先週の土曜日、ファボーレ東宝で『THE MYTH -神話-』を観てきました。 主演はご存知「ジャッキー・チェン」、ヒロインに『ワニ&ジュナ ~揺れる想い~』『アウトライブ ~飛天舞~』『悲しき恋歌』の韓国No.1美人女優「キム・ヒソン」です。私がいま一番気になっている女優さんです。日本での知名度は『チェ・ジウ』に及びませんが、中華圏では美女として名高い女優さんです。共演に『ソウル』『リベラ・メ』の「チェ・ミンス」。 考古学者の『ジャック(ジャッキー・チェン)』は最近になって古代の武将になる夢を見るようになった。 夢の中で『ジャック』は秦の始皇帝の忠実な将軍『モンイー(ジャッキー・チェン二役)』になっていた。始皇帝の妃(きさき)、事実上の人身御供になるため古朝鮮から赴いた美しき姫『ユシュウ』の警護の勅命を受けた『モンイー』だったが、姫の奪還を狙う古朝鮮の『チェ(チェ・ミンス)』将軍の襲撃を受ける。かろうじて刃から逃れようとした二人は谷底へと転落してしまう。 『ジャック』は親友の物理学者『ウィリアム(レオン・カーフェイ)』の要請を受け、インドの古代遺跡へと向かうが、盗掘者と間違われてしまう・・・ 良くも悪くも〈ジャッキー・ブランド〉作品でした。 今回は「成龍」ではなく「キム・ヒソン」目的で見に行ったので、そういった面ではそれなりに満足できる作品でした。北京語だけではなく広東語、ハングルまでもが飛び交うアジアンワイドな作品です。(日本刀が出てくるのはご愛嬌?) 「キム・ヒソン」とならび「チェ・ミンス」も出演していますが、『バットマン・ビギンズ』の「渡辺謙」のような役どころでした。あまり過大な期待はしないほうが良いかも。 最近私の無知をあざ笑うかのように古代・近代の歴史にまつわる作品が出てきて、改めていかに自分が学生時代勉強してこなかったか痛感しています。 この作品を見る前に仕入れていた方が良いと思われるのは、秦の始皇帝にまつわる伝説です。(Wikipediaで調べられます) 劇中に出てくる兵馬俑(へいばよう)のことや、地下宮殿の伝説などを知識と知っているだけでも作品の理解度は異なると思われます。 ストーリーとしては現代と古代の二本を軸に展開していきます。そのため一度見ただけでは分かりにくいと思います。二つの物語は後半に融合していきますが、その瞬間は夢の世界なのか現実なのかちょっと戸惑ってしまいました。 考古学者『ジャック』と将軍『モンイー』の二役を演じた「成龍」。『ジャック』はコミカルで正義感のつよい役でしたが、『モンイー』はいままで「成龍」が演じたことのない、表情をあまり顔に出すことのない無口な役どころでした。無骨な感じはあまり彼には合わない感じを受けました。「成龍」はやはり明るい方がいいですね。物語後半、一人で敵の大群に挑むところなどは『PROMISE』の「真田広之」を連想しましたが、リアリティ、迫力は格段の差がありました。 古朝鮮の姫『ユシュウ』を演じた「キム・ヒソン」の美しさは想像以上でした。傾国の美女そのものの美しさでしたが、内面までは描かれておらずそういった面では彼女の魅力の6割ほどしか出ていなかった気がしました。ワイヤーアクションは大変だったであろう事はエンディングロールのNG集からも想像できました。 この作品の一番の驚きは「マリカ・シェラワット」でしょう。インドの映画はこれまで見たことがなく知っている映画も『踊る マハラジャ』ぐらいでした。キスシーンとかが規制されていてあまりセクシーな路線はないものだと勝手に思い込んでおりました。本作に出てきた「マリカ・シェラワット」のエキゾチックなセクシーさは衝撃的ですらありました。彼女を見るだけでも一見の価値があるのではないでしょうか。 挿入曲は「成龍」がデュエットしています。ハングルとのミックスだったのでちょっとビックリしました。 評価 星 みっつ 公式サイトはコチラ キム・ヒソンの日本 非公式サイトはコチラ このエントリを気に入ってくれた方はポチッとヨロシク Amazonで買う THE MYTH 神話 ジャッキー・チェン関連 キム・ヒソン関連 Amazonインスタント・ストア xina-shinのぷちシネマストア |
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ジャッキーの映画はやっぱおもしろいですね。
感動するところは無かったけど、すっきりしましたね。
コメント感謝です。
成龍の作品は必ずコミカルなシーンがあって安心出来ますね。
兵馬俑はともかく、地下宮殿も実際の話なんですね。
やっぱりその周辺の知識は仕入れといたほうが映画は楽めますね。
>「成龍」はやはり明るい方がいいですね
同感です。
それと・・見ていて私も感じましたが確かに、皇女を演じた、キム・ヒソンは綺麗でしたね。(^^
もう少し考古学の師匠とジャックの関係などを詳しく描いていたらさらに物語に深みがでて良かったかもしれませんが、じゅうぶん、楽しめました。
見終わった後に久々に「サンダー・アーム」が見たくなったのでまた近いうちに見ます。
では、また。
中国圏の人には当たり前の知識なのかも知れませんが、そうじゃないといきなりの展開は辛いかも知れませんね。
>ライオンマスクさま
キム・ヒソンが気に入られたのなら是非『ワニ&ジュナ 揺れる想い』という作品をオススメします。
『サンダーアーム』は見ていないので機会があれば見てみます。
DVD見て、確認して欲しいです。
絶対に、アスペクト比、いじっていると思うんだケドなぁ、、、
今日ようやく確認しました。確かにところどころがいじってありましたね。劇場で見たときはそんなに感じなかったんですけど・・・
特典のキム・ヒソンも綺麗でした。改めて惚れ直してしまいました。