我が家では,まだ,完全には,トイレットトレーニングをはじめていませんが,なんとなく最近,身近で話題に上るようになったので,ちょっと語ってみようかと思いました。
ただ,気まぐれママはあくまでも素人ですので。参考程度に読んでやってください。
オムツ離れは,今の日本では,
2歳くらいを目安に子どもの成長に合わせて,と保健所などではママさんたちに伝えているようです。
でも,
ママとベビの気持ちが一番大事だと思います。ママがトイレトレーニングをしたいと思っても,ベビに準備ができていなければだめだし,準備ができていても,ベビが気乗りしなければだめ。ママとベビの気が合わないと,ママもストレスたまるし,ベビだってストレスたまるに決まってる。だから,きっと,ママとベビの気があったときが,トイレトレーニングの開始時期だと思います。
●おむつ離れ(トイレトレーニング)の目安
1 おしっこの間隔が2時間程度あく
→これは,2~3日
記録をつけておくとわかりますね。まあ,大体ママの感覚でいいんですが。
2 ベビのおしっこを出す,という感覚が発達してきている
→これは,
だいたい2歳前後だそうです。2歳までは,なかなかこの「おしっこを自分でする」という感覚は成長しない,といわれています。おしっこをしたい,ともわからないし,自分で出そうとする筋肉も発達していない,といわれています。
3 おしっこ・うんちをしたい,というサインをママや周りの人に伝えられる
→「ことば」でも「手で合図」でも可。
4 ママに精神的な余裕がある
→これが一番重要だと思います。経験上。余裕がないと,失敗したときについ,イライラしますから。
これからのように
暖かくなる時期にトイレトレーニングが最適だといわれています。
汗をかくから,おしっこの間隔があくし,ぬれても,かぜをひきにくいし。
●トイレトレーニング(おむつ離れ)開始の際に用意したいもの
・おまる・補助便座 1つくらい?
あると便利ですが,べつになくても大丈夫なベビは大丈夫です。
おまるには,中に引くための専用シートもあるので,それを使うと,後始末が楽そうです。
形はいろいろありますが,あまり前面におもちゃや飾りがついているものは,ベビが遊んでしまって使えなかった,というママの声もあります。トイレに行く習慣をつけるために,楽しい雰囲気をかもし出すのは大切ですが,程々がいいようです。
我が家では,おまるにもステップにもなる補助便座を使用しています。
・トレーニングパンツ 5~8枚程度
普通の布パンツよりも厚いので,漏れても多少は大丈夫・・・かな。
あると,今,がんばってますって感じがするので,我が家では使っていますが。別に
テープ・パンツ式の紙おむつでも大丈夫です。いきなり布パンツ,なんてママさんもいました。
・ぬれた感じのわかるトイレトレーニング用のおむつパット消耗品
あったほうが便利ですね。トイレトレーニングの時期には,大体一日何回うんちをするっというのがわかってきている頃だと思いますが,念のため,トレーニングパンツの場合は特に,あてておくと,万が一,「うんっ」てされても,精神的に楽です。
・トイレに流せるおしり拭き
あったほうが便利ですね。
●トイレトレーニングの準備段階
1. 小さくても,わかる? トレーニングを始める時期にもよると思うのですが,我が家では,うまれたときから,おむつ替えの際に,オムツやベビのおなかのあたりを軽くをたたきながら,「おむつ,よごれちゃった?シーシーしたのかな?きもちわるいねぇ,きれいにしようね」と声をかけていました。とりかえたら,「ああ,さっぱりした,きもちいいね」と声をかけます。
小さいけれど,
おしっこ・うんちをする = 気持ち悪い
おむつを替える = 気持ちいい
を伝えようと思ったのです。これも,もしかしてトイレトレーニングの準備かもしれません。
でも,別に,今からでも,いいと思います。気づいたときから,おむつ交換のときに,「サッパリしたね」など,おむつがきれいなことが気持ちいい,と理解できるよう,ベビに声をかけてみることが大切なんだと思います。
2. 伝えること・伝えられることが結構大切?
