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MAio-108

素材(木、鉄、銅、陶、ガラス)の表情を生かしたものづくりをする日々

クリスマスイルミネーション

2006年12月12日 | Weblog
昨日は八王子みなみ野でクリスマスイルミネーションを準備してきました!両方とも積水ハウスさんのお仕事で、駅前とモデルハウスの2つです。クリスマスライトは皆初めてだったので、手間が掛かったけど、なかなか他の仕事では味わえない楽しさがありました。カラフルなLEDライトを使った作品が多い中、光りと影を味わえる少し変わった良い演出が出来ました。八王子みなみ野の駅前なので、近くにお住まいの方は是非遊びに行ってみてくださいその他、地元の小学生による可愛いクリスマス飾りなどがあります。

無事に終わりました

2006年11月29日 | Weblog
先週の土曜日まで行われたインテリアトレンドショーが無事に終わりました。多くのお客さんや関係者の方たちにブースに立ち寄って頂き、嬉しいお言葉を沢山頂きました。Maioが制作した入口ゲートと展示ブースが同化して、展示の一つだと分かりにくいのかなと心配しましたが、多くの方たちが制作物の前に立ち止まってじっくり見たり、触ったりしてくれたので安心しました。表参道のショールームを閉じてから人の前にMaio-108として作品を出す機会が少なかったのですが、このような大規模な場所で展示するのは大切だなと改めて思います。私たちとしては、人々の声を聞いて初めて制作した意味が見えるような気がします。
この勢いに乗って、来年も展示会をしようと企画しているので、是非いらしてください!ブログやホームページでご報告します。

毛糸のシャンデリア

2006年10月27日 | Weblog
デザイナーズウィークとデザインタイドの同時期に、Dame designが渋谷の東京山手教会(GAPの隣)で展示会をします。デザインタイドの地図には載ってないのですが、Exh19の近くです。kamigaichiさんのご紹介でMokelyさんの毛糸で作るシャンデリアのフレームを制作しました。何の接点もなかった私たちが、こういう形で一つのものを実現出来する機会を頂いて本当に嬉しいです。
今回は制作の部分のみでしたが、今後も他の業界で活躍している方たちと楽しいプロジェクトを実現出来るようになれば良いなと思います。次のメインイベントは11月22日からビックサイトで行われる、インテリアトレンドショーに参加します。是非遊びにきてください!

Mr.ティーポット

2006年10月09日 | Weblog
外に置いてある工房の窯はかなり大きいはずが、沼津に出来るマンションのモデルルームのために三宅さんが作成した花器一つで一杯になりました。毎週末陶芸に励んでいる、「どうしょう花」さんもブログ(窓際の陶芸家)でその時の様子を掲載してくれました。今回は花がテーマで、西野さんの意向でリアリティーを追求するということでした。例えば、この花器のように形は普段見るティーポットと似ていても、サイズが変わることによって意表をつき、人に与えるインパクトが大きくなるということ。素直で新鮮な印象を与える素敵なアートだと思いませんか?
リアリティーを追求する上で面白いことは、ありのままを表現したつもりでも、各自の個性が自然に現れるということです。手の形や感性は人それぞれ違うので、一言「花」と言っても、人がいる数だけの「花」があるということだと思います。

No Music No Life

2006年08月30日 | Weblog
私たちは朝から音楽をガンガンかけています。作業中だと、グラインダーやコンプレッションの音で音楽が聞こえないので、音量はつねに「大」 ラジオだとインターFMをよく聞きます。サマータイムの前は8時代はまだ作業していたので、Joint One Radio Showがお気に入りでした。自分達のコレクションは各自の好みがあるけど、ビートルズを聞くことが多いかもしれません。若い人以外が工房にいる場合は、結構喜ばれます
今日はアジアオンパレードということで、Bollywoodや台湾アーティストのCoco Leeを流してみました。集中しているときは音楽どころか、他の人の呼び声も聞こえないけど、やっぱり工房で音楽は欠かせません!

ランダムな形もアートです

2006年08月24日 | Weblog
鏡の壁掛けタイプのフレームを制作しました。細い丸棒などをある程度ランダムに溶接してから、つぶしました。画像はその一つです。いくつか並べると綺麗ですが、一つだけでもグラフィティのようなインパクトがあると思いませんか?先週の英語でしゃべらナイトのスペシャルでやっていたのですが、アンティークのバイヤーが外国で求められる日本の美は「無作為」だと言っていました。製作者がものを作る段階で全くなんの意図もなかったとは思えませんが、いかにも自然の流れにそったような形に日本人は美を感じるようです。全体的なバランスと形のリズムがあれば、清水寺のように自然の環境に溶け込めるのかもしれません。

叩いて~伸ばして~、また叩いて~

2006年08月13日 | Weblog
7月の始め頃から、工房の中では「ダンダン」という低音でリズミカルな叩く音が鳴り響いていました。叩いたフラットバーの長さはおよそ375メートル!作業自体は地味ですが、写真のように並べてみるとかなりの高級感があります。叩くよりも、真っ直ぐにする作業の方が大変でしたが、最終的に存在感のあるものに仕上がることを考えるとやりがいがあります。

これが鍛冶屋だ!

2006年07月30日 | Weblog
色々な種類の仕事が多い私たちは、仕事内容が毎回違うと言っても過言ではないと思います。その中で、最近ヨーロッパ旅行から帰ってきた横尾くんが鍛冶屋の仕事をしていました。木のドアに付ける、鉄の装飾です。釘も全てお手製です。もともと伝統的な手法に興味があったみたいですが、ヨーロッパの町並みで色々見たものの影響もあるのではないかと思います。
手の込んだものが普通に町にあって人々の暮らしの一部になっている。ヨーロッパではその価値観が今も保たれているのに比べて、東京はスピードと低価格重視で町が出来上がっているように思います。表面的な綺麗さだけに囚われているのは建物だけではないかもしれません。時代を超えて常に楽しめる、良いものが増えればなと思います。

二人兄弟

2006年07月25日 | Weblog
奈良にある興福寺国宝館から送られてきたお坊さんの写真を陶芸場の壁に社長が飾りました。それぞれに見た時の重い印象と違い、並べるとお坊さんの顔が和やかになり、まるで兄弟みたいです。実際の写真だと、人生を送ってきた人という重々しい感じがあります。彫刻でこれだけの存在感をつくれるのは、最高の技術と無心に制作に打ち込める彫刻家だからでしょう。本当の意味で、物を作り出すということを教えてくれるような気がします。