きょうもお立ち寄りくださりありがとうございます。
今回は、障害者支援センター【将棋day】での局面からご案内します。
先手：小太刀
後手：Ｓさん
戦型：中飛車
私は何年振りかで居飛車にしました。
【詰めろ】
☗６１香成まで。
☖６１にいた金を取って、先手は「詰めろ」をかけました。
（Ａ）その後の読みは、後述します。
☖同銀は当然の一手でしょうが、さて、そのあとも「詰めろ」は続きます。
それを考えてみてください。
この読みは（Ｂ）で後述します。
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３手一組の読み
(Ａ）の読み（☖６１同銀ではなく、後手が別の手を指した場合）
☗７１角
☖９２玉
☗９３銀
☖同桂
☗８２金
までの５手詰めです。
美濃囲いによく見かける詰み手筋で、角と金・銀があれば詰む手順ですね。
（Ｂ）の読み（☖６１同銀と応じた場合）
☗８３桂成
☖同玉
☗７５桂打ち
☖７４玉なら
☗８３角打ち、☖８５玉には☗９７桂以下詰み。
「王手飛車取り」の含みもあり。
どちらでも後手玉は詰んでいます。
「金底の歩岩より堅し」
先手玉は安泰で、適当な手掛かりが後手に見当たりません。
実戦対局からご案内してみました。
Ｓさんは上図で詰めろを見逃していましたが、そこは勝負よりも「将棋を楽しむ場」の将棋dayですから、私から「よくある手筋ですから覚えておきたいですね。」とやんわり教えてあげました。
お互い、将棋の技を楽しみながら、棋力アップを目指して行きましょう。
ご感想などお気軽にお寄せいただけたら嬉しく思います 
では、ごきげんよう(^_-)-☆
