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日めくり地震予測

地震、火山噴火を易占で予測

4月14日の地震予測

2011年04月13日 13時00分00秒 | 日記
以下の予測は個人的な易占結果の発表につき、はずれても責任は一切取れません。あらかじめご了解ください。

04/14 の予測:
地域     得卦         予測
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東京都: 雷沢帰妹 六三  地震の備えは万全でしょうか。地震に注意!
静岡県: 地沢臨  九二  大きな心配はないと思います
愛知県: 風火家人 上九  大きな変動はなさそうです
大阪府: 火水未済 上九  昼以降は、大きな地震の心配はなさそうです

地震と関係の深い「雷沢帰妹」と、地震の易占としては珍しい卦「地沢臨」および「火水未済」が出ています。
また、新たな地殻の動きが始まろうとしているのかもしれません。
とりあえず用心するにこしたことはありません。


福島原発原子炉の構内の作業員 (クリックして拡大表示)



上記は4月10日に撮影された画像です。防護服に身をつつんだ作業員たちがモニターを見ながら重機を遠隔操作して構内のガレキの撤去作業を続けています。この他にも全部で250人もの人たちが危険な作業に従事されています。全員が無事で、1日も早く障害を修復されることを願います。

以下に、中部大学の武田邦彦教授が 原発 緊急情報(51)というサイトで、心配な福島原発の原子炉の最新の状況を詳しく解説しておられます。


「福島原発は爆発するか?」
  福島第一原発1号機と3号機はすでに水素爆発した。2号機は格納容器が破壊したので、爆発は免れたが大量の放射性物質が拡散した。4号機も建物は破壊されている.
  それから半月、外部からの放水は続いているが、1号機を中心に不安定な時期を過ごしている.
  「福島原発はふたたび爆発するか?」について現時点の結論の述べたい。数日前、1号機の放射線量が急に上がったので、その部分だけの判断を書いたが、少し雑だったので、ブログから取り下げ、少し調査や検討をした。
  (なお、原発の処理は長引く。なにしろ高い放射線だから作業がなかなか進まない。これについては連休前に判断したいと思っています.)

・・・・・・・・・今の結論・・・・・・・
1. 不明な点は多いが、ほぼ爆発しない.
2. 万が一、爆発したときには最大で現在の10倍から100倍に及ぶ、でも可能性が低いので、あまり心配は要らない。
3. 近県の人は具体的な準備をしておき、東京および近郊の人は爆発してからでも脱出する余裕がある。(2,3日の間、あびても体へのダメージが起こるほどの量にはならないから.仙台や山形は普段から風の向きに注意。秋田、盛岡、群馬、新潟、長野、甲府、静岡はさらに余裕がある。)

・・・・・・・・・根拠・・・・・・・・・
  判断の根拠はやや怪しい.それはデータが一部しかないからだが、これが東電が隠しているのか、あるいはもともと判らないのかも不明である.
  しかし、何とか推察してみた。
  1号機は外部からの水が圧力容器(原子炉本体)に達していない(と思われる・・次からも同じ)。従って、水は圧力容器と格納容器の間に入り、亀裂から圧力容器に入っている.
  時々、空だきになったり、余震で打撃を受けたりしている。燃料の大半は破壊され、そこから核反応物質(セシウム、ストロンチウム、プルトニウムなど)が水に漏れている。
  空だきが進むと燃料の温度は最高で2500℃まで上がり、圧力容器を突き破り、下のコンクリート床に落ちるだろう.すでにかなり損傷している可能性もある。でも、損傷が進んでいるから逆に急激なことが起こりにくい.
  だからデータは不安定だが、爆発はしないだろう。
  2号機、3号機は外部からの水が圧力容器に入っている。だから、冷却は順調で、水が亀裂から、崩壊熱分に相当する水蒸気が漏れ、大気に放射性物質を飛散させている.
  燃料の損傷も小さく、冷却も徐々に進むと考えられる。
  4号機は圧力容器内に燃料はなく、燃料貯蔵槽は大破している。アメリカは厳しい見方をしているが、爆発には到らない。
  5号機6号機も損傷しているが、爆発しない。

・・・・・・・・・
  このように、福島原発が再び爆発する可能性は低いが、原理的には起こりうる核爆発、水蒸気爆発、水素爆発の内、1号機の水蒸気爆発が考えられるが、すでに大きな力を持たない。
  また、私の判断の一つに、「全体を離れて見る」というのがある。冷却水が止まってから水素爆発が起こるのに数日だった。
  物理的な事態が進む時間は大きさのルート(0.5乗)に比例する.あのぐらい(福島原発ぐらい)の大きさの場合、2,3日だろう。従って、冷却系が切れてから数日かかって爆発した.
  それからすでに20日以上が経っている.もし同様の事が起こるなら時期が遅すぎる.また核反応も圧力容器内が大きく変化が必要だが、今の時点で起こるのは時間的な整合性がない。
  また、今では炉の放射線量、温度、圧力などが一応、報告されているので、急変してからの準備で間に合う.

【参考】
  液体窒素(約マイナス200℃)やドライアイス(約マイナス80℃)を投入すれば「水」が溢れることはないという話もあり、少しは有効という話がある。
  液体窒素は蒸発潜熱が200kJ/kgとやや高い.比熱も1だからこれに200を足すことができる。これに対して、ドライアイスは蒸発潜熱が370kJ/kg、水の蒸発潜熱が2300kJ/kgで、熱容量の20℃から100℃の分を加えると2400kJ/kgになり、液体窒素の6倍、ドライアイスの6倍ていどになる。
  水は熱容量が大きく蒸発潜熱も高いので、水が有効と思う.
  これも私の技術観がある。福島原発は戦艦大和のようなもので、このようなものを相手にするときには、あまり小さな細工は有効でない場合の方が多い.
(平成23年4月11日 午前10時 執筆)

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