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「タワーリング・インフェルノ」

2006年02月09日 | My DVD Collection

My DVD Collection『タワーリング・インフェルノ』

昨今なにかと話題の耐震強度偽装問題。姉歯物件以外のものも出てきて、すそ野はさらに広がりそうな気配ですが、その人たちを含め設計者の方々にこそ見て欲しい作品がこれです。

1974年全米公開作品なので30年以上前の作品ですが、テーマ・脚本そして出演陣の豪華さはいまだに色褪せない名作だと思います。私が中学・高校生の頃何度もテレビで前後編で放映され、そのたびに見ていたことを覚えています。

主演は「スティーブ・マックィーン」「ポール・ニューマン」、共演に「フェイ・ダナウェイ」「ウィリアム・ホールデン」「フレッド・アステア」「O・J・シンプソン」などオールスターキャスト。


『ダグ・ロバーツ(ポール・ニューマン)』はサンフランシスコの郊外に完成した138階建ての最新型超高層ビル『グラス・タワー』の設計を花道にリタイアし、都会を離れ砂漠に移り住もうと考えていた。
砂漠を下見し戻ってきた『ダグ』を、タワーのオーナー『ダンカン社長(ウィリアム・ホールデン)』が出迎える。彼が戻った日の夜、タワーの落成パーティーが予定されそのパーティーに設計者の『ダグ』の参加を促す為だった。
事務所に戻った『ダグ』は部下からタワー内でボヤがあったという報告を受ける。現場で『ダグ』はボヤの原因を突き止めあ然とする。彼が指定したはずの物とは数段安全性の落ちる材質のケーブルが使用されたが為に、発熱・発火したからだった。『ダグ』は『ダンカン社長』を問い詰め、タワー内の状況を確認すべく部下とともに見回りを始めた。
同じ頃、財界・政界の著名人らが落成パーティーのため、ぞくぞくとタワーに集まり始めていた。パーティーは最上階の展望レストランで行われる予定で出席者はテレビのインタビューもほどほどに最上階へと足を向けていた。
『ダンカン社長』はメディア向けにタワー内の全ての照明を点灯させるよう命じる。その過大な電力に耐え切れず地下の発電機からは煙が噴出し始めるが・・・


パニック映画の超大作であり、代名詞ともいえる作品です。

この作品には人のサガの全てが表現されています。
利益追求のため、設計書とは全く異なる質の悪い材質で建てられた超高層ビル。地獄と化したビルの中で勇敢に立ち向かう者たちと、卑劣に立ち回り生き延びようとする者、責任を全うする者と責任をあくまで回避する者など、今の世相そのままにスクリーンに映し出されていきます。
安全性を無視した時、何が起きるのか、私たちに警鐘を鳴らしてくれる作品だと思います。



タワーリング・インフェルノ@映画生活


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ゆかりん)
2006-02-11 12:35:53
こんにちは♪

これは何回も見ました。豪華出演者のうえに、作品自体もうまくできてましたよね。

欠陥だらけのビルの恐怖がすごく伝わる作品でした。

結構前なのに今みてもすごいですよね。
返信する
ワクワクしました。 (kju96)
2006-02-13 05:12:49
二大スターの競演と豪華な出演者だけでも楽しめる

豪華な映画ですね。

返信する

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