我が家の場合は,まだベビが言葉を発する前からだったので,
オムツやおなかを軽くたたく = おむつを替える = おしっこ・うんち
という概念がベビに理解できるようにしていました。
言葉を発することができるようになれば,おむつを替えてほしいときや,おしっこをしてしまったときに「シーシー」などと伝えられると思います。言葉が発達していれば,ベビ自身が自分の体が成長しておしっこをした感覚,ぬれたのがいやなこと,おしっこをしたいこと,などを伝えられると思いますが,それが無理な時期は,ベビーサインならぬ,ジェスチャーでお互いに意思が疎通できるようにしておくと,きっと,楽しいと思います。
●ところで,おむつはずれって,いつのこと?
とりあえず,昼間,家にいるときにトイレでできるようになれば,まずは良しとしませんか?外出時や就寝中は,結構ハードルが高い気がします。みなさん,どうでしょう。
家にいる昼間なら,ママも体が楽だし,ベビが訴えたときにすぐ対応できる。汚れても,何とかできる。でも,外出先だと,「トイレ」といわれても連れて行けないときもあるし,用事があるから外出しているわけだから,予定通りに行かないと,いらいらも募るはず。まずは,昼間,家でできるようになったら,「うん,できた。よし」としましょうよ。ぜひ。
●トイレトレーニング開始
1. 時間を見てトイレへ誘導する
だいたい,おしっこをするタイミングがわかってきたら,そろそろかなっと思う時間にトイレへ連れて行って,とりあえず座らせてみる。
「シーシー」などと声をかけて,上手にできれば,すごい。びっくり。便座はスースーとお尻が開いているので,怖がるベビは多いと思います。怖くない,ということを伝えるために,ぬいぐるみをおいてみたり,工夫をしているママさんもいます。
我が家では,流せるおしり拭きケースについているキャラクターが好きだったので,「(キャラクター)ちゃんのお鼻,怪獣君のお鼻。(キャラクター)ちゃんのお口,怪獣君のお口。」などと歌って遊んだりしました。今でも,終わると,トイレに座ったまま,歌を歌え,と指示されることもあります。まあ,楽しいのでいいのですが。
ベビがあまり嫌がるようなら,しばらく間を空けてみたり,トイレに座れるお友達などにトイレに座っているところを見せてもらったりするのもいいかもしれないですね。
慣れてきたら,おしっこをすることを教える。「シーシー」しようね,と話し掛けながら出るのを待って,できたら,大げさに誉めてあげる。これをがんばって繰り返せば,いつかはできるようになるようです。そのいつか,はベビの体の発達と気持ちによるので,ぜんぜんできなくてもあせる必要はないと思います。ちなみに,我が家の怪獣君は,上手にできると,自分で頭をなでます。できたら,私が頭をなでていたせいだと思います。

それと,用が足し終わったことを伝える手段も考えておいたほうがよかったと思います。我が家では,「バイバイ」をします。ベビは,2回,3回と続けて用足しをすることがあります。我が家では何回かに分けてして,自分で用が足し終わると,「バイバイ」をします。バイバイをされてから,おしりなどをきれいに拭いてあげます。
2.誉める
とにかく,トイレでできたら,大げさでもいいから,誉めましょう。一緒に喜びましょう。用が足せたら,「さっぱりしたね」「よかったね」。頭をなでてあげたり,抱きしめてあげたり。いっぱい誉めて,一緒に喜んでください。ベビだけでなく,ママ自身も誉めてあげてください。一緒に喜べば,ベビも嬉しいと思います。パンツをはかせるときにも,また抱きしめたり,ほっぺたをつけてみましょう。とっても嬉しいことを言葉でなくとも,体中で伝えてあげてください。なんだか,ママのほうも嬉しくなってきます。
ちなみに,我が家の怪獣君は,ちゃんとできると,自分で頭をなでます。はい。できたら,私が怪獣君の頭をなででいました。
3. 失敗するのがあたりまえ
