おもむくままに・・・!

ゆったりと、流れのままに、拾いもしない、捨てもしない・・・。 おもむくままに・・・そして私がいる。

織りなす日々に

2017-12-19 16:56:28 | Weblog




いろいろな 繰り返しが

積み重なって

説明のつかない 寂寥感と

考えても見なかった 充足感




何彼と区別のつかない

綯い交ぜの思いが

交錯するのを

手際よくさばくことの出来ないまま




夜が来て 朝が来て

ああ このまま 

新しい年に・・と




かつて 同じ思いで

この時期を過ごしたことなど

走馬灯のように

駆け巡る 心象風景




変わらないことが良いことなのか

変われないのを恥ずべきなのか

私が わたしである限り

永遠に続く 自問自答の

繰り返しの内に

去っていく日々と 時間と

それぞれの決別を


銀杏
花言葉 鎮魂、荘厳
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馬鹿だなぁ

2017-12-18 09:54:43 | Weblog






私の中の 体内リズムが

少し 崩れはじめ

夜遅くまで起きていても

翌朝 決まった時間に目覚める

目覚し要らずのルーチンが

壊れてしまった




歳末の仕事の負荷が

体内リズムに影響はじめた




慌てふためく私に驚いた

同居人トムとチィ

あきれ顔で じっと見てる




6時には起き出す人が

8時前まで寝てしまって

仕事が休みを忘れて慌てふためく姿に

落ち着きなさいよ と言わんばかりに

目で追っている




やっと 月曜日だと気づいて

馬鹿だなぁ

月曜日は 仕事しなくていいんだ




窓の外は 冬色

暖炉はないが 

五年越しのアンスリュウムが

部屋の一部となって 年中花を切らさない

味気ない暮らしの 

ささやかなアクセント 




何もないけれど

今日も 平和で

< 馬鹿だなぁ > の一日がはじまった


アンスリュウム(赤)
花言葉 情熱
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またもや・・

2017-12-17 19:22:30 | Weblog




白地図を広げて

今の位置をマークする

夢は そこから始まる



眼を瞑って画鋲を投げる

車に乗って スタートする

ナビはつかわない 



最初の目的地は 

画鋲がさした場所

そこに何があるのか



誰も知らない 街

あったことのない人々

だが なぜか 懐かしい



いつか 来たことがあるような

どこかで 会ったことがあるような



眼が合えば 微笑を交わす

すれ違えば 手を振る

それ以上は 尋ねない



また会う約束などない

また訪れるつもりもない



交錯する想いの中で

懐かしさだけが大きく育つ

心に 意味を尋ねない



時間の中を 駆け抜けて

何かを 待っている

強くひきつけるもの

激しく燃え立たせるもの




白地図の上の 夢想旅行は

おもむくままに

無計画がいい

無目的がいい



そのうち 何かに出会い

何かがおこり

大きく変化する時がくる

・・・かもしれない。



アロエ
花言葉 苦痛・悲嘆
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今日つぶやくこと

2017-12-16 20:57:06 | Weblog





哀しみは どのようにして

心に 忍び込むのだろう



涙は どうやってつくり出されるのだろう

深く考えたことはないのだけれど



哀しみと 涙は 

いつもセットで 現れて



しばらく 心の そこかしこに

漂って いたずらを繰り返す






楽しさは 心を弾ませるのに

哀しさは 暗い世界に誘い込み



余計な 杞憂を呼び起こし

涙と 握手せよと言う






心のシェルターを

用心深く 準備しようとしても



すべての哀しみの種類に合致する

シェルターなどないので



とりあえず 哀しみを拡散させて

薄めて なんとか 

その場をしのごうとする






歌をうたうとか

映画を見るとか

お気に入りの小説の世界に逃げ込むとか

旅行に出かけるとか

買い物三昧をして発散するとか





突然のように

物理的なアクシデントがおこり



たとえば 何でもないところで

転んだり

どこかへぶつかり 怪我をしたり



なくし物をしたり

どこかへ 大切なものを忘れてきたり



日ごろ言葉にしないことで

誰かを傷つけたり



そんなことたちに 救われて

哀しみを 忘れる時間を持てるから

また 違う明日を 期待できる


パフィオぺディルム
花言葉 思慮深い
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くつろぎ

2017-12-16 12:20:32 | Weblog


嬉しい プレゼントが届きました。

家の トムとチィの子供 マイクの 
素敵な写真 はじめて 披露します。


題材は ”くつろぎ ”


京都へもらわれていった 三兄弟のひとり

京都は 夏は暑いし 冬は寒い
どうしてるか 
可愛がってもらっているか
心配の種でした。

飼い主の愛情を 一身に集めて
大切にされている様子が
時おり Facebook にアップされ
《元気ですよ》とのコメントも!

