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おかき職人への道① 刻む!

2020-01-22 14:41:19 | 日記
私の勤務先では
毎年
鏡開きが過ぎると

鏡餅を解体し
油で揚げ

「おかき」として
みんなに振る舞うのである。




その任務を
担っているのが
この私!



まぁーるい鏡餅を
解体して


(実際にはこれの5~6倍の量があります)


あの
プラスチックの被り物が
厄介なので
ここまでは
男衆にやってもらう。



それらを
細かく刻んでいくのだ。




このおかき作り

もう5年ほど
続けているが

あ・え・て!
作り方を
ネットなどで検索は
してないのだ。


あるのは
職場のじっさまや
母からの情報のみ!


自分の経験だけで
極めてみたい
このおかき作り。



なので

この刻みの段階から
手探り状態であった。



初年度は
刻みのサイズが大き過ぎた。


すっかり乾燥したと思い
揚げてみたら
中から
プクーーっと
お餅が出てきてしまった。


失敗
失敗…



その後も毎年
試行錯誤を繰り返し


たどり着いたのは



5mm角!


ここまで小さくしないと
中心まで乾燥しない

もしくは

その前に
カビがはえてしまうのだ。


ただひたすらに


刻む…
刻む…



決して
柔らかいとは言えないお餅に

スッ…
スッ…

と、ペティナイフの
滑りこむ感触が
心地よい。





私はこういった
単純作業の
繰り返しが

大好き!なのだ。

いつまでも
やっていられる。

そして
どこまでも
自分の世界に
入っていける。



しかも
この作業は
仕事の一環と
みなされてるので

こんな悠長なことを
いつまでやっていても
誰からも
怒られることはないのだ。


ふっふー♪♪




刻んで…
刻んで…




2袋。







合わせて2kg弱。


さて

このあとは
天日干しにて
乾燥の工程だ。


しかし
今日はここまでで
タイムアーップ!!


次の出勤時に
やるとしましょう。




…って

なにしに
仕事に行ってんだか(笑)


《つづく》




○◎○◎○◎○◎○◎○◎○

家に半分持ち帰り
干してみました。




ホントはこんな風に
山盛りに重ねてしまっては
ダーメ!ダーメ!





風にもあてながら
時々
ひっくり返します。
(こういう地味~な作業も好き♪)