何もわからないベビができることのほうがすごいんです。失敗するというより,できるのがすごい。だから,失敗はあたりまえ。できたときに目いっぱい喜んでいっしょに楽しんでください。失敗したとき,ストレスをためないためにも,手身近なところに古新聞や雑巾,替えの下着などを置いておき,すばやく処理できると楽だと思います。
4.虚偽申告はあたりまえ
しょっちゅうです。100回に1度,本当の申告があればいいほう。「シーシー」といわれても,すでにしていたり,トイレに連れて行ってもしなくて,座らせると嫌がったり。すでにしてしまっていても,「おしっこをした」「ぬれて気持ち悪い」がわかるようになっただけでもすごいことです。トイレに行く,というと,ママが相手にしてくれるので,ゲームをするように喜んで申告することもあたりまえ。だから,トイレトレーニングは,ゲームみたいなもの。虚偽申告も失敗もあたりまえ。だから,できたときに大げさに喜び合えばいいんだと思います。
5.あせらない うちはすぐに外れた,「昔は~」,など外野はやいのやいの言うことがあります。でも,いくら仲のよい友達でも,いとこでも,兄弟でも,体は一人一人違うのです。「あら,もう,『じょうずにできたねぇ』って一緒に感動すること,なくなったの?かわいそう。うちはまだ,できたときにいっしょに喜べるわよ』くらい言い返しましょう。
「昔は~」は,昔と今の事情の違いがあるので,かるぅく受け流しましょう。一緒に面倒を見てくれるお姑さんがいることも少なく,昔に比べて小さい子を連れて外出する機会も多い。おむつ事情も違う。ぜんぜん違うのです。角が立たないよう,軽く受け流しましょう。
6. トイレットトレーニングはゲームだ!!
とにかく,楽しむことだと思います。不謹慎だと思われるかもしれませんが,どうせ失敗はします。どうせなら,普段は楽しくしていないと,ほんとうに煮詰まってきてしまいます。ベビもママも楽しめる,そんな気持ちではじめて,続けてみましょう。
と,ここまでが一般論です。
で,我が家ですが,ベビの成長がちょっと早かったみたいで,4ヶ月くらいから,
「泣く」→「おむつをあける」→「まだしていない」 → 「1~2分たってからおしっこをする」を繰り返しました。
それで,6か月くらい,首が据わってから,泣いたあと,おむつが汚れていなかったらトイレに座らせてみました。すると,しゃーっっっ。おおっ。
トイレは穴があいていて,おしりがスースーするので,怖がるベビちゃんが多いのですが,我が家は大丈夫だったようです。
そこから,のんびり,ベビが教えたとき,それから食事の後,お出かけ前は今もトイレでしています。パンツをうんちでぬらすことはもうほとんどなくなりました。一日2回くらいはパンツがおしっこでぬれることはありますが。まだ夜はおむつです。
ちなみに,1歳3ヶ月です。そう,もう半年以上ももこんなことしてます。はずそうと思えばできるんだろうけど,まだ無理をしていません。
たぶん,「おしっこをしたい」という感覚が早く発達して,そのサインをたまたま私が理解できたんだと思います。
で,もともとおむつ替えのときに,のちのちのことを考えて,「おむつよごれたね」「シーシー?」「かえようね」と声をかけながら,おしりというか,ベビのおむつやおなかをかるくたたいていたんです。そうしたら,8ヶ月くらいからは,「シーシー」と,自分でおなかなどをたたくようになりました。「伝える」方法をベビが気づいたんだと思います。
そんなこんなで,マイペースですが,他のみんなよりちょっとはやめにトイレで用を足しています。
まったく,あせる必要はなく,保健師さんいわく,「
身体機能が十分に発達すれば,おむつで小学校に通う子はほとんどいないから」。周りのお友達を意識するようになると,ベビにだってプライドや意地があります。自分からやってみよう,というきになるかもしれません。そういう点で,保育所や幼稚園に通い始めた頃,始めるのもいい機会だと思います。
つまり,そのくらい気楽に行きましょう,ということですね。