今回 特別を感じたのは
クリスマスの月
いつもは カラーなのに 
白黒写真

そして 早朝 庭の掃除をしている最中に
額を 出窓にぶっつけて 
痛くて アイスノンで 冷やしながら
痛さをこらえながら開いた パソコンから・・・


一気に 痛さを忘れて ニマニマ・・ ウフフ・・

ウフフ・・ の 幸せを おすそ分け

 
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クリスマスのこと

2017-12-15 19:39:19 | Weblog




遠くから コツコツと

靴音が 近づいて

突然 スポットライトを浴びたように

白いひげをたくわえた

サンタとしか見えない姿が

現れると

にぎやかな しかし 透明感のある

心に響く音楽が 聞こえてくる




信じてもいない サンタクロースを

目の前にすると

幻を見つけたように 胸の鼓動が

激しく はやくなり

急に 怖気づいた子供のように

尻込みする気持ちがもたげ

これは 夢想だと

これは 幻覚だと 

心が 繰り返し叫ぶ




その瞬間 子供になった私の心は

空から 降ってくる

たくさんの プレゼントを

すべて 手にしたいと願い

寒い 冬の夜を 駆け回る




凍える指先に 触れるサンタの

思いやりは 

ハイパービームのように

心を 強くし

生きている価値を詠いはじめ

この世で一番幸せな時間の中を

夢遊病のごとく ただよう。



わたしの中の

奇跡を知る夜



メリークリスマス


ユーカリ
花言葉 新生、再生
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夢見るときは・・

2017-12-15 07:03:07 | Weblog





あなたを 思うとき

それは それは 遠い先の

不思議の国に ひっそりと住む

王子様のように

実体のない 




だけど 私にとっては 

大きな 存在なのを 知っていますか




わたしたちは もう

夢を見る時代を過ぎて

現実の 重みに 

打ちひしがれる時さえあり




明日を考えるとき

バラ色の雲に乗ることは決してなく




けれども

何故か 夢見ることだけは

心の一部に 許されていて




これがある限り 

いつか少女の心を

取り戻せるという 幻想を

くり返し 繰り返し




そうして 目覚めると

いつのころからか 仕組まれた

ルーティン を たどり




きりりと 顔をあげて

トロイのヘレンさながらに

わたしの戦場へ 今日も出かける




これが 

生きているということなのですね


君子蘭
花言葉 情け深い 誠実
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支えられて・・

2017-12-14 22:21:04 | Weblog





糸車を繰る 背の丸い祖母の姿

思いおこすと

いつもその傍で

赤い靴・・をうたいながら

祖母の手元の毛糸が 

丸まって ボールになっていくのを

ながめていた。



毛糸のボールは

母の手にゆだねられ

数日後には 

わたしのセーターになった



いくども 解いては

染め直し 糸車にかけ

ボールになって

母が竹の編み棒で

夜なべをして編み上げ

私は いつも喜々として手を通し 

友達の前でスキップして見せた




何気ない繰り返しだが

とてつもなく重い

意味のある時間が 流れていた




私の生き方の中で

この光景は ひとつの指針となり

迷いの中でも 堅実な方向へ

私の人生を 形づくる

よすがとなって 支えてくれる




縁側の 陽だまりの

宝物の 思い出なのだが

頭を撫ぜてくれた 

祖母の手の 温かい感触も

母の いつくしみのまなざしも

今もなお 生き生きと

蘇って来る




あの時の母の年を

とっくに越してしまった今も


ゴモジュ
花言葉 勤勉
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秘密の技

2017-12-14 15:11:50 | Weblog





陽だまりに腰を下ろして

静かな時間を過ごすとき

冬の季節の風は 厳しいながら

ふと 優しさを見せる刹那に

大きな懐を感じて

懐かしくなってしまう




かなたの地では 

雪を降らせる手先となって

人の暮らしに試練を与え

素知らぬ冷たさで渡り歩くが

それですら 人達は迎え入れ

雪まつりなどと もてなすという




心に吹く 北風は

厳しく 冷たく 

心凍らせる技を ひけらかし

取りつく島もない素振り




暖かい 愛ある心と出会うことで

心に吹く北風を 退散せしめ

幸せの時間を手に入れる

秘密の技を 恋と呼ぶ


ビオラ(紫色)
花言葉 揺るがない魂
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心をなぞりて・・

2017-12-13 20:26:34 | Weblog





重なり合った ことばの襞

通り過ぎると なんでもないことが

心の行き違いを醸しだし

修復できないことが

耐え難いまま存在するとして




忘れること 思わないこと

心に語りかけ すっとぼけて

愛してしまえば 消滅する

ささやかな 戸惑いに

大げさなタイトルをつけて

過去の自分に 届けるラブレター




愛は 偉大なり

愛は 不遜なり

愛は ひ弱なり

そして

愛は 遠大なり




明日のために

すべて

明日 生きるために




小さな・・ 

宇宙から見ると

埃ほどにも見えない

自分自身を 励ますために

書き付けることばの数々を

解き明かす無意味を

今一度 心をなぞりて


クリスマスローズ
花言葉 私を忘れないで
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心が反芻すること

2017-12-13 08:21:25 | Weblog





限りなく続く 遠い道のりを思い

ため息の出る日もある

ため息を拾い集めて 篭に盛り付け

ながめては さらに

困惑の想いに 胸ふさがれる




過ぎた日々の 楽しかったことだけが

くり返し心を 通過し

幸せ感で 満ち足りると

世の誰よりも 良い生き方をできていると

万感の喜びに包まれる




人は 一人では生きていけない

一人を この上なく愛するなどと

嘯く(うそぶく)のは やめよう

それは 兎にも角にも 欺瞞(ぎまん)でしかない

人恋しい想いを 隠すのは もう止そう




人を思い焦がれる気持ちがあれば

それは まだ生きているということなのだから

日々 生き生きとあり続けるために

素直に 恋しいと伝えよう

そこからさきへ 何を望むわけでもないのだから

ただ、恋しいと思うことを

誰が咎めるだろう


シャリンバイ
花言葉 愛の告白
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明日のために

2017-12-12 13:29:26 | Weblog




どんなに 苦しい時でも

どんなに 悲しいことでも

時が過ぎれば 何時か

思い出の一部になって

心に 楔(くさび)を打ち続けることはない




苦しい思いを 

味わったことのある心は

人の苦しみを 理解できるし

その リフレインに

一抹の郷愁さえ感じることがある




なにかしら 希望を見つけた心は

過去を修復することよりも

歩を進めて 新世界を目指す




逞しさの中に 

やや心細さがあるとしても

それは 誰もが いつでも抱く

ただの 杞憂でしかない




あしたの幸せのために

まわりに気をとられず

花開く日のために

最初の一歩を


福寿草
花言葉 幸せ
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不思議から・・

2017-12-11 22:55:17 | Weblog




哀しみの谷をわたり

喜びの山を越え

懐かしさを 積み上げ

たどり着いた ここで

あたらしい物語を作り始める




いつも始まりは 不思議からで

小さなきっかけが

深い思いへと たどり始め

気が付けば

戻り道をなくした白い記憶のページに

くっきりと プロフィールを




そして 

立ち去ることを忘れた日々が連なり

告白を待つ耳に

甘くもある ささやき

嘘とも 真実とも

見極めのつかない想いが

湧き上がってくるのを見届ける




始まりは ただの不思議

真実に近づくことを

恐れる心は

ただの不思議から始まった物語に

心安らぐ想いの続くことを 

願かける


ビワ
花言葉 温和 ひそかな告白
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誓うこと

2017-12-10 14:02:29 | Weblog





あの日 唄った歌は

心に 届かなかった




今日 口ずさんだ歌は

あなたの心を 少し揺るがした




時の流れに たゆとうて

その時々の 心の詩(うた)




自己流三昧

自画自賛




揺れ動く感情のまま

自然の美と

その存在の意味を

こころの賛歌に詠いあげ




ああ

この上なき 傲慢(ごうまん)

この上なき 尊崇(そんすう)

そして

この上なき 感謝を




過ぎ越し日々をかえりみて

来る年には 心の甲冑を

かなぐり捨て

やさしき心に

無言のまま 追従せむと 

明星の月に誓う


サザンカ(ピンク)
花言葉 永遠の愛
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私流で・・

2017-12-09 19:13:06 | Weblog





誰かが泣いている気がしたのだが

泣いているのは 

もう一人のわたし




傍を駆け抜けて

後戻りし

声かけようとするが

声がでない




たくさんの 人たちが

通り過ぎるのに

誰も気にしない




人の流れの外側で

ひたすら 腰をかがめて

涙をぬぐう姿は

哀れを誘うのだけれど




哀れを感じるひとは

誰もいないようで

皆が笑っているようにも見える




枝から 離れかけた紅葉が

蜘蛛の巣にかかったような

不器用さが

笑いを誘うのだろうか




年の瀬のあわただしさの中で

溺れそうな

頼りない気持ちを

口の端に詠わせて




平静を保つ

よすがとする智恵を

不器用と 笑わないで




良くも悪しくも

これが

私流の生き方


セイロンベンケイ
花言葉 無言の愛
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