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さて、今回は言わば将棋の中日・巨人戦です。
今月２０日、ニコニコ動画で配信されたのでご覧になった方もいらっしゃるかと思います。
先手：平田良介選手（中日ドラゴンズ）
後手：丸 佳浩選手（読売ジャイアンツ）
次に、小太刀流でいくつかのお手本になる局面やあんまりお奨めとは言えそうもないいろいろなを局面をご案内してまいりたいと思います。
あなたから見て、
感心した、参考になった
チョット、その手はないよなぁ
どんなご感想をお持ちになるでしょうか？
初手からの流れをご覧になりたい方は、下記の【棋譜】により参考にしてください。
１０手目☖６４歩
２７手目☗７７桂
６１手目☗５３馬
▶小太刀が感心した局面
（１）図☖６４歩
先手が７５歩と伸ばしてきたことで、後手は三間飛車を予想して事前に手を打って対策をしました。
（３）図☗５３馬
これは『詰めろ』ですね。
この局面になる前に遡ると、☗５１と☖同銀☗５３馬と言う３手一組の手がありました。
平田選手はなかなかの巧者ですね。
見出し画像の局面（５７手目４２角成）は角のカラナリですが、好手でしょう。
この後、☗５１と☖同銀☗５３馬という前述の『詰めろ』の局面へ進みます。
ただ、褒められる手ばかりでもなさそうです。
▶残念に思う局面
（２）図☗７７桂
６６歩は角で紐づけされていたのを自ら断ち切って☗７７桂。後手が一歩得しました。
序盤での歩損は痛いです。
そこで、Shogiguiにより最善手を解析してみます。
▶最善手：☗６５歩
角交換でさばくことを勧めています。
これは勉強になりますね。
☗６５歩☖８８角成（解析では☖同歩以下（）書き）☗同飛（☗２２角成）☖５５角打ち（☖同金）・・・解析図下部の手順。
形勢グラフで示す通り、後手有利な局面もあったので、一歩得した後の展開が惜しい気がします。
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では、ごきげんよう(^_-)-☆
