「さわしかのつのおつる」
「麋(さわしか)」は、大鹿のことだそうです。
どうもトナカイの一種のようです。
麋の角のことを「麋角(びかく)」といい
その角の落ちる頃ということです。
一般の日本の鹿は春に角が落ちるそうですが、
麋は冬なのですね。
きっとサンタクロースと共に子供たちに
プレゼントを運ぶ大役を果たしたので
気分一新というところでしょうか?
私たちも今年の1年の厄を祓い落し
新たな気持ちで新年を迎えたいものです。
「さわしかのつのおつる」
「麋(さわしか)」は、大鹿のことだそうです。
どうもトナカイの一種のようです。
麋の角のことを「麋角(びかく)」といい
その角の落ちる頃ということです。
一般の日本の鹿は春に角が落ちるそうですが、
麋は冬なのですね。
きっとサンタクロースと共に子供たちに
プレゼントを運ぶ大役を果たしたので
気分一新というところでしょうか?
私たちも今年の1年の厄を祓い落し
新たな気持ちで新年を迎えたいものです。
「なつかれくさしょうず」
「乃東(だいとう)」とは、「夏枯草(かごそう)」のことで
一般には「うつぼぐさ」とも呼ばれてるこの花は
夏至のころに花が咲いて枯れたようになり、
冬至のころに芽を出します。
枯れた花穂は、利尿・消炎作用があり生薬として
用いられています。
昔の人にとっては、大切な草だったのでしょう
七十二候には、
夏至の初候 「乃東枯」
対で登場しています。
日曜日にいつもお世話になっている
神奈川建築職人会様のイベントで
主人は、餅つき
私は折形講習をさせて頂きました。
折形講習には30人以上の方が
水引で鰒結びを体験されました。
皆さん、水引を揃えるのに
言葉もなく真剣でした。
アメリカから来日されている
スタッフのご友人は、
3時間ほど何度も鰒結びに挑戦され
最後には、家でも練習したいと
水引をお持ち帰りになりました。
予定では、鶴の箸置きと箸袋でしたが、
展示していたお年玉袋にも興味を持たれ、
鶴のお年玉袋もお教え致しました。
「鱖魚群」
タイトルに「鱖」の字が表示できず
今回は、読みをタイトルに入れました。
鮭が産卵のために産まれた川に
戻ってくる頃ということかな・・・
「鱖魚(けつぎょ)」とは鮭のことではなく
「追河(おいかわ)」やまべやはえごのようです。
中国では、「鮭」という漢字は、
河豚(ふぐ)または一般の魚を
意味するようで、「鮭」という呼び方をするのは
日本だけのようです。
年の瀬、「鮭」と言えば「新巻鮭」が
お歳暮によく使われていますが
「新巻」とは
鮭を保存するために塩漬けにし
荒縄やわらで
包んだり吊るしたりしていたことから
「稲巻」「わら巻き」と呼ばれていましたが
いつのまにか
「あらまき」となったそうです。
地方によっては、娘の嫁ぎ先へは「新巻鮭」を
贈る風習があるところもあるようですが、
我が家の場合、娘の嫁ぎ先が北海道なので
横浜から「新巻鮭」というのも・・・
12月13日のみんなのキッチンでのイベント
味噌田楽御膳は、多くの方々にご来場頂き、
盛会でした。
ありがとうございました。
70食の仕込みをされた高山晴代さん
ボランティアスタッフ、協賛頂いた皆様
お疲れ様でした。
「くまあなにもぐる」
熊が冬眠すると思っている方も多いかと思います。
実は、私もそう思っておりましたが、
冬眠する動物は、秋に餌をたくさん食べて
脂肪を貯え、エネルギーの消費を少なくするために
体温を下げ、心拍数も減らし生理機能を
低下させて眠りに入ります。
先日、テレビで冬眠しているリスを起こそうとしましたが、
叩いても起きませんでしたが
ゆっくりと心臓は動いていました。
熊は、穴にもぐるのですが、
体温を下げたり、機能を低下させるわけでもないそうで
生理学的には冬眠ではなく冬ごもりということになるそうです。
その冬ごもりの間に熊は出産もするそうです。
冬山の寒さの中、地中では静かに小さな命が
育まれているのですね。
「そらさむくふゆとなる」
大雪に入り本当に寒くなりましたね。
「閉塞」は閉じてふさぐことですが、
この候では「そらさむく」と読ませています。
「へいそくしてふゆとなる」と
読む暦もあります。
厚い雲に覆われた冬の空を
イメージしたのでしょうか
昔の人の言葉は奥が深いですね。
広島県神石高原油木産の生芋100%のこんにゃく
賞味期限が6日間ということでネットの販売もしていないそうです。
生でも煮てもおいしいこんにゃくです。
12月13日(火)限定販売
都筑区みんなのキッチン
11:30~14:30
2個入り 450円
予約受付中
お申し込み・お問い合わせは
岡 090-9248-7371
★ 食の情報誌「みんなのキッチン」に
12/13(火)味噌田楽御膳の案内が掲載されました。
精進料理のエッセンスを取り入れた
発酵ベジ料理研究家 高山晴代先生と
私 礼法講師 平沼芳子のコラボ企画です。
正月事始めの日にまずは体内の大掃除からと
広島神石高原の「こんにゃく美人」さん
ひとつぼ雑穀プロジェクトさんとぴたらファームさんの
協賛を頂き70食限定でランチ提供をさせて頂きます。
まだ、お席に余裕がございます。
どうぞ、お友達をお誘いの上お越し下さいませ。
予約優先ですのでメールでお申込みをお願い致します。
zenden1213@gmail.com
★ 和の生活マガジン「花saku」12月号
毎月私のきものアルバムを連載されている
林良江さんのご紹介で
着物美人の輪のコーナーに掲載頂きました。
「たちばなはじめてきばむ」
特に何があるというわけでもないのですが、
師走の声を聞くと気忙しく感じるのは私だけでしょうか?
走り抜けるような月ではなく
じっくりと1年を振り返り、
来年の歩みの準備をする月としたいものです。
「橘」は唯一日本原産とされる柑橘類で
常緑樹である橘は、永遠・理想郷をたとえるとして
喜ばれていたそうです。
「日本書記」や「古事記」には
田道間守(たじまもり)が常世国(とこよのくに)
永遠不変の理想郷から持ち帰ったと記されていて
「橘」の名前も「田道間花(たじまばな)」が
変化したということです。
ここでいう「黄ばむ」は、葉ではなく
橘の実が黄色く色づく頃ということです。
橘の実は、酸っぱくて食べることは出来ないそうですが、
昔は蜜柑の総称とされてたそうです。