯し、報われない愛の為に罪を犯す。第一章で無間地獄に落ちる因果応報はここにあります。
色々な見方があると思いますが、男性と自分で思っている貴方、男の悲哀を感じてください。男くさい匂いがプンプン漂います。きっと女性だと思っている貴女、若手イケメン俳優が待ってます。
きっと本作は賛否両論になるんでしょうね。感性的に受け入れられない方も多いかも。はっきりいって人間ドラマです。ＢＧＭも抑え目で静かな演出は私は好きです。
評価 星 よっつ
P.S.
上映のあと、第三章の予告編が流れました。Ⅰ・Ⅱと見たあとでは早くⅢも観たいですね。
富山県では高岡TOHOだけだそうですよ。
公式サイト
・インファナル・アフェア 無間序曲＠映画生活
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なんか、サーバーの調子が悪いみたいで、
１回しか押していないのに、
２銃投稿になってしまいました。ごめんなさい。
他の所では、４重投稿とかあって、、汗、、
これからも、よろしくおねがいしますね！
エリック・ツァンとダニー・デビートは似てると思います。
シリアスとコミカルを幅広くつかい分けしているところも似てます。
こちらからもＴＢさせて頂きます。
Ⅱの方は内容的にはとても濃い作品ですよね。
何度も見たくなる作品です。
Ⅲがもうすぐ公開ですね。待ち遠しいです。
謎の解明とラウの正体が暴かれる様は
興味深いです。
Ⅲの予告編で最後のラウの涙が気になります。
個人的には、２は１を超えた映画のように思いました。
こうなると、早く３が観てみたいです。
また、ちょくちょくこちらを拝見させて頂きます。
はじめてのTBだったのでうれしかったです。
3が楽しみですね♪
「鉄鼠の檻」はどうでしたか？
京極夏彦好きなものでついつい興味を惹かれちゃいました。
私はこの作品、すごく好きです。
観終わったあと、すごい満足感を得たのです。
３も楽しみです。
題名はわからないんですが、あのなんとも言えない
女性ボーカルの曲いいですね。
１でも２でも流れていて好きですわ。
なんだか２を観た後に１を改めて観るとまた違った
感じで良かったですよ。３が待ち遠しいですね！
TBありがとうございました。
やっぱり、ウォン警部は石原裕次郎に似てますよね！
最初見た時、似過ぎでビックリしました。
でも、存在感のあるいい役者さんだと思います。
まだ「２」は見てないんですが、
「ＢＧＭも抑え目で静かな演出」との事で、いいですね！
静寂を最高のＢＧＭにしてる作品は、いい作品だと思うので、見るのが楽しみです。
初めてなので嬉しかったです。私も
サムVSウォン警部を毎回楽しみしてます～
早く見たいなあ、３！
来年のGWが楽しみです☆
1をスクリーンで観なかったことを今更ながら悔やんでます。
3の時に、一気にやってくれる豪快な劇場がないかなー、、、(無理w)
サッカーで決着をつけるようになる、と。
『少林無間蹴球』近日公開。ウソでっす。
＞ラウは報われない愛の為に罪を犯す。
ここのところがしっかりと分からなくてモヤモヤしてたのですが、ほんとうにスッキリしました！
女性の私には少しキツい場面もありましたが、香港映画で修練を積んでいるので(笑)興奮しながら見ました。
う～～ん、裕次郎。私はラウ・チンワンが裕次郎に似てる気がします。笑
今更ですが、トラックバック遅らせて頂きます。
宜しくお願いします。
ウォン警部、裕次郎激似！
わたしも似てんナ～とおもってましたよ。笑。
また。
「インファナル・アフェア」まさに男薫る作品ですね。
女の私ですが、スプラッタ・グロ・ホラーもいけるクチなんで・・バイオレンスも全然おっけ～ですから(笑
今後もよろしくお願いします。
昔、金沢に住んでいて、高岡も月に一度は行ってましたねぇ・・・懐かしい（笑）
次作が待ち遠しいですね＾＾
やっと逆ＴＢできました。
結末わかってて面白く熱くなれるのだから、やっぱいい映画ですね。
どうなるか判っているのに、めちゃ面白かったです。
私は１の方はビデオでしかみてないので、スクリーンでみたかったなぁとつくづく思います。
体調のせいか？殆ど眠ってしまったので、また観に行く予定です。買うだけ買っておいたパンフレット熟読しとかないと…。
xina-shinさんは、もぉ無間序曲をご覧になられたんですね 羨ましいです
私はきっとレンタルを待つことになるでしょう～^^;
私はまだ1を見ていないので
早く観たいと思います(*'-'*)
２を観られたんですね！羨ましい。。。
多分レンタル待ちになりますが
待ち遠しいです！
この映画、〔I〕を観てから観た人と、〔2〕から観た人とでは、多分、印象が違うでしょう、と思いました。印象は違っても、それぞれに面白いんじゃないか、と感じます。
３が待ちきれません。
はやく日本語字幕つきで見たいです。。。
この映画《Ⅱ》を見ると《Ⅰ》見たくなります。
そうすると、それぞれが背負ってしまった運命がより際立ちますね。
鑑賞前は全然期待してなかっただけに、よかったです。
2作目から見ると、マフィア映画の感じが強くなりそうだなぁと思